iPod交換
合宿こぼれ話
GWの古楽合宿の帰り、長野新幹線の自由席に空席をみつけて師匠と通路を挟んで並んで座ることができた。会話をする訳にもいかず、東京までの時間、音楽でも聴こうとiPodを取り出していたら、師匠が「ちょっと交換しよう」と荷物の中から彼のiPodを差し出してこられた。
「えっ?」と一瞬とまどったものの、何が入っているのか判らないのが面白い、ということらしい。
しかし自分のには一般のCDの他に、自分のライブ演奏が結構入っている。聴かれて困るものはないが、恥ずかしいものはある。とはいえ師匠からの提案を断るわけにもいかず、交換に応じることに。
手に取って扱ってみると確かに人のiPodって自分のと全然構成が違って迷路に分け入ったような戸惑いを覚える。師匠のにはーこれは企業秘密なんだろうなあー演奏会向けに準備されたと思われるプログラミングのシミュレーションやカラオケ練習用のオスティナートMMOが組み込まれていて、ほう、アントネッロのNY公演はこういうプロだったのか、などわかって面白かった。
先に下車する師匠が「なかなか面白かったよ」と言って僕のを返してくれた。
いったい何を聴かれてしまったのか、それがちょっと気になる。
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