アリーナ・イブラギモヴァ(その2)
前日のベートーヴェンが気に入ったので今度はラヴェルを手に入れてきた。
ルクーとラヴェルのスタジオ録音。
このプログラミングについてはツェルビネッタさんのブログに昨年9月、ウィグモアホールで開かれた演奏会の感想があるので、そちらを見ていただく方が僕のつたない文章よりもいいかも。
彼女、新しい曲も古い曲もなんでも柔軟に弾きこなしているところもすごい。考えてみれば、1985年生まれで10歳のときにロシアからイギリスに引っ越してきたというから、当時は既にロンドンではあまたの古楽活動が普通に(盛んに)行われていた時期。彼女にとってはモダンの奏法もピリオド奏法もどちらも曲に応じて自然に弾き分けて当たり前っていうことなのかも知れない。そこらへんクレーメルとか前の世代と大きく違うところなんだろう。
動画を見ていたらロイヤルカレッジのときの友人と組んだキアロスクーロ・カルテットのモーツァルトではクラシカルボウを使っているようだし、AAMを率いた演奏ではビーバーやヴィヴァルディ等をバロックボウを自在に扱って弾きこなしている。そんなに驚くほうがむしろおかしいのか。
そうそう、このCDではピアノのセドリックの良さも耳を惹き付けた。息が合ったアンサンブルって聴いていて気持ちいいけど、この人のピアノはそれに加えて音がすごくきれい。
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