アリーナ・イブラギモヴァ
ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノのためのソナタ。
ミドリ・ザイラー(Vn)とインマゼール(pf)のCDが店頭に並んでいたので試聴してみたら1曲目の春のヴァイオリンの音の伸びやかさが気に入って購入。なんとなく比較してみたい気持ちになってついでにアリーナ・イブラギモヴァ(Vn)とセドリック・ティベルギアン(p)のCDも同時に手に入れてきた。
ミドリ・ザイラーのバロックヴァイオリンはやっぱりガット弦特有の音の出だしのひっかかる感じがたまらない(特に低音域で)。それでいて高音域も伸びやかな音。音色ということで言えばピアノフォルテの典雅な感じもいいよね。
なんて思いながら次のCDを聴いてぶったまげた。イブラギモヴァの演奏はこれはロンドン、ウィグモアホールでのライブ録音。収録は一日だけのようだから編集なしってことだよね。それにしてはこの完成度の高さ。重音とか完璧だしテクニックもすごい。だけどそれをこれ見よがしに聴かせるというのではなくて音楽に合わせて激しくもやさしくもなる自在さ。モダンピアノの音もきれいだし、デュオの息もぴったりと合っていてライブならではの緊張感や熱気が伝わってくる。この演奏会に居合わせた人は幸せだったろうなあ。うーん、やられた。
というわけでCD聴いたあともYouTubeとかで彼女の映像を探したりしてすっかりファンになってしまいましたとさ。
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