CDその28 The Art of the Baroque Trumpet, Vol. 1
カテゴリ: Omnibus
タイトル: The Art of the Baroque Trumpet vol. 1
演奏団体: Nils-Erik Sparf / The Drottningholm Baroque Ensemble
Trumpet: Niklas Eklund
収録曲目: Trumpet Concerto No.1 in D (Georg Philipp Telemann)
Trumpet Concerto No.1 in D (Johann Melchior Molter)
Trumpet Concerto in D (Johann Friedrich Fasch)
Trumpet Concerto in D (Leopold Mozart)
Sonata in D (Giuseppe Torelli)
Sonata in D (Henry Purcell)
Suite in D (George Friedric Handel)
録音年月: 1995. 8 Stockholm
レーベル: Naxos 8.553531
コメント: バロックトランペットに馴染みのない人にこの楽器の良さを知ってもらうCDとしてどれか一枚、と言われれば僕は迷わずこのエクルンドのを選ぶ。冒頭のテレマンの音の伸びやかさと正確なイントネーション、モルターの高音域での自在な軽やかさ、ヘンデルの趣味のいい装飾音符。選曲もいいし演奏もピカイチ。まさにアルバムタイトル通りバロックトランペットの芸術が目一杯に詰まったCDだ。自分が最初にこの演奏に出会ったときは「この楽器でここまでできるんだ」とショックを受けたし、どうやったらこの演奏に自分が近づくことができるのか、の模索の日々がそこから始まったといってもいいくらいインパクトの大きかったアルバムなのだった。今までにいろんな名手のCDがリリースされてきたけれど、この演奏の素晴らしさを超えるものはまだ現れてないと思う。
ニコラス・エクルンドは1969年スウェーデンで生まれ、父の指導のもと5歳からトランペットを吹き始め、パリのティボーに習ったあとバーゼルのタール教授の元で古楽器を学んでいる。このCDを録音した翌年に開かれた第1回国際アルテンブルグ・バロックトランペットコンクールでは27歳にして栄えある初代優勝者となった。
第1集を聴いて気に入ったら是非このシリーズの第3集も併せて聴いて欲しいところだ。
お奨め度: 特選盤
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コメント
初めまして、ヒロチェリと申します。
バロックトランペットのことを調べていたら、こちらのブログ(記事)を見つけることが出来ました。
このCD(というか、「The Art of the Baroque Trumpet」シリーズですね。)、もの凄く良いですよね。
私はこのCDを御茶ノ水のディスク・ユニオンで視聴して、最初のテレマンで一聴してノックアウトされました。
トランペットとはこんなにも柔らかく、温かい音色を出せるんだ!と驚愕したのを、つい昨日このことのように覚えています。
このシリーズは5枚、全て聞きました。
出来れば他にも色々と聴きたい曲があるので、録音&リリースしてくれれば嬉しいのですが、多分、5枚で完結なのでしょうね、それが少し残念です。
(ないものねだりですね・・・(汗))
まぁ、それを抜きにしても、このディスクに出会えたことは非常に良かったと思っております。
投稿: ヒロチェリ | 2013/06/24 23:12