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2012年11月

2012/11/30

CDその41 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Gardiner)

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カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: John Eliot Gardiner / The English Baroque Soloists

Trumpet: Crispian Steele-Perkins

      David Staff

      Stephen Keavy

Timpani: Christopher Hind 

Horn:   Anthony Halstead

      Christian Rutherford

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 1987. 1

レーベル: Archiv  UCCA-3148/9

 

コメント: トランペットの音色、ややこもり気味。8曲目のバスのソロでも同様で、なんだろう、ラッパが風邪をひいたかなって感じ。演奏はソツないけれど、一つ一つの音符を全てクリアにタンギングしているのがあんまりスマートじゃない感じに聴こえる原因かも。多少アーティキュレートしてもいいと思うんだよね。などと思いつつスコアと見比べてみたらパーキンスは楽譜に忠実にスラー、スタッカートをつけているんだということが判明した。なるほど。バロック音楽の演奏習慣だとそこまで楽譜に忠実になる必要もないのではなかろうか。

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2012/11/29

CDその40 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Christophers)

190a  190b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Harry Christophers / The Sixteen Choir & Orchestra

Trumpet: unknown

Timpani: unknown 

Horn   : unknown

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 1993. 1

レーベル: Collins Classics   TF 91095

 

コメント: 初っぱなから驚くことに第1曲目の8小節目がすっぽり抜け落ちている(ダカーポしてからはちゃんとある)。編集で切り過ぎたんだね。誰も気づかなかったんだろうか、ちょっと粗悪品だよ。 ところがナクソスライブラリーにアップされているCoroレーベルの同じ録音はちゃんと譜面通りになっている。廉価盤落ちしたときになくなってしまったみたい。これも廉価盤の悲しさ、ブックレットに奏者のクレジットがないけど吹き方から多分クリスピアン・スティールパーキンスじゃないかと思う。

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2012/11/28

CDその39 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Harnoncourt)

193a  193b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

Trumpet: Andreas Lackner ( I - III )

      Wolfgang Gaisböck

      Herbert Walser

      Franz Landlinger ( IV - VI )

Timpani: Dieter Seiler 

Horn:   Hector McDonald

      Georg Sonnleitner

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 2006.12 - 2007.1 (Live)

レーベル: Deutsche Harmonia Mundi 

 

コメント: 歴に従って演奏したライブを収録したため前半の3部と後半の3部の奏者が異なっている(前半のトップはラックナーで後半は多分ガイスヴォックだと思う)。1曲目のワクワク感は申し分なし。9曲目がこんなに元気でいいのだろうかとは思う。64曲目の2小節目の最初の2拍をスラーで演奏する(同様のパターンはすべて同じ)のはアーノンクールの解釈だと思うんだけど違和感あるね。

お奨め度: 推薦盤

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2012/11/27

CDその38 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Fasolis)

192a  192b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Diego Fasolis / I Barocchisti

Trumpet: Markus Würsch

      Hanspeter Wigger

      Roland Klaus

Timpani: Daniel Bertschi 

Horn:   Brunello Gorla

      Gabriele Rocchetti

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 2002.12 - 2003.1 (Live)

レーベル: Arts  47714-8

 

コメント: 1曲目テンポ早すぎてクリスマスを迎えるワクワク感がどっかに飛んじゃってる。ライブ収録のせいかラッパ、ティンパニともちょっと乱暴すぎていただけない。後半6部の2曲もちょっと暴力的で好みではない。よく吹いてはいるんだけどね。

お奨め度: 


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2012/11/26

CDその37 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Kuijken)

191a  191b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Sigiswald Kuijken / La Petite Bande

Trumpet: Graham Nicholson

      Thibaud Robinne

      Gilles Rapin

Timpani: Peppie Wiersma 

Horn:   Teunis Van der Zwart

      Petrus Dombrecht

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 1997.12 (Live)

レーベル: Denon  COCQ-84186-7

 

コメント: クリスマスオラトリオでトランペットといえば冒頭の曲もさることながら、やはり第8番のバスのアリア Grosser Herr と終曲第64番のコラールに耳がいってしまう。このクイケン盤ではグレアム・ニコルソンがトップを吹いているのだろうが、ナチュラルピューリタンの彼のことだから多分孔なしのナチュラルトランペットなんだろう。そうだとすると感嘆すべきテクニックで吹ききっている (ただどうしてもそうは思われなくて一つ孔なんじゃないかと疑っているのだけれど。というのもこれより後の2000年のメキシコライブのロ短調ミサではピッチがこれほど見事に吹き分けられていないからなんだが)。それにこのソロの歌い方の気ままさはどうだろう。歌うことは大事だしなにもきっちりと演奏するのが良いと思っているわけではないが、ライブ盤だからか音の長さとかがとても不揃いでそれがちょっと気になる。

孔があるのかないのか、人にとってはどうでもいい点なんだろうけどラッパ吹きの自分としてはそれが知りたいところだ。

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2012/11/25

ロ短調ミサ曲演奏会 終了

今年一番気合い入れてた演奏会が終了。

ターフェルムジーク鎌倉もこれでピリオド。

思えばなかなかやで活動していたその昔、団長の吉田さんが自分のバロックトランペットを気に入ってくれて誘っていただいて、それまで縁のなかった鎌倉方面へ通い始めたのが約10年前。以来ずっとゲストとして呼んでいただき、こういう記念すべき演奏会までかかわってこれたのは幸せなことだった。その間この団体で育てていただいた成果を発揮すべく提供された最後の曲がロ短調ミサ、燃えない訳がない。

去年は3回も吹くチャンスがあったロ短調、今年はこの1回のみ。フィギュアスケートの選手たちのコメントではないが、自分にとっては毎回やるたびに克服すべき課題が見え、それにチャレンジしていくっていうやりがいのある曲になっている(一時期はそれがクリスマスオラトリオだったけど)。さて、今回は見事4回転を決められたのか? 答えはYesでもありNoでもあった。

No は出だしのGloria。ペース配分を考え、慎重に始めたのが良くなかったのか、タクトがいきなり振り下ろされたのに動揺したのか、自分が課題としていたハイDあたりの音を決めるところでいくつかとりこぼし。うーん、最初から積極的に飛ばしていけばもっと違った結果になったかも。

Yesは気を取り直してのCum Sancto Spiritu 以降。毎日さらっていたんだからその成果をお客様に聴いていただかないと。そのためには自分が普段と同じようにリラックスして集中しないと。と思って曲に乗るように気分を前向きにして、ちょっと出し気味にしたら、(自分でも認識していたけれど)表情も明るくなってノリノリで吹くことができた。これは多分に今回一緒に演奏してくれた仲間のおかげでもある。

クレドの最初のソロもOK(リハの演奏が最高ではあったけれどね)、Et resurrexit は多分自己最高、Sanctus の高音連発も練習通りクリアし、気分良くOsanna のダカーポでの装飾も入れることができた。そんなふうだったので、いくつか課題としていた点の取りこぼしはあったのだが、最後まで気分良く演奏することができた。最後のアンコールではちょっと吹き過ぎてバランス崩しちゃったかな。ま、いいよね、アンコールだし。

自分だけではなく、オケも合唱も、それにもちろんソリストもすごく気合いの入ったいい演奏だった。最初の頃の演奏から考えると思いもよらなかった高みまでみんなで一緒に来られたっていう感動。

全部を演奏し終わり、ステージ上で団長に依る「感謝の会」が異例の催しながら感動的でこれまた良かった。団長の人柄が出たいい企画。なんだかしみじみしちゃったけれど、冒頭に書いたとおり関わってこれて良かったとこちらも感謝。

というわけで100点満点とはいかなかったけれど、自分としては大いに満足した演奏会だった。打ち上げでテノールの石川さんがおっしゃってた「練習は裏切らない」は本当にその通りだと思う。できなかったところは練習が足りなかった証拠、課題はなくならないね。またこのメンバーでここで演奏できるチャンスがあればなおいいのだけれど。団長の心変わりを待つしかないね。

Img_2295_2  Img_2304  Kamakura

(写真左)会場にはこれまでの演奏会でのショットなどが展示されていた 

(写真中)今回のラッパ隊のメンバー 

(写真右)打ち上げにて。左から団長の吉田氏、コンミス小池さん、アルトソリストちはるさん、僕、団長夫人

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CDその36 Tribute to Old England

45a  45b

カテゴリ: English Music

タイトル: Tribute to Old England

演奏団体: Berliner Barock Compagney 

Trumpet: Reinhold Friedrich (Rainer Egger 1997)

      Bill Forman 

収録曲目: Concerto 1 in D (Richard Mudge)

      Suite of Ayres for the Theatre in D (Jeremiah Clarke)

      Sonata Op1-12 in C (William Corbett)

      Sonata in C (Godfrey Finger)

      Trumpet Tunes (Valentine Snow)

      Sonata in D Z850 (Henry Purcell)

      Sonata in C (Henry Purcell)

録音年月: 2001.7  Berlin 

レーベル: Capriccio 67 013 

コメント: トランペットの名手フリードリッヒがバロックトランペットにトライした最初のCDはイギリス音楽集。テクニックが素晴らしいのはもちろんのこと、アーティキュレーションや音のシェイプ、フレージングなどピリオド奏法がちゃんと(といっては失礼だが)モノになっている。音楽のレンジの広い奏者なんだなあと感心した一枚。と思いつつ改めてブックレットを見直したら「20年以上に亘って愛と友情をもって指導してくれたタール教授にこのCDを捧げる」とあった。なるほどね。

お奨め度: 推薦盤

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2012/11/24

「パルテノペ」終了

ヘンデル協会のオペラ「パルテノペ」公演、終了

参加させてもらってありがたかったし楽しかった。オケは敬愛するコンミスを始めとして信頼する仲間たち。曲はヘンデルなのでラッパの出番は少ないながらもカッコ良くて、しかもそれほど難曲でもなく、ラッパが映えるおいしい曲ばかり。エコなオケにするためにホルンとリコーダーも掛け持ち。バロックナチュラルホルンは前もって楽器をお借りして練習することができたのだが、やはり難しいことに変わりはなかった。でもとりあえず大過なく演奏できてホッと一安心。リコーダーはトラベルソ2本の下のパートを吹く予定だったんだけれど、相方のホルン吹きの要望により前日のリハでバトンタッチということになった。

Img_2242ふさを付けてみた
Img_2243今回使用した楽器たち  
Img_2245オケピットは舞台の上 

本番中は出番が少ないことをいいことに舞台袖からステージの演技をじっくりと見せてもらって歌い手さんたちのアリアとストーリーを堪能させてもらった。

終演後、聴きに来てくれた友人たちから「トランペット良かったね」と言われ、ともかく自分の役目を無事果たすことができたかなと胸をなでおろす。

オペラを上演するのは本当になにかと大変。歌手、器楽にとどまらず衣装や舞台道具、字幕に照明、それらを統括する演出、監督。オペラ制作にかかわるこれら全ての人が自分の持っている能力とエネルギーを注ぎ込んで一つに作り上げて行くその過程が素晴らしくて、オペラに関わるたびにいつも感動する。これが一回こっきりの公演で終わってしまうのは本当にもったいない。財政的なことが許されるのなら何回か舞台にのせてもっと多くの人に観てもらいたいものだ。

Img_2255リアルタイムの字幕隊 

Img_2207衣装のかずかず 
 
Img_2232辻さんにポーズをお願いして一枚 

そんなこんなで充実した数日間だった。公演後の打ち上げではハイな気分で気持ちよくビールをいただいたのだった。

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CDその35 Monteclair / A la guerre!

39a  39b

カテゴリ: French MusicTrumpet Ensemble

タイトル: Monteclair / A la guerre!

演奏団体: Ensemble Pian & Forte

Trumpet: Gabriele Cassone (F. Somaini 1992)

      Luca Primo Marzana (F. Somaini 1992)

      Jonathan Pia (F. Somaini 1995)

      Mauro Bernasconi (F. Somaini 1994)

収録曲目: Concertos for trumpet and Basso continuo

      (Michel Pignolet de Monteclair)

録音年月: 1998.11

レーベル: Dynamic CDS 229 

コメント: もともとはモンテクレールが1724に出版したフルートと通奏低音のための曲集をトランペット用にアレンジしたもの。全64曲のうち43曲にトランペットを入れた編曲(うち9曲はTrp 4+Timpのアンサンブル)になっている。原曲が戦いをテーマにしているのでラッパで演奏するには適した題材といえる。通奏低音がチェンバロなのが優雅な感じ。

お奨め度: 


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2012/11/23

CDその34 Baroque Trumpet and Strings

66a  66b 

カテゴリ: Omnibus

タイトル: Baroque Trumpet and Strings

Trumpet: Paul Plunkett (Meinl and Lauber 1977)

収録曲目: Sonata in D (Alcangelo Corelli)

      Concerto in D (Georg Philipp Telemann)

      Sonata Op.3-1 (Andrea Grossi)

      Sonata in D (Carl Biber)

      Sonata G7 (Giuseppe Torelli)

      Concerto No. 2 (Johann Melchior Molter)

      Sonata in D (Henry Purcell)

      Sonata in C (Carl Biber)

      Sonata G1 (Giuseppe Torelli)

      Suite in D (Georg Frideric Handel)

録音年月: 1991.9  Melbourne

レーベル: Move Records MD 3127 

コメント: オーストラリア出身のポール・プランケットのソロアルバム。バロックトランペットの名曲を一通り揃えている中でカール・ビーバーの2曲は珍しい選曲。技巧派の奏者らしく冒頭のコレッリのソナタからいろいろと追加の装飾音が満載で楽しめる。が、その反面音楽がややせせこましくなっている面がなくもない。モルターやビーバーみたいにそもそも細かい音符の超絶技巧の曲があるのだから逆にコレッリやテレマンでは伸び伸びした部分は歌って聴かせて対比した方が良かったのではなかろうか。

それからこのCDのテレマンの有名なコンチェルトの演奏ではMusica Raraから出版された譜面を使っているようだけれど、この譜面、いろいろ誤植があるのが難点。それをそのまま使っているのがちょっと残念。

お奨め度: 


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2012/11/22

CDその33 Viviani / Capricci Armonici Op. 4

62a  62b  62c

カテゴリ: Italian Music

タイトル: Viviani / Capricci Armonici Opera Quarta

Trumpet: Andreas Lackner (Keavy Vanrayn 1991)

収録曲目: Sonata prima per Trombetta sola (Giovanni Bonaventura Viviani)

      Sonata seconda per Trombetta sola (Gio. Bonaventura Viviani) 

録音年月: 1999. 9  Hallstatt

レーベル: Arcana A 302 

コメント: 毎年夏に開かれるインスブルックの古楽音楽祭では(今は無くなってしまったが)古楽アカデミーが併設されていて弦、管、うたなどさまざまなマスタークラスを受講することができた。僕が参加した2003年のときはコルネットがブルース・ディッキー、サックバットおよびアンサンブルはシャルル・トゥート、そしてバロックトランペットはアンドレアス・レックナーという講師陣だった。

そのときアンドレアスにみてもらった曲がこのヴィヴィアーニのソナタ。「君はどうやってこれ(バロックトランペット)を勉強したの?」と訊かれ、「独学です」と答えると「そうか、俺もそうなんだ」と言って笑ってた。レッスンでは表現の振幅を大きく、感情豊かに演奏することをとても熱心に教えてくれた。このCDを聴くとそのときのことが思い起こされる。

さて、余談はさておき、ヴィヴィアーニが1678年に出版した作品集には20曲のヴァイオリンソロの曲に続いて2つトランペットソロの曲が含まれている。ファンティーニの教則本を除くとこのヴィヴィアーニのソナタがトランペットと通奏低音のために書かれた曲としては最も初期に属するものだ。従ってどのように曲を解釈するかも奏者のイマジネーションに頼らざるをえない面が大きい。このCDはその曲集を収めたもので、Gunar Letzborのヴァイオリンも素晴らしく、初期バロックの演奏スタイルを学ぶという観点からも非常に参考になるアルバムだ。

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お奨め度: 推薦盤


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2012/11/21

CDその32 Musik der Hofkapelle zu Kremsier

51a  51b  51c  51d

カテゴリ: Austro-Bohemian Music

タイトル: Musik der Hofkapelle zu Kremsier

演奏団体: Anima Mea 

Trumpet: Ute Hartwich (Rainer Egger 1990)

      Henry Moderlak (Rainer Egger 1998)

収録曲目: Sonata I a8 (Heinrich Ignaz Franz Biber)

      Sonata a3 (Johann Heinrich Schmelzer)

      Sonata a5 (Johann Heinrich Schmelzer)

      Sonata VII a5 (Heinrich Ignaz Franz Biber)

      Sonata “Tribus Quadrantibus” (Pavel Josef Vejvanovsky)

      Sonata X a5 (Heinrich Ignaz Franz Biber)

      Ciaccona (Philipp Jacob Rittler)

録音年月: 2001. 9  Berlin

レーベル: Mard Aurel Edition  LC 00572 

 

コメント: ウテ・ハートヴィッヒ(と発音するんだろうか)が率いるアニマ・メアの初CDはボヘミアのクレムジアにゆかりの作曲家たち(ビーバー、シュメルツァー、ヴェイバノフスキーなど)の作品を集めた佳品。トランペットの曲に限らず弦のアンサンブル曲やトロンボーンが活躍する曲など選曲・構成が巧みで、ボヘミア特有のちょっと陰りのあるそれでいて雅な世界を堪能することができる。欲を言えばビーバーの4番のソナタも入っていると良かったんだけれど。

ウテはケルンでフリーデマン・インマーに、バーゼルでタール教授にバロックトランペットを習い、現在はライプチヒの音大で教えつつフリーランスでドイツを中心に各地の古楽グループで演奏をしているようだ。インマーさんに師事すると必然的にそうなるのか、ショートタイプ(3つ孔)のバロックトランペットを使用。

彼女の演奏は非常に巧みで安定している。 シュメルツァーの5声のソナタなどは技巧的にも難しく、上手く聴かせるのは至難の技なんだけれど、ウテはこれをなんなくこなすどころかなるほどと聴き手を説得させる演奏をしている。

このグループ、2枚目のCDは出してないのかしらん。

お奨め度: 特選盤

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2012/11/20

CDその31 Sound the Trumpets from Shore to Shore

52a  52b

カテゴリ: English Music

タイトル: Sound the Trumpets  from Shore to Shore

演奏団体: The English Trumpet Virtuosi

Trumpet: Andrew Hoskins

      Mark Hoskins

      Stephen Keavy

      Robert Vanryne

共 演 : Emma Kirkby, Evelyn Tubb (Soprano)

収録曲目: Symphony from Bonduca (Henry Purcell) MH

      Sonata (Godfrey Finger) AH

      “Sound Fame thy Brazen Trumpet” (Henry Pucell) MH

      Sonata in 7 parts (William Topham) AH, MH

      “This way Mortal bend thy Eyes” (John Weldon) AH

      Sonata (John Barratt) MH

      “Hark the glorious Voice of war” (John Weldon) MH

      “Sound the Trumpet” (Henry Purcell) AH

      Sonata (Daniel Purcell) MH, AH

      “Awake, awake, thy Spirrits Raise” (John Eccles) AH, MH, SK, RV

録音年月: 1994. 6  Cambridge

レーベル: Columns Musica Oscura 070979 

コメント: トランペットのホスキンス兄弟はマーク・ベネットやステファン・キーヴィにバロックトランペットの指導を受けたのち、1992年にこのグループを結成した。冒頭のシンフォニーから美しく優雅な演奏でパーセルの音楽、時代に引き込まれる。ソプラノにエマ・カークビー、エヴィリン・タブの両歌姫を配して超豪華。パーセル以外にも同時代のイギリスの作曲家が当時の名プレーヤーだったShore一族(Johnとその父親Matthiasおよび叔父のWilliam) を想定して書いたトランペットのための音楽がたくさんあったことを偲ばせる多彩なプログラムになっている。

難点を言うと、フィンガーの演奏に問題あり。ヴァイオリンがやけに音を間違えるなあと思っていたら、そうこうするうちにトランペットも音を間違ったりAdagio楽章では出る場所がそこじゃないだろ、ってことが頻発して来た。あ、これは楽譜のせいだね、きっと。編集間違いか誤植なのかはわからないけど。普通こういうのは曲作りをしているうちに「変だな」と気がついてオリジナルや他のエディションにあたったりするもんだけどね。つまらないところで信頼感を失うのはもったいない。

お奨め度: 


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2012/11/19

演奏会のお知らせ(11/24)

ターフェルムジークコンサート
バッハ ロ短調ミサ曲演奏会

日時:2012年11月24日(土)午後2時開演
場所:逗子文化プラザなぎさホール
曲目:J.S.バッハ ロ短調ミサ曲 BWV232
演奏:藤崎美苗(Sop)高橋ちはる(Alt)石川洋人(Ten)薮内俊弥(Bas)
   ターフェルムジーク鎌倉 (合唱およびオーケストラ)
指揮:大竹尚之

これまで20回に亘ってバッハの教会カンタータを演奏してきたターフェルムジーク鎌倉が最後にお送りするバッハの集大成、ロ短調ミサ曲です。おかげさまでチケットは完売らしく、大変申し訳ないのですが当日券もないとのことです、すみません。

自分としてはロ短調ミサはこれが7回目、やればやるほど課題は見つかるけれど少しずつ成長しているのも確認できたりするので今後ともさらに取り組んで行きたい曲です。でも、ターフェルムジーク鎌倉はこれで終止符とか。思えば2003年の第1回に呼んでいただいたときが自分のバロックトランペットでのバッハカンタータ初挑戦でした。それ以来とてもお世話になってきた団体の記念コンサートです。悔いの残らないよう今までで最高のロ短調を演奏したいと思っています。

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CDその30 Europäische Barockmusik für Barocktrompeten und Orgel

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カテゴリ: Omnibus

タイトル: Europäische Barockmusik für Barocktrompeten und Orgel

Trumpet: Guy Ferber

共 演 : Rolf Schweizer (Organ)

収録曲目: Sonata in D (Henry Purcell)

      Suite in D (Jeremiah Clarke)

      Sonata prima (Giovanni Bonaventura Viviani)

      Sonata seconda (Giovanni Bonaventura Viviani)

      "Nun lob mein Seel den Herren" (Georg Friedrich Kauffmann)

      La Grace (Georg Philipp Telemann)

      “Was Gott tut” from BWV75 (J.S.Bach)

      Adagio from Trumpet Concerto (G.P.Telemann)

      “Erbarm’dich mein” from BWV721 (J.S.Bach)

      Aria from BWV43 (J.S.Bach)

      “Jesus bleibet meine Freude from BWV147 (J.S.Bach)

      “Meine Seele erhebet den Herren” from BWV10 (J.S.Bach)

      “Herr Christ, der einig Gott’s Sohn” from BWV22 (J.S.Bach)

      Voluntary in C (Simon Stubley)

      Voluntary in D (William Boyce)

      Voluntary in D (John Alcock)

      Suite in D (Georg Friedrich Händel)

録音年月: 2005. 9 

レーベル: Amati  ami 2204/1

コメント: ギー・フェルバーは1966年フランスのコルマ生まれ。バロックトランペットはリヨンのジャンピエール・カニヤックに習った後、バーゼルのスコラカントルムでタール教授に指導を受けた。1999年からはヘレヴェッへのコレギウム・ヴォカーレで主席を務めている。第1回ではエクルンドに次いで2位だったアルテンブルグ国際バロックトランペットコンクールでは5年後に開かれた第2回目のときに優勝し雪辱を果たしている。

さて、そんな経歴の彼だが、このCDでのフェルバーは音は綺麗だし手堅く演奏しているものの、残念ながら音楽的には面白みがないというか、華がない。編成的にずっとオルガンとのデュエット曲が続くので色彩的変化に乏しいからという点を差し引いても、ラッパのフレーズが始まってもワクワクするような瞬間があまり感じられない。

プログラムの中程にバッハのカンタータから数曲スライド・トランペットに持ち替えて演奏している部分などは、楽器の特性からぎこちないフレージングになってしまうのはやむを得ないにしろ、何をやりたかったのかが今ひとつ伝わってこない。

2006年にヘェレヴェッへと来日したときのロ短調ミサの演奏は完璧で輝かしく、聴いていて戦慄が走るほど感動した(感想はこちら)のだけれど、ソロよりオケの方が映えるプレーヤーということなのかしらん。

お奨め度: 


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2012/11/18

CDその29 Italian Baroque Trumpet Music

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カテゴリ: Italian Music

タイトル: Italian Baroque Trumpet Music

演奏団体: Peter Holman / The Parley of Instruments

Trumpet: Stephen Keavy (Keavy/Vanryne 1980)

      Crispian Steele-Perkins (David Edwards) 

 

収録曲目: Sonata a otto viole con una Tromba (Alessandro Stradella) CSP

      Sonata a5, 2Trp, 2Vln con Fagotto (Vincenzo Albrici)

      Sonata a due Trombe detta del Gucciardini (Girolamo Fantini)

      Balletto detto la Squilletti (Girolamo Fantini)

      Brando detto l’Albizi (Girolamo Fantini)

      Saltarello detto del Naldi (Girolamo Fantini)

      Sinfonia from Il Diocletiano (Carlo Pallavacino) CSP

      Concerto di Trombe a tre Trombette (Nicola Matteis)

      Sinfonia from Gl’Amani Generosi (Francesco Mancini) CSP

      Suonata a7 con due Trombe (Petronio Franceschini)

      Sonata a5 “La Bianchina” (Maurizio Cazzati) SK

      Sonata prima per Trombetta sola (Giovanni B. Viviani) SK

      Sonata in D (Arcangelo Corelli) SK

      Sinfonia decima a7 (Giovanni Bononcini)

録音年月: 1987. 3 

レーベル: Hyperion  CDA 66255

コメント: 「趣味でトランペットをやっています」と人に言うと決まって「あれは音が大きいでしょう。どこで練習するんですか?」と訊かれる。自宅で練習するときは音を小さくするためにミュート(弱音器)というのを使っている。ミュートにもいろいろ種類があるのだが、いわゆるサイレントミュート(プラクティスミュートともいう)を使うと普段の居室で目一杯吹いても問題のないレベルになるのだ。

このミュート、実はバロック時代の昔からあって、当時は木で作られていた(現代のものは金属製が多い)。形状はこんな感じ。

Mute1_2    Mute2

アルテンブルグの本にもミュートについて言及してある。→こちらこちら

このCDに収められているカザッティの曲(La Bianchina)は当時としては珍しく譜面にコン・ソルディーノ(ミュート付きで)と指定されていて、ここではその弱音器つきの音がどんなモノなのか聴くことができる。

このCDではカザッティに限らず他のCDではなかなかお目にかかれない珍しい曲がたくさん取り上げてあって嬉しい。イタリアといえばボローニャがトランペット音楽の聖地みたいなものだが、そこに限らずナポリやヴェニスやローマなど本当に各地にまだ知られていないトランペットのためのレパートリーが宝庫のように埋もれているっていうことなんだろう。

肝心の演奏だが、キーヴィにもスティール=パーキンスにも当てはまるのだけれど、僕には発音の音が気になって仕方がない。なんだか音が口元(マウスピースに近いところ)で鳴っているように聴こえて音の伸びやかさを削いでいるのだ。多分にその原因は使っているマウスピースの形状に依るところが大きいのではないかと思うのだけれど。スティール=パーキンスは他のCDでも同様の傾向があるので多分これが本人の好みなんだろうね。

お奨め度: 


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2012/11/17

CDその28 The Art of the Baroque Trumpet, Vol. 1

27a  27b

カテゴリ: Omnibus

タイトル: The Art of the Baroque Trumpet  vol. 1

演奏団体: Nils-Erik Sparf / The Drottningholm Baroque Ensemble 

Trumpet: Niklas Eklund

収録曲目: Trumpet Concerto No.1 in D (Georg Philipp Telemann)

      Trumpet Concerto No.1 in D (Johann Melchior Molter)

      Trumpet Concerto in D (Johann Friedrich Fasch)

      Trumpet Concerto in D (Leopold Mozart)

      Sonata in D (Giuseppe Torelli)

      Sonata in D (Henry Purcell)

      Suite in D (George Friedric Handel)

録音年月: 1995. 8  Stockholm 

レーベル: Naxos 8.553531 

コメント: バロックトランペットに馴染みのない人にこの楽器の良さを知ってもらうCDとしてどれか一枚、と言われれば僕は迷わずこのエクルンドのを選ぶ。冒頭のテレマンの音の伸びやかさと正確なイントネーション、モルターの高音域での自在な軽やかさ、ヘンデルの趣味のいい装飾音符。選曲もいいし演奏もピカイチ。まさにアルバムタイトル通りバロックトランペットの芸術が目一杯に詰まったCDだ。自分が最初にこの演奏に出会ったときは「この楽器でここまでできるんだ」とショックを受けたし、どうやったらこの演奏に自分が近づくことができるのか、の模索の日々がそこから始まったといってもいいくらいインパクトの大きかったアルバムなのだった。今までにいろんな名手のCDがリリースされてきたけれど、この演奏の素晴らしさを超えるものはまだ現れてないと思う。

ニコラス・エクルンドは1969年スウェーデンで生まれ、父の指導のもと5歳からトランペットを吹き始め、パリのティボーに習ったあとバーゼルのタール教授の元で古楽器を学んでいる。このCDを録音した翌年に開かれた第1回国際アルテンブルグ・バロックトランペットコンクールでは27歳にして栄えある初代優勝者となった。

第1集を聴いて気に入ったら是非このシリーズの第3集も併せて聴いて欲しいところだ。

お奨め度: 特選盤

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2012/11/16

演奏会のお知らせ(11/23)

演奏会のお知らせです

日本ヘンデル協会コンサートシリーズvol.17
ヘンデル:オペラ<パルテノペ>(全曲)

日時:2012年11月23日(祝・金)午後4時半開演
場所:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
曲目:ヘンデル 「パルテノペ」全曲

ソロ:藤井あや(パルテノペ)上杉清仁(アルサーチェ)高橋ちはる(ロズミーラ)及川豊(エミリオ)民秋理(アルミンド)加藤直紀(オルモンテ)

器楽:大西律子、関口敦子(Vn)上田美佐子(Va)十代田光子(Vc)栗田涼子(Vo)菊池香苗(Fl)安里昌悟、平地友佳(Ob)大貫ひろし(Hr)中村孝志(Tp, Hr)伊藤明子(Cem)

チケット料金:前売り6,500円/当日7,000円
問い合わせ:日本ヘンデル協会事務局 03-3947-4755

ヘンデルのオペラ「パルテノーペ」、これが日本初演だそうです。オケの弦楽器はほとんど「これしかない」のメンバーですね (^o^)/  私はトランペットとホルン(楽器は大貫さんからお借りしたもの)の持ち替えで出演。楽しみ~。ヘンデル協会のオペラ公演には初回のリナルド公演(2002年4月)以来の参加です。

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演奏会のお知らせ(11/16)

当日告知ではほとんど意味ありませんが、とりあえず記録の意味も込めて。

<レクイエムの集い>2012 〜魂の慰めのために〜

日時:2012年11月16日(金)午後7時開演
場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂
曲目:J.S.バッハ モテット「おお、イエス・キリスト、わが生命の光」BWV118
   J.S.バッハ カンタータ第157番「汝われを祝せずば」BWV157
   J.S.バッハ カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV106 ほか
演奏:ムシカ・ポエティカ古楽アンサンブル
   ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
指揮:淡野太郎

ムシカ・ポエティカが毎年行っている音楽で死者を悼む催し(初回は1984年らしい)に初めて参加します。今回は118番でポストホルンを、名曲106番でリコーダーを担当します。どちらもすごく良い曲ですし、カテドラルで演奏ということで非常に楽しみです。

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CDその27 Battallas y Canciones - Tromba Hispanica

16a  16b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Battallas y Canciones - Tromba Hispanica

演奏団体: Johann Plietzsch / Barocktrompeten Ensemble Berlin

Trumpet: Johann Plietzsch

      Robert Vanryne

      Jaroslav Roucek

      Karel Mnuk

      Helen Barsby

      Christian Ahrens

      Lukasz Rafinski

Instruments:   Rainer Egger 1993/1995/1997/1998/2005

        Robert Vanryne 1994 / Michael Münkwitz 2007

共 演 : Tan Kutay (Pauken), Mark Nordstrand (Organ)

収録曲目: Chaccona “Amante felice” (Anon Spanien 17Jh.)

      Sonata a4 (Anon Italien um 1700)

      “Clarines y Trompetas” (Gaspar Sanz)

      Sonata a7 (H.I.F.Biber)

      Pavana con su glosa (Antonio de Cabezon)

      Pange lingua espagnol (S. Aguilera de Heredia)

      Battalia de Clarines (Anon Spanien 17Jr.)

      Chaconna (Anon Spanien 17Jh.)

録音年月: 2009. 11  Berlin

レーベル: Raumklang  RK 2906 

コメント: 毛色の変わったアルバム。冒頭からいきなり陽気なチャッコーナで始まり、まるで南欧の明るい日差しの中に放り出された感覚になる。オスティナートで乗り易い曲ということもあるが、やはり通低のバロックギターとパーカッションの醸し出すリズムがその他の国の音楽と決定的に違っていて、バロックといえども今に繋がっている生きた音楽という側面を見せるからだろう。あまりにノリが良くて「え?これがベルリンのグループ?」と思ってしまった(いや失礼)。

You Tubeに動画があったのでリンクしておきます。

お奨め度: 推薦盤


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2012/11/15

CDその26 The Marriage of England and Spain

24a  24b

カテゴリ: Italian MusicTrumpet Ensemble

タイトル: The Marriage of England and Spain

      Music for the wedding of Philip II and Mary Tudor 1554

演奏団体: Orchestra of the Renaissance

Trumpet: David Staff

      Michael Shaw

      Adrian Woodward

共 演 : Raphael Mizraki (percussion)

収録曲目: Fanfare “Levet” (Cesare Bendinelli)

録音年月: 1998. 9

レーベル: Glossa   GCD 921401

 

コメント: 1554年7月25日、イギリスのウィンチェスター大聖堂で執り行われた結婚式を音楽で再現したもの。冒頭と終盤に演奏されるトランペットのファンファーレはベンディネッリ(1542頃 - 1617)の曲集、Tutta l’arte della Trombetta(1614)から選ばれたもの。切れの良いタイコのリズムに乗って3本のトランペットがユニゾンで奏するファンファーレは小気味良くて、祝宴に華を添える役割を充分に果たしている。

お奨め度: 


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2012/11/14

CDその25 Festtagsglanz mit Pauken und Trompeten

10a  10b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Festtagsglanz mit Pauken und Trompeten

演奏団体: Trompetenensemble Jürgen Hartmann

Trumpet: Jürgen Hartmann

      Peter Döring

      Ulf Lehmann

      Rainer Regner

      Ralph Schäfer

共 演 : Friederike Holzhausen (Soprano), Stefan Stopora (Timp)

収録曲目: Intrada für 5 Trompeten & Pauken (Pietro Torri)

      Musik aus dem Augustinerchorherrenstift Weyarn

      “Let the bright Seraphim” (Georg Friedrich Handel)

      Arie “Mio tesoro” (Alessandro Scarlatti)

      Arie “Vaga Cintia” (Alessandro Scarlatti)

      Trompetenduette aus “Moravian Brass Duet Book”

      Weihnachtsfanfare für 4 Trompeten & Pauken (J.S.Bach)

      Concerto für drei Trompeten & Pauken (Georg Philipp Telemann)

録音年月: 1998. 6  Wittenberg

レーベル: Führt Immobilien 

コメント: リーダーのユルゲン・ハルトマンはフリーデマン・インマーに師事したドイツのトランペット奏者。バロックトランペットは5人ともショートの3つ孔タイプを使っている。CDを聴いて「うーむ、中途半端なCDだなあ」との感を持った。というのは、タイトルにある通りバロックトランペットとティンパニのアンサンブルが主体のアルバムなんだが、プログラムにバラエティを持たせようと目論んだのか、スカルラッティやヘンデルのソプラノとのデュエット曲が挟まっていたり、モダン楽器を使用したクリスマスのアレンジ曲が入っていたりして、その結果なんだか焦点がぼけてしまっているのだ。しかもデュエット曲でのハルトマンの演奏はあまり上手とは言えないし。バロックトランペットでのアンサンブル曲はそれなりにまとまりや仕上がりがいいので余計に残念だ。

お奨め度: 


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2012/11/13

CDその24 Una "Stravaganza" dei Medici 

23a  23b

カテゴリ: Italian MusicTrumpet Ensemble

タイトル: Una “Stravaganza” dei Medici

      Intermedi (1589) per “La pellegrima”

演奏団体: Andrew Parrott / Taverner Consort

Trumpet: Michael Laird

      Michael Harrison

収録曲目: Fanfara (Girolamo Fantini)

録音年月: 1986. 7

レーベル: EMI  CDC 7 47998 2

 

コメント: パロットにしろマクリーシュにしろ史実に基づいて何かを再現するということに非常に意欲を燃やす人たちがいるおかげで我々は居ながらにして400年以上前のフィレンツェの宮廷サロンにいる気分を味わうことができるわけだ。フェルディナンド・メディチが自分の婚礼を祝して催した豪華な音楽劇の音楽を担当したのはルカ・マレンツィオとクリストファーノ・マルヴェッツィ。舞台装置も大掛かりなものだったようで第5幕にはたくさんの水夫を乗せたガレオン船が登場する。ラッパ隊はその到着を告げるファンファーレを演奏するという寸法だ。曲はファンティーニのSonata a due Trombe detta del Gucciardini。いや、待てよ。この曲を含むMode per Imparare a sonare di Trombaが出版されたのは1638年、そもそもファンティーニ自身も1600年頃の生まれだからこの上演にはどう逆立ちしても間に合わなかったはず。なんていう矛盾をほじくりかえしてもしょうがないんだろうね。他にめぼしい曲が見当たるわけでもないし。ついでに言っちゃうとこの演奏の最後の部分のトリルもいわゆる初期バロックの奏法じゃなくて極めてモダンのもの(初期バロックのトリルではバットゥータと言って同じ音を息で細かく連打する)だし。まあ、細かいことは言わず要は雰囲気を楽しめってことかな。

お奨め度: 


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2012/11/12

悪い癖

演奏会が近づいてくると出る悪い癖がある。

それは、日々その曲をさらっているうちに、だんだん「より孔を少なく」とか「できるならナチュラルで」とか「もっと大きいマウスピースに」とか替えたくなる欲求が大きくなるのだ。思い返してみると結構そのパターンがある。近くは鎌倉の70番とか、昔だとOPTの水上とか。極端だったのは札幌キタラで、本番ステージに上がる直前に楽屋で4つ孔からナチュラルに替えたことがあったっけ。

それでいてたいていの場合、「止めときゃ良かった」と後悔している。なんなんだろうね、この癖というか欲望は。あわよくばアッと言わせたいという自己顕示欲のなせるものなんだろうか。

それで今回も例にもれずロ短調ミサで使うマウスピースを大きいのに替えようかとか、一部1つ孔でできないかなとか思っている自分がいる。いかんいかん、今回は自分のエゴは抑えて仕上がり重視で行くことにしよう。

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CDその23 Musikalische Feste in fürstlichen Gärten 

219a  219b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Musikasische Feste in fürstlichen Gärten

演奏団体: Edward H. Tarr Trompeten-Ensemble 

Trumpet: Edward H. Tarr

      Robert Bodenröder

      Walter Holy

      Pieter Dolk

      Jean-Pierre Mathez

      Michael Steiner

共 演 : Fritz Lehan / Consortium Musicum

収録曲目: L’Imperiale “Mode per imperate a sonare” (Girolamo Fantini)

      A Cheval (Jacques Danican Philidor)

      Fanfare (Johann Dismas Zelenka)

      Drei Aufzüge (Lucianus Justinanus Ott)

      Arie par il Balletto à Cavallo (Johann Heinrich Schmelzer)

      Les Airs de trompettes, Timballes, et hautbois (Jean-Baptiste Lully)

      Concert de trompettes pour les festes sur le Canal de Versailles (Michel-Richard Delalande)

      March (Georg Friedrich Händel)

      Marcia - für die Arche (Carl Philipp Emanuel Bach)

      Sinfonia concertante Nr. 2 (Johann Melhior Molter)

      Divertiment Nr. 6 KV188 (Wolfgang Amadeus Mozart)

 

録音年月: 1968. 8

レーベル: Electrola EMI 0 96483 2

 

コメント: 最近タール教授の演奏がいくつか復元されていて嬉しい限り。これはその中でも特に歴史的価値のあるCDだ。録音は1968年、ということは補正孔の発明から数年も経っていないことになる。ナチュラルトランペットが復元されてまもない時代の記念碑的記録と言っても過言じゃない。分野は異なるがモダンのブラスアンサンブルの隆盛に貢献したと思われるアメリカ3大メジャーオケ(フィラデルフィア・シカゴ・クリーヴランド)の金管奏者によるガブリエリのレコードがあったが、あの存在に匹敵すると思う(そういえばそのガブリエリも録音は1968年だし)。

メンバーの名前も感慨深い。それこそ最初にバロックトランペットでブランデンブルク協奏曲の2番を演奏したと言われているWalter Holy氏が参加していたり、バロックトランペットの開発をしたOtto Steinkopf氏がポマー(オーボエの前身楽器)奏者だったということもこのCDで初めて知った。

ブックレットに記載の使用楽器についてはNaturtrompete/Clarin-Trompete/Trompete/Principal-Trompete という区分がされていて、NaturtrompeteとTrompeteはともかく、ClarinとPrincipalが何の楽器をこう呼んだのかが不明である。従って上の収録曲目にはモダン楽器で演奏されたものも含めCDに収められているトランペットの演奏を全部記載した。

さすがに演奏は古めかしく、たいていの曲においてどっしりとして重たい解釈である。CDの中程に入っているシュメルツァーになって「これはシンセサイザーか!」と思うような音が侵入してきて思わずのけぞる。正体はたっぷりのヴィヴィラートにのっぺりとしたアーティキュレーションの弦楽器のサウンド。それは程度の差はあるものの終曲のモーツァルトのフルートでも同様。この数十年間における奏法や嗜好の変化は金管のみならず弦や木管においても大きかったんだなと実感した次第。

お奨め度: 特選盤



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2012/11/11

CDその22 Revolution, Music of a Golden Age vol. 2 

2a

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Revolution, Music of a Golden Age vol.2 

演奏団体: Australian Baroque Brass

Trumpet: John Foster

      Martin Philipson

      Yoram Levy

      Peter Miller

      Matthew Manchester

      Tristram Williams

      Samantha Robinson

 

収録曲目: Marcia Vivace (Weber)

      3 Fanfare (Neukomm)

      Pas Redouble (Cherubini)

      Divertiment No.5 K 187 (Wolfgang Amadeus Mozart)

      Acht Aufzuge fur 2-8 Trompeten & Pauken (Sallieri)

      4 Processional Fanfares (Diabelli)

      Quatricinum (Altemburg)

 

録音年月: 2009

レーベル: Tubicium Records

コメント: 18世紀の終わりから19世紀初頭にかけての金管楽器のための曲を集めた珍しいアルバム。他のCDでは聴けない曲が多く収録されているのがうれしい。それにも増して珍しいのはリーダーのJohn Fosterがデミルーン・トランペット(半月型のトランペット)をストップ奏法で演奏しているのが聴けること(曲はCherubiniのPas Recouble)。ホルン2本とのアンサンブルだがナチュラルホルンのストップ奏法との音の違いが明確にわかって面白い。トランペットアンサンブルの他にもベートーヴェンのホルンソナタや3本のトロンボーンのためのエクアーリなども入っている。

なお、トランペットは全員Naumannの楽器を使用とある。

お奨め度: 推薦盤

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2012/11/10

CDその21 Kings Queens and Princes

15a  15b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Kings Queens and Princes

演奏団体: Baroque Brass of London

Trumpet: Michael Laird

      Mark Bennett

      Neil Brough

      David Hendry

      David Staff

      Patrick Jackman

      Tom Lees

      Abigail Newman

共 演 : Robert Howes (Timp) Ryoko Morooka (Organ)

収録曲目: Sonata Sancti Polycarpi (H.I.F.Biber)

      Fanfare (Dietrich Buxtehude)

      Sonata No.6 and Aufzug No.1, No.2 (Daniel Speer)

      Allemande (Anon)

 

録音年月: unknown

レーベル: Roger Woodhead Production  CDBBL1

コメント: マイケル・レアードとロバート・ハウズが率いるグループ。1999年には来日して全国でコンサートも行っている。僕も紀尾井ホールに聴きに行って会場でこのCDを手に入れたのだった。生の演奏ではそのパワー、音圧に圧倒された。こんなに吹くのかと。が、どうやらそれはイギリスの伝統だったみたい。

このグループの特長はレアード率いる団体らしくトランペット奏者がみなコルネットに持ち替えてコルネットサックバットアンサンブルができることで、それがレパートリーの幅を広くしている。ただ、それが同時に弱みにもなっていて、持ち替えに影響が少なくなるようにマウスピースを選択(バロックトランペットはモダンのマウスピース、コルネットにはトランペット型のマウスピース)しているため、それぞれの音色が犠牲になっているように思われる。

曲作りは極めて端正。サックバットアンサンブルでのシュペールなどはまるでフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルを彷彿とさせる(笑)

お奨め度: 

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2012/11/09

CDその20 Baroque in Blue

13a  13b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Baroque in Blue

      A Crossover between Early Music & Jazz

演奏団体: Trompeten Consort Friedemann Immer

Trumpet: Friedemann Immer

      Klaus Hannes Osterloh

      Jaroslan Roucek

      Thibaud Robinne

共 演 : Frithjaf Koch (Timp), Matthias Nage (Organ) 

収録曲目: Aufzüge aus Musikalische Vorstellung (Ferdinand Donninger)

      Rag Rog (Klaus Hannes Osterloh)

      Concert de Trompettes (Michel-Richard Delalande)

      Hello BB&C (Friedemann Immer)

      Fanfare for St. Edmundsbury (Benjamin Britten)

      Sonata No.4 and Duett (Girolamo Fantini)

      Choral “Jesus meines Lebens leben” (J.S.Bach)

      Blooze (Klaus Hannes Osterloh)

録音年月: 2005. 6 (Live)

レーベル: KuK 24 

コメント:教会でのコンサートの模様を収録したもの。リスナーの勝手な要求であることは重々承知なのだが、ライブ演奏なので多少のキズやアンサンブルの乱れ、音量のアンバランスなどが気になってしまう。当日その場に居合わせて聴いたとしたらそれらは全然問題ないだろうとは思うのだけれど。完成度の高さでは他のスタジオ録音盤を聴くとして、このCDでは曲の合間に入る楽器などの解説(ドイツ語だが)とかライブならではの即興演奏などの臨場感を楽しむことにしよう。それから、ブリテンは教会の残響のおかげか、こちらの演奏の方がスタジオ録音よりずっと良かった。

曲目についてはメンバーのOsterlohによるアレンジものがユニークで面白いが、厳しい見方をすると何故これを敢えてバロックトランペットで演奏する意味があるのか、疑問に感じる点もある。現にアドリブソロにはフリューゲルホーンを援用しているし、やはりモダン楽器にはモダンの良さ、ピリオド楽器にはそれに適したレパートリーがあると思う。

お奨め度: 

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2012/11/08

CDその19 Monteverdi / Mass of Thanksgiving (Venice 1631)

22a  22b

カテゴリ: Italian MusicTrumpet Ensemble

タイトル: Monteverdi / Mass of Thanksgiving (Venice 1631) 

演奏団体: Andrew Parrott / Taverner Consort

Trumpet:Mark Bennett

      Andrew Crowley

      Peter Cameron

      Susan Addison

      Charles Toet

      Trevor Herbert

      Wim Becu

共 演 : Robert Howes (drums)

収録曲目: Intrada, Toccata & Sonata Imperiale I (Girolamo Fantini)

      Sonata Imperiale II & Intrada (Girolamo Fantini)

録音年月: 1988. 5

レーベル: EMI  CDS 7 54886 2

コメント: うーん、こういう企画ものだとどうしても飲み屋のつきだしみたいな扱いになってしまうので評価もしづらいところ。

お奨め度: 

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2012/11/07

CDその18 Battalia! Baroque Battle Music for Trumpet Consort

6a  6b  6c

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Battalia!  Baroque Battle Music for Trumpet Consort 

演奏団体: Tibicines 

Trumpet: Igino Conforzi (Callegari-Conforzi 1999, Forza 1998, etc)

      Andrea Di Merio (Parker 1995, Nesi 2000)

      Marco Nesi (Nesi 2000)

      Pier Gabriele Callegari (Callegari 1998)

      Tranquillo Forza (Reiner Egger 1989) 

収録曲目: Entrata e Imperiale per sonare (Girolamo Fantini)

      Pavanne de la Guerre (Pierre Attaignant)

      Sonata con un clarino solo (Cesare Bendinelli)

      Pavane “Bataille”, La Mourisque (Tielman Susato)

      Rotta o Sonata (Cesare Bendinelli)

      Amor vittorioso (Giovanni Giacomo Gastoldi)

      Battalia (Donino Garsi)

      Bataglia from Terpsichore (Michael Praetorius)

      Seconda Imperiale (Girolamo Fantini)

録音年月: 2001.5 Bologna 

レーベル: Arts 47666-8


コメント:コンフォルツィによる編曲と構成が面白い。ブラスによるアンサンブルはややもすると粗野に聴こえるかもしれないが実のところ音色および響きはきれい。コードが決まっているからだと思う。しかしさすがにこれだけはっきりとナチュラル的な第11倍音、第13倍音を聴き続けると辛いものがある。それからアルバムの最後に戦場を模倣した効果音入りの演出があるが、これはさすがにやり過ぎじゃないかと思った。なるほど当時トランペット奏者の給料が高かったのは命懸けの仕事だったからなんだねということは実感できるけどね。


お奨め度: 

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2012/11/06

ロ短調ミサ Tromba I 演奏メモ(自分用)

4. Gloria
 17小節 跳び箱を跳ぶように最初の踏み込みをいっぱいに。上へのジャンプは勢いで。
 30小節 17小節と同様。そのあとテンションを保つ。休符があっても緩めない(46小節目まで)
 
5. Et in terra pax
 144小節 1番と3番のキャラクターを変えて吹き分けること。
 157小節 音が上に上がるほどにおなかは下に。
 160小節 舌の位置確認。
 170小節 DじゃなくてDisかEを狙うつもりで。のどはオープンキープ!

7. Gratias
 15小節 ソプラノと一緒(ピッチも音色もアーティキュレーションも)
 36小節 (小節後半から)カデンツね
 45小節 せせこましく吹かない。つまり細かい音符もたっぷりうたう。

12. Cum Sancto Spiritu
 2小節、4小節 エアサポートをたっぷり
 25小節から30小節 2拍目裏に重心
 70小節 音出す前のセット確認
 113小節から117小節 DはDisかE狙い
 127小節 フレーズちゃんと吹く(音名意識。ファからラの指注意)

14. Patrem omnipotentem
 32小節 ころばない、ちゃんとシbへ上がる。
 65小節 落ち着け。音名意識。
 81小節 上にあがるにつれおなかは下。

18. Et resurrexit
 特になし

21. Et exspecto
 13小節 Aのピッチ注意
 53小節 Cisのピッチ注意

22. Sanctus
 全般的にのどをオープンに
 DはDisかEを狙うつもりで
 72小節 ポジションセットをきちんと。よく準備しておく
 74小節から76小節 テンション維持。気を抜かない
 117小節、135小節、166小節 いずれもヘミオラらしくうたう

23. Osanna
 14小節 着地ができてなんぼ
 

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CDその17 400 Jahre Naturtrompete

11a  11b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: 400 Jahre Naturtrompete

演奏団体: Trompeten Consort Friedemann Immer

Trumpet: Friedemann Immer (Meinl & Lauber 1976, R. Egger 1988)

      Hans Martin Kothe (Rainer Egger 1986)

      Klaus Hannes Osterich (Rainer Egger 1986/1995)

      Hans Jörg Packeiser (Rainer Egger 1985, Meinl & Lauber 1976,  Robert Barclay 1991)

      Thibaud Robinne (Rainer Egger 1985)

      François Petit-Laurent (Rainer Egger 1989)

      Ute Hartwich (Rainer Egger 1991)

      Ute Hübner (Rainer Egger 1995)

共 演 : Claudia Immer (Soprano)

収録曲目: Toccata aus “L’Orfeo” (Claudio Monteverdi)

      Sonata detta del Gucciardini (Girolamo Fantini)

      Sonata detta la Saracinelli (Girolamo Fantini)

      Sonata detta del Ricasoli (Girolamo Fantini)

      Sonata detta del Vitelli (Girolamo Fantini)

      Sonata detta del Corsini (Girolamo Fantini)

      Sonata Sancti Polycarpi (H.I.F.Biber)

      Canciónes de Clarines (Anonymus asu Spanien)

      “Der Heyland hat gesiegt” (Johann Krieger)

      Suite für sechs Trompeten, Pauken & Orgel (G.F.Händel)

      Fünf Aufzüge (Ferdinand Donninger)

      Concerto a 7 Clarini (Johann Ernst Altenburg)

      Divertimento KV 240b (Wolfgang Amadeus Mozart)

      Quatuor no.6 (Francois Georges Dauvernè)

      Fanfare for St. Edmundsbury (Benjamin Britten)

      “Choral und Blooye”, “Rag Rog” (Klaus Hannes Osterloh)

録音年月: 1996.3  Düsseldorf 

レーベル: Balance München BAL-9461-1 

コメント: 1607年のモンテヴェルディから1994年のラグまで400年に亘るナチュラルトランペット用のアンサンブルを俯瞰するという企画。選曲も演奏も素晴らしい。ただ、前にも書いたけれどブリテンの曲だけは曲の構成が活かしきれてなくて今ひとつの出来のように思われる。

お奨め度: 特選盤

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2012/11/05

CDその16 Lo Sposalizio - The Wedding of Venice to the Sea

21a  21b

カテゴリ: Italian MusicTrumpet Ensemble

タイトル: Lo Sposalizio - The Wedding of Venice to the Sea

演奏団体: Robert King / The King’s Consort

Trumpet:David Staff

      Adrian Woodward

      Susan Addison

      Abigail Newman

      Tom Lees

収録曲目: Rotta (Girolamo Fantini)

      Imperiale prima (Girolamo Fantini)

      Imperiale seconda (Girolamo Fantini)

録音年月: 1998. 2

レーベル: Hyperion  CDS 67048

コメント: 

お奨め度: 

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2012/11/04

CDその15 Heroic Art of Trumpet and Timpani

7a  7b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Heroic Art of Trumpet and Timpani 

演奏団体: Tibicines 

Trumpet: Igino Conforzi

      Jean-François Madeuf

      Joel Lahens

      Gilles Rapin

      Graham Nicholson

      Ricard Casany

      Tranquillo Forza

      Andrea Inghisciano

共 演 : Philip Tarr, Gabriele Miracle (Timpani)

収録曲目: Aufzüge mit sechs Trompeten (Daniel Speer)

      Sonata a Due (H.I.F. Biber)

      Sonata Sancti Polycarpi (H.I.F. Biber)

      Arie per il balleto a cavallo (Johann H. Schmelzer)

      Duet (Anonimo from Modena)

      Sonata a5 (Anonimo)

      Ein Aufzüge im Tippel Saz, etc (Daniel Speer)

      Aufzüg (Pater Ignatius)

      Capriccio I & II (Low von Eisenach)

      Intraden 73, 74, 75 (Johann C. Pezel)

      Le Prelude Royal, Marche (Andre D. Philidor)

      Duetti (Bartolomeo Bismantova)

      Entrata - Imperiale Seconda (Girolamo Fantini)

録音年月: 2003.12 Padova 

レーベル: Tibicines

コメント: vent-hole なしの純粋なナチュラルトランペットによるアンサンブル。フィールドトランペットにしろ室内楽にしろ当時のトランペットアンサンブルの形はこうだったんだと分かる貴重な演奏。低音のドローンがここぞとばかりに吹き鳴らしているのが爽快。ナチュラルの一番の鬼門である11倍音と13倍音については意見が分かれるところだが、トランペット奏者の視点から見ると良く解決していると思う。エドワード・タール教授のご子息のフィリップ・タールによるティンパニが切れが良くて小気味良い。

お奨め度: 特選盤

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2012/11/03

CDその14 Andrea Falconieri/Il primo libro di canzone, sinfonie, fantasie

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カテゴリ: Italian Music

タイトル: Andrea Falconieri / Il primo libro di canzone, sinfonie, fantasie

Trumpet: Gabriele Cassone (F. Somaini 1991)

共 演 : Antonio Frige (Organ)

収録曲目: Batalla de Barabasso yerno de Satanas

      Brando Lo Spiritillo

      Corrente La Bella Lisarda

      Sinfonia III

      La Bella Marchesetta

      Brando Il Rosso

      Canciona Ennamorada

      La Duchessella

      Canciona L’Infante Archibizzarra

      Sinfonia detta La Gerarda

      Gagliarda a3

      L’Avellina

      Brando L’Orlando

      Canciona L’Austria

      Corriente La Murroya

      Canciona La Desiderata

      Brando D’Abril

      Canciona L’Armata Aurelia

      Corrente La Bellissa

      Corrente L’Ermosa Celia

      Alemana Dicha La Ciriculia

      Canciona La Valente

録音年月: 1996.5 Milano

レーベル: Nuova Fonit Cetra 2045 

コメント: 音はきれいだけれど音楽としてはつまらない。変化に乏しく最後まで聴き続けるのに根気がいる。ファルコニエリの曲集ではコルネットを起用した古楽アンサンブルで面白く聴けるCDが他にもいろいろ出ているから決して曲がつまらないわけではない。せっかくの初期バロックだからもっと遊んでもいいのでは?

お奨め度: 

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2012/11/02

CDその13 Courtly Trumpet Ensemble Music

Cde9a  Cde9b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Courtly Trumpet Ensemble Music 

演奏団体: Bengt Eklund’s Baroque Ensemble 

Trumpet: Bengt Eklund, Börie Westerlund, Per-Olov Lindeke

      Lars Naes, Lars-Göran Carlsson, Rigmor Stenvik

      Helene Bengtsson, Arne Bäckvall, Ingemar Roos

      Lars Eriksson, Åke Edefors, Jan Gustavsson

      Torbjörn Hultmark, Magnus Johansson, George Kent

      Jimm Lindborg, Gunnar Lindtvedt, Bo Nilsson

      Bård Skar, Lars-Gunnar Sköld, Paul Spjut

      Annemarie Sundberg, Mark Sykes, Claes Willig

Instrument:Meinl & Lauber

共 演 : Anders Bramvall (Timp) 

収録曲目: Four Processional Fanfares (Anton Diabelli)

      Sonata a4 for Trumpet & 3 Trombones (Daniel Speer)

      Sonata 28 for 2 Trumpets & 3 Trombones (Daniel Speer)

      Sonata Sancti Polycarpi (H.I.F.Biber)

      Sonata of the Charamela real No.51, 52, 54

      Six Processional Fanfares (Max Keller)

録音年月: 1980. 7  Gothenburg, Sweden 

レーベル: BIS CD-217

コメント 1980年の録音ながら、改めて聴き直してみるとその完成度の高さに唸らされる。全体的な印象として聴いていて気持ちがいいのは、技術的な粒の揃い方、ナチュラルらしい音質の輝きに加えて、音程感がいい(三和音のコードが決まっている)ことに負っている部分が大きいと思う。選曲も渋く、総花的に何でもかんでも取り上げるのではなく、手中にしたアンサンブル曲を上手く配している。個人的にはポルトガルのCharamela Realから数曲選んであるのが嬉しいところ。そのうち最も大編成の54番はなんとナチュラルトランペット24本のための曲で、これが80年に録音されているのは画期的なことだと思う。

リーダーのベント・エクルンドはニコラス・エクルンドの父親。なるほど小さい時からこうしたナチュラルのアンサンブルを聞きながら大きくなるなら名手にも育とうというものだ。

お奨め度: 推薦盤

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10月のランニング結果

10月の結果

回数 9回
距離 54km 
時間 4時間53分 
平均 5分24秒/キロ

今月はあまり走れなかった。というのも月初にギックリ腰をやってしまって2週間くらいリハビリにかかったからだ。最近は無理せず、体と相談しながら走るようにしている。例えば二日走ったら次の日は競歩にするなど。
別に記録に挑戦しているわけでもなし、健康維持が目的だもんね。

今日の健康診断で内蔵エコーしてくれた先生から「去年と比べてずいぶん脂肪が減ってますよ」と言われて気を良くしている。これもエクササイズのおかげ?

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2012/11/01

CDその12 Sound the Trumpet (Alison Balsom)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Sound the Trumpet

演奏団体: Trever Pinnock / The English Concert

Trumpet: Alison Balsom

共 演 : Lucy Crowe (Soprano), Iestyn Davis (Countertenor)

収録曲目: “Amadigi di Gaula” from Amadigi (G.F.HandeL)

      King Arthur Suite (Henry Purcell)

      Atalanta Overture (G.F.Handel)

      “Eternal source of light divine (G.F.Handel)

      The Fairly Queen Suite (Henry Purcel)

      “Come ye Sons of Art” (Henry Purcell)

      Water Piece Suite (G.F.Handel)

      Oboe Concerto No.1 (G.F.Handel)

録音年月: 2012, 4

レーベル: EMI  4 40329 2

 

コメント: 最近リリースされてネットの一部では物議を呼んでいるアリソン・バルサムのソロアルバム。楽器のメーカーは分からないが4つ孔タイプでモダンのマウスピースを使用。演奏は達者で華麗、彼女のテクニックが一流だということに疑いの余地はない。ただし、おや?と思うのは、ヘンデルのオーボエコンチェルトに見られるように、このCDに収められている曲のいくつかは必ずしもトランペットのために書かれたものではないこと。バロックのトランペットの曲はそれこそいくらでも名曲があるのに、なぜ他の楽器の曲やうたの曲をアレンジして吹きたかったのか。うがった見方をすると、オリジナルのトランペットのレパートリーを復元するという姿勢ではなく、単に彼女の技をひけらかすためのツールとして選ばれた曲に過ぎないからなんじゃないのかなあ。むろん、演奏さえ素晴らしければそんなことどうでもいいという意見もあるとは思うし、実際このCDの評判もいいんだけれど、同じトランペット奏者としてはなんか釈然としない。だったらモダンの楽器で吹けばいいのだし、バロックトランペットでは出しにくい音、例えばラやド#などを曲をアレンジすることで回避しているのも、なんだかなあと鼻白む。


また、演奏とは関係ないが、アリソンのソロCDだよというのを目立たせたい商業的な目論見なのか、ピノックと歌い手以外の奏者についてはメンバー表もなにもないところもいわゆる古楽系のCDと違っていて不親切で楽しみを削ぐ。そう考えるのはひねているのかもしれないが、なんか一事が万事そんな感じがして諸手を挙げてお奨めする気になれないCDなのだった。

お奨め度: 

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