CDその48 Schütz / Christmas Story
カテゴリ: German Music
タイトル: Schütz / Christmas Story
演奏団体: Andrew Parrott / Taverner Consort
Trumpet: Michael Laird
Crispian Steele-Perkins
Mark Bennett
Richard Cheetham
Paul Nieman
Stephen Saunders
共 演 : Robert Howes (Timpani)
収録曲目: Intermedium VI: Herodes (Heinrich Schütz)
In dulci jubilo (Michael Praetorius)
録音年月: 1985.11, 1986.1
レーベル: EMI 7243 5 61353 2 1
コメント: シュッツのクリスマス物語はうたと器楽の演奏にエヴァンゲリストの語りを挟みながらイエスキリストの生誕のお話を紡いでいくという趣向。器楽のキャスティングが贅沢で、ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオール、リコーダー、トランペット、トロンボーンが各2名にファゴットというふうにいろんな楽器を使う。しかも全員が同時に演奏することはなくて、うたと同族楽器2つと通奏低音という組み合わせになっているのでバラエティあふれる室内楽的作りになっている。トランペットは間奏曲6曲目のヘロデ王のソロに使われており、勇壮(残虐?)な王の威厳を象徴している。 シュッツの楽器の使用法は独特で、2つのトランペットが(1st, 2nd の違いは多少あるが)ほとんど掛け合いのように使われており、どちらも重要な役割を果たしている。その意味ではパーセルと似通った部分があるかもしれない。 このパートはコルネットで代用されることも多く(その方が前奏曲と終曲でもコルネットを重ねることができるからだと思うが)、指定通りトランペットで演奏しているものは意外と少ない。ちなみに僕の手元にある6種類のCDのうちトランペットはこのパロット盤のみだった。
アルバムの最後に収められたプレトリウスの In dulci jubilo(甘き喜びのうちに)は6本のトランペットとティンパニのアンサンブル。プレトリウスの曲に続いてベンディネッリのソナタを演奏しているが、にぎやかなことこの上なく、特にティンパニの炸裂具合がものすごいことになってる。改めてメンツを見てみるとバロック・ブラス・オブ・ロンドンだね。ハウズだし、納得。
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