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2012年12月

2012/12/31

2012年の総括

今年も最終日。恒例なので一年を振り返ってみる。

今年は一言で言えばヒマになった年だった。仕事もそうだし演奏活動もそう、病気で休みも結構取ってしまった。
会社ではラインオフ(役職定年)ということで部長職を後任に引き継ぐことになったのが7月。当面そのサポートと新プロジェクト立ち上げのために部署異動はなし。でもプロジェクトが一段落する来年春くらいまでには今後どうするか考えなくてはいけない。

病気で入院したのも人生初体験だった。GW突入の金曜日深夜に胸が痛くなって救急病院に行ったところそのまま緊急入院。胆石とのことで結局GWを棒にふり、一旦退院して6月に再入院し腹腔鏡手術で胆のうを摘出した。術後の経過は順調でその後の生活には不自由はないが、せっかく入院時に理想水準まで減った体重はその後数ヶ月かけてほぼ元のレベルまで戻ってしまったのが残念ではある。それは措いても健康の大事さを痛感した年だった。

音楽活動は例年より回数が少なくて全部で13回。内訳はシュッツ合唱団との演奏が5回、ターフェルムジーク鎌倉で3回、ヘンデル協会、バッハカンタータアンサンブル、つくば古典音楽合唱団、それに磯子と熊谷の合唱団の伴奏がそれぞれ1回。曲は思いっきりバロック(しかもバッハ)に偏っていて、バッハ9回、ヘンデル2回、ヴィヴァルディ1回、モーツァルト他が1回。また全ての演奏会は声楽と一緒で、器楽だけのコンサートというのは1回もなかった。

なかでも今年で活動終了のターフェル鎌倉にはとてもお世話になったしいろんな曲にチャレンジさせてもらったので本当に思い出深い。最後のロ短調ミサではある程度納得の行く演奏ができたので、これをもって恩返しということにさせてもらえるといいのだけれど。


今年のマイベストは以下の通り

聴いたコンサート(鑑賞したのは約20、あまり多くないが)
・アントネッロ第8回定期演奏会(カルミナブラーナ 11/21 東京文化小ホール)

出演したコンサート
・ターフェルムジーク鎌倉 ロ短調ミサ曲演奏会(11/24 逗子文化プラザ)
・ヘンデル協会 オペラ「パルテノペ」(11/23 大和田さくらホール)

聴いたCD
・ベイエール/バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
・ブルース・ディッキー/LA BELLA MINUTA

読んだ本
・スーザン・トムズ「静けさの中から」
・よしもとばなな「もしもし下北沢」

観た映画
・「ファーストポジション」

食べたもの
・バンコク/六本木(タイ料理)
・オーグードジュール/麹町(フレンチ)

気に入ったもの
・マウスピースと楽器のメッキかけ


こうやって挙げるといろいろと楽しいこともあって充実してたなあ。

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2012/12/30

プチ断捨離

昨日で年内の社会的活動が終了したので今日から休日モード。

とりあえず窓を開け、部屋の空気を入れ替えて片付け開始。 賞味期限が切れた調味料や冷蔵庫の中の食材を整理し、溜まっていた書類を取っておくものと捨てるものに分類してゴミ出し。本も点検して近くのBOOK OFFへ。 最後に部屋を掃除して終了。 午前中に終わってすっきりした。

モノを持たない生活に憧れているがその一方でCDを買うのは好きだしラッパ関係の楽譜や本はどうしても徐々に増えて行く。適度に在庫を見直して聴きそうもないのはディスクユニオンのお世話になっているのだがそれも限界がある。どうやらこれはずっと悶々と抱えて行く問題のようだ。

さて、これからCDでも聴きながら引きこもりの休日を楽しむこととしようかな。

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2012/12/27

ナチュラルトランペットオフ会

昨日はmixiのナチュラルトランペットコミュの練習オフ会。

今回集まってくれたのはTrp8人とTimpani1人の9人。
いつものことではあるけれど、常連のメンバーに加えて初参加の人もいたりして、出会いの場としても面白い。
ウォーミングアップもそこそこにアンサンブル曲をさらう。

昨日さらったのは次の曲

・Four Processional Fanfares (Anton Diabelli)
・Acht Aufzüge (Antonio Salieri)
・Sonata a7 (H.I.F.Biber)
・Six Fanfares (J.D.Zelenka)

これだけいると2コアに分かれてアンサンブルできるから変化がつけやすくて面白い。しかもコアを交代して吹けばすぐにバテなくて済むし。パートを固定してしまうのはつまらないから適度にパートチェンジも行う。

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それからマドゥーフさんの指導にならって、曲を吹く前に自分のパートを歌ってそれから楽器を手にするという練習も取り入れている。これはソルフェージュの練習になっていいと思うけれど、その一方で初見の曲をいきなり合わせるのも(曲が意外な展開だったりすると余計に)面白かったりする。

結局今年は計6回のオフ会を開催することができた。
来年はタイミングが合えばまたマドゥーフさんの来日に合わせてマスタークラスを開くなどの企画を考えてみよう。

みなさん、お疲れさまでした。
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2012/12/25

クリコン終了

「あれ、いいわあ、最後のアンコール」
打ち上げの席で合唱団員の女性が僕に言った。
そうなのだ。僕もそう思っていた。ただなんとなく。

今回の本郷教会のクリスマスコンサートではバッハのクリスマスオラトリオから第1部と第3部を演奏した。もうこれだけでクリスマス気分満天。
コンサートの最後に指揮者T氏の計らいでそのクリスマスオラトリオからコラールを3つ(主旋律は同じだがオケのアレンジは違う)選んで日本語の訳詩をつけて会場のみなさんと一緒に歌う、という趣向があった。

コンサートはただ座って聴いているだけと一緒に声を出して歌って参加するのとではステージとの一体感がまるで違ってくる。そしてそれはこちら側にいる奏者にも伝わってくる。
T氏が選んだコラールの3つめ(つまりコンサートの最後の最後)の曲は第1部の9曲目だった。コラール旋律を4回歌う合間にトランペットとティンパニがファンファーレを演奏する有名なやつだ。4回目の歌が終わったあとの後奏はトランペット隊だけの演奏で締めくくりとなる。

「トランペットと一緒に演奏している気分って気持ちいいのよね。なんだか華やかで誇らしくて」

なるほど。この9曲目とかカンタータならば41番の最後とか、同じパターンでトランペット隊の後奏で締めくくられるのだが、いつも吹いていてなにか特殊な気分になっていたのは、つまりみんな(合唱やオケ)の念が来ていたんだな。歌い終わったあとも演奏には参加している、その気持ちが僕らに伝わってきて、例えてみれば僕らはリレーでバトンを渡されたラストランナーの立場にいたわけだ。そりゃ最後の三和音をきれいに決めないと一緒に走った仲間もがっかりするだろう。その一体感が良かったのだ。しかも昨日はその念が一段と大きなものに感じられた。

そんなわけで昨日は打ち上げでおいしくビールをいただいたのだった。素敵な曲を作ってくれたバッハ大先生に乾杯!

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2012/12/24

CDその64 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Veldhoven)

クリスマスはやはりこの曲で

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カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Jos van Veldhoven / The Netherlands Bach Society

Trumpet: Per-Olov Lindeke

      Leif Bengtsson

      Roland Callmar

Timpani: Maarten van der Valk 

Horn:   Teunis van der Zwart

      Erwin Wierenga

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 2002.12

レーベル: Channel Classics  CCS SA 30809

 

コメント: 1st のリンデケはスウェーデン出身、バーゼルでタール教授にバロックトランペットを習い、以後20数年コレギウム・ヴォカーレ、レザール・フロリサン、ラ・プティット・バンドなどヨーロッパのいろんなグループで吹いていたが、2007年に病気のため演奏活動を断念。健康を回復した今は自宅で音楽活動とは全く異なるナイフ作りを仕事としている由。オランダバッハ協会のCDならばこのクリスマスオラトリオやロ短調ミサ曲の録音で彼の演奏を聴くことができる。

華やかでありながら出しゃばり過ぎす、フレージングやアーティキュレーションも適切。自分が思い描いている理想の演奏に一番近い。こういうふうに吹けるといいだろうなあ。

ということで、トランペットに関してはこれがクリオラのベスト盤に決まり!

お奨め度: 特選盤

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2012/12/23

CDその63 Handel / Messiah (番外編)

えっと、これは市販されてない演奏。

Trumpet: Takashi Nakamura (van der Heide 2006)
録音年月:2010.9

とりあえずこんな演奏もあるということで。
お奨めマークはつけられません(笑

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2012/12/22

CDその62 Handel / Messiah (Various vol.2)

カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

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演奏団体: Antony Walker / Orchestra of the Antipodes

Trumpet: unknown

Bass:  Teddy Tahu Rhodes

録音年月: 2002

レーベル: ABC Classics  abc472601-2

コメント: 聞き慣れない名前だなと思ったラオーストラリアの団体だった。テュッティでもアリアでもラッパのバランスがちょうど良い。

お奨め度: 

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演奏団体: Jorg Breiding / Barockorchester L’ARCO

Trumpet: unknown

Bass : Kay Stiefermann

録音年月: 2003

レーベル: ARS Musici  am232374

コメント: トランペットはまろやかな音色。アリアではとても丁寧に吹いている。

お奨め度: 

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演奏団体: Jeffrey Thomas / American Bach Soloists Orchestra

Trumpet: Unknown

Bass :  William Sharp

録音年月: 2004

レーベル: Delos  de3360

コメント: ホルンの入ったアレンジ。ハレルヤコーラスでは無理せず節度のある演奏が好感もてる。が、トランペットシャルサウンドで判るのだけれど、ラッパの音色自体がモダンのコルネットのようでそれが目立たなかった原因だと思い至った。アリアではダカーポが冒頭に戻っているのが珍しい。

お奨め度: 

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演奏団体: Jurgen Budday / Hannoversche Hofkapelle

Trumpet: Friedemann Immer, Christoph Draeger

Bass : Christopher Purves (Bass)

録音年月: 2005. 9

レーベル: K & K Veriagsanstalt  KuK20

コメント: ライブ録音。インマー氏はさすがに最初から安定した演奏ながら最後になるにつれどんどん調子が上向きになる感じ。トランペットシャルサウンドでは今まで聴いたどの盤よりもオリジナルなアレンジがたっぷり入っていてライブ盤ならでは。うーん、でもあんまり真似たくはないかなあ。

お奨め度: 

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演奏団体: Jeannette Sorrell / Apollo’s Fire

Trumpet: Barry Bauguess, Stanley Curtis

Bass : Jeffrey Strauss (Baritone)

録音年月: 2008. 12

レーベル: AVIE  2208

コメント: アポロズ・ファイアはクリーヴランドの団体。CDで伺う限りアメリカでは今一番旬な活動をしているグループではなかろうか。ボーゲスさんのトランペットは音色、バランス、他の楽器との融合の具合などなどさまざまな点で非常に模範になる演奏。 ダカーポアリアでの遊びは期待したほど入ってなくてそれが唯一不満だけれど。 ライブならではの緊張感も聴いていてわくわくするし、これが現時点でのベスト盤ということにしておこう。

(2014/9/29追記)改めて聴き直してみてランクを一つ減らすことにします。なんだかボーゲスさんのアリアソロの音程が怪しい。他にベスト盤がありそうな感じ。

お奨め度: 推薦盤

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2012/12/21

クリスマスオラトリオ お奨め動画

既にCDレヴューでクリスマスオラトリオのめぼしい録音は取り上げたけれど、動画(DVDで市販されている)のお奨めをご紹介したい。

トランペットの1番はニコラス・エクルンド。見事な演奏である。
ライブで終曲64番を完璧に吹いたあとも何事もなかったかのようにけろっとしている。さすがですね。

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2012/12/20

CDその61 Handel / Messiah (Various vol.1)

カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

メサイアは良く知られた名曲だけに録音も多い。以下はナクソス・ミュージック・ライブラリで聴いた感想

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演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

Trumpet: Unknown

Bass:  Roderick Kennedy

録音年月: 1982

レーベル: Teldec  090317761565

コメント: 今となっては古めかしい。トランペットがややくぐもった音に聴こえるのは録音のせいか、まだあまり良い楽器がなかったせいか、判然としない。ライブ録音。

お奨め度: 

Messiah_hickox

演奏団体: Richard Hickox / Collegium Musicum 90

Trumpet: unknown

Bass: Bryn Terfel 

録音年月: 1990

レーベル: Chandos chan0522-23

コメント: ハレルヤコーラスなど完全にモダン感覚で頑張り過ぎのように思える。音が綺麗じゃないのが魅力を減じている。トランペットシャルサウンドでのラッパはやや生真面目な印象を与える。

お奨め度: 

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演奏団体: Valentin Radu / Amadeus Ensemble

Trumpet: unknown

Bariton: Kevin Deas 

録音年月: 1993

レーベル: Vox  vox2-7502

コメント: ハレルヤコーラス超快速、しかも途中でさらにアッチェルランドしたりしてあっけにとられる。ラッパは暴力的で乱暴。終曲もこれだけ吹きまくればさぞかし気持ちが良かろうという感じ。(音がひずんじゃってるよ)

お奨め度: 

Messiah_bcj

演奏団体: Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan

Trumpet: Toshio Shimada

Bass :  David Thomas

録音年月: 1997

レーベル: BIS  bis-cs-891-92

コメント: トランペットシャルサウンドのソロと通奏低音(特に中間部分)が素晴らしい。

お奨め度: 


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演奏団体: Diego Fasolis / I Barocchisti

Trumpet: Andreas Lakner, Herbert Walser

Bass:  Antonio Abete

録音年月: 2000. 6

レーベル: ARS  47627-2

コメント: ハレルヤでは力強く、トランペットシャルサウンドでは歌うように吹き分けている。アリアのダカーポが冒頭に戻っているのが珍しい。ラックナーはここでもダカーポ後の装飾などは特に付けず。付点8分と16分音符の音形で付点8分に都度メッサディヴォーチェしてるのも独特かも。ライヴ録音。

お奨め度: 


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2012/12/19

CDその60 Handel / Messiah (Taurins)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: Ivars Taurins / Tafelmusik Baroque Orchestra & Chamber Choir

Trumpet: John Thiessen

      Norman Engel

共 演 : Brett Polegato (Bass)

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 2011.12

レーベル: Tafelmusik TMK1016CD2

コメント: いきなり余談になるが、メサイアで最初にトランペットが加わるGlory to Godでは譜面に「da lontano e un poco piano (距離をもって少し弱く)」と指定がある。以前に自分が演奏したときは、この曲は天使が登場して近づいて来るという場面だし、徐々にクレッシェンドする代わりに吹く位置を移動して演奏することとした。つまりステージ上のバルコニーの一番奥の位置で吹き始め、数小節ある休みの間に徐々に客席に近い方へ移動しつつ吹き、最終的にはバルコニーの一番前列で演奏するというやり方をしたのだ。ホールがちょうどそういった細工に適した作りだったということもあるのだけれど、あれはなかなか自分でも気に入った演出だった。

さて、この最新版のCDは2011年の12月にトロントで開かれたコンサートのライブ盤。この曲をどのように演出したかは判らないけれどとても完成度の高い出来となっている。合唱曲におけるラッパのバランスやキャラクター作りも適切だし、ソロも上手。強いて難を挙げればアリアダカーポ時にほとんど装飾が施されておらず譜面に忠実なところくらいか。

そうそう、ハレルヤコーラス、67小節目でのティンパニのロールの派手なクレッシェンドに度肝を抜かれた。これイイネ!

お奨め度: 推薦盤

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2012/12/18

CDその59 Handel / Messiah (Christophers)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: Harry Christopers / The Sixteen

Trumpet: Robert Farley

      Christopher Pigram

共 演 : Christopher Purves (Bass)

録音年月: 2007.11

レーベル: Coro  COR16062

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

コメント: メサイアはハレルヤやアーメンコーラスみたいな大編成で華やかな曲とトランペットシャルサウンドのようにアンサンブル的な曲とがあって、それぞれにトランペットに求められる役割は異なると思っている。アンサンブルはソロとの掛け合いや自分のうたをいかに聴かせるかという面が強いのに対し、大編成は(他のCDレビューにも書いたように)合唱と共にあるのが望ましいと思う。つまりwith the choir であってon the choirじゃないということだね。そういう見方からすると、このシックスティーンの演奏は、アンサンブル曲において見事だけれども合唱曲において失格ということになっちゃう。CDで聴いてこのバランスだとすると多分ライブではもっとトランペットが全体をドミナントするんじゃないかと余計な懸念をしてしまう。多分にそれは奏者のイメージの問題であると同時に(数ある僕の偏見のうちのひとつだと思うが)イギリスの奏者にはモダンのマウスピースを使う人が多いことに起因するんじゃなかろうか。ある意味音色が命とも言えるバロック/ナチュラルトランペットにおいては、マウスピースの選択はそこを左右する重大なポイントだと僕は思っている。

一方、トランペットシャルサウンドはバランスといい、フレーズのうたいかたといい、適度な装飾の付け方といい、文句なく素晴らしい演奏だと思う。

お奨め度: 


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2012/12/17

CDその58 Handel / Messiah (Harnoncourt)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

Trumpet: unknown

共 演 : Gerald Finley (Bass)

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 2004.12

レーベル: Deutsche Harmonia Mundi 82876 64070 2

コメント: アーノンクールの演奏についてはー前回来日時のロ短調ミサのときにも思ったのだがーずいぶんとテンポの揺らぎが目立つ。このCDではハレルヤがその例で、前奏がゆっくりと開始したかと思うとコーラスが加わってクレシェンドするにつれて徐々に加速してくる。が、ポイントポイントでルバートしたりする。あたかもプレーヤーが遅めのテンポに焦れて我慢できず早くなる傾向があるのを、それをたしなめるかのようにアーノンクールが軌道修正をしているかのようにもとれる。あるいは全くの邪推に過ぎなくて全ては指揮者の意図なのかもしれないが。

このCDにはなぜかオケとコーラスのメンバー表が載ってないのだが、トランペットソロはアンドレアス・ラックナーだろうか。トランペットシャルサウンドは若干硬質な音色、来日時のメサイアのときはジョン・ウェッブの4孔の楽器を使っていたがこの録音も多分同じだと思う。ダカーポ後は特に装飾は付けず。終曲でも少しオケや合唱と分離して目立ち過ぎのように感じられた。

お奨め度: 

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2012/12/16

CDその57 Handel / Messiah (Takehisa)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: Genzoh Takehisa / Conversum Musicum

Trumpet: Toshio Shimada

      Hidenori Saito

共 演 : Julian Rippon (Bass)

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 2002. 4

レーベル: ALM Records  ALCD-1051/2

コメント: 全体的に源造さんのチェンバロが大き過ぎ(笑)。ハレルヤでのトランペットは発音明瞭で音楽全体にメリハリをつけている。トランペットシャルサウンドは少し遅めのテンポでまるで一歩一歩を踏みしめるような感じでバスもトランペットもたっぷりとした演奏。残念ながら時間の関係かダカーポの繰り返し部分は省略されている。

終曲がこれまた雄大なテンポ。源造さんは意外とクレンペラーとかが理想なのかなあ。

お奨め度: 

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2012/12/15

CDその56 Handel / Messiah (Christie)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: William Christie / Les Arts Florissants

Trumpet: James Ghigi

      Gilles Rapin

共 演 : Nathan Berg (Bass)

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 1993.12

レーベル: Harmonia Mundi France  2901498.99

コメント: ハレルヤは超快速テンポ。トランペットも飛ばしている。その分アタックが鋭くなってしまって音が立ち過ぎている感じがする。僕の理想としてはラッパの音が合唱と溶け合っていながら、その音の輪郭に輝きを与える(それこそ英国のギルトエッジの名の通り)のがラッパのあるべき姿と思っているのだが。

トランペットシャルサウンドでは一転して柔らかくて綺麗な音色で、流れるような演奏が聴ける。ガーディナー盤のパーキンスとは対照的に全編テヌート気味に音を処理している。ダカーポ後の装飾は控え目ながら数カ所に施されている。

最後のアーメンコーラスも驚くほどテンポが早くて、ハレルヤと同じくトランペットのアタックがきつめの傾向あり。

お奨め度: 

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2012/12/14

CDその55 Handel / Messiah (Pinnock)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: Trever Pinnock / The English Concert & Choir

Trumpet: Michael Laird

      Michael Harrison

共 演 : John Tomlinson (Bass)

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 1988. 1

レーベル: Archive  UCCA-3155/6

コメント: このピノックのヴァージョンでは当初のスコアにはないホルンが2本追加されているのが珍しい。オーボエも4本、ファゴットも2本などとなにかと大編成のオケなのでハレルヤや終曲などのテュッティでは賑やかなことこの上ない。ティンパニがロバート・ハウズなのもにぎやかしに一役かっているかも。最後の最後なんかはまるでティンパニコンチェルトだね、こりゃ。

トランペットシャルサウンドでのレアードのソロはかなりオンマイクでの録音。フレージングやアーティキュレーションなど極めてオーソドックス。ダカーポのあと、バスのトムリンソンは多少のアドリブを入れているのに対してラッパは全くの譜面どおり。いかにも真面目なレアードらしい。

お奨め度: 


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2012/12/13

CDその54 Handel / Messiah (Gardiner)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah

演奏団体: John Eliot Gardiner / English Baroque Soloists

Trumpet: Crispian Steele-Perkins

      David Staff

共 演 : Robert Hale (Bass)

録音年月: 1982.11

レーベル: Decca  434 297-2

収録曲目: Glory to God

      Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

コメント: ハレルヤは静かに始まり時間をかけてゆっくりとクレッシェンドして頂点に持って行く手法。この曲や終曲など大編成の曲ではトランペットは音量的にほど良いバランス。これは奏者がそうしたのかガーディナーの指示なのか編集の趣味なのかわからないが、トランペットが目立ちすぎると合唱の子音をかき消すこともあるので、この程度がちょうどいいと思う。トランペットシャルサウンドではパーキンスは8分音符をマルカートで切り気味に演奏しているので、そのためフレーズが少しゴツゴツしている感じがする。アリアのダカーポの後はリズムをちょっと崩したところが2、3カ所あるのみでほとんど装飾はなし。長いアリアだけにここはもうちょっと遊びが欲しいところ。

お奨め度: 

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2012/12/12

CDその53 Handel / Messiah (Scholars Baroque Ensemble)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / The Messiah (Highlights)

演奏団体: Scholars Baroque Ensemble

Trumpet: unknown

収録曲目: Hallelujah!

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 1992. 7

レーベル: Naxos  8.553258

コメント: 抜粋版。オケ、合唱共にこじんまりとした編成。トランペットシャルサウンドのときに顕著なのだがフレーズの終わりの部分のカデンツで普通入っているべきお約束のトリルがないのがさみしい。そこはセンスが問われるところだと思うんだけれどね。

お奨め度: 

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2012/12/11

CDその52 Handel / Messiah (Hogwood)

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カテゴリ: English Music

タイトル: Handel / Messiah (Highlights)

演奏団体: Christopher Hogwood / The Academy of Ancient Music

Trumpet: unknown

共 演 : David Thomas (Bass)

収録曲目: Hallelujah

      The trumpet shall sound

      Worthy is the Lamb...Amen

録音年月: 1979. 9

レーベル: L’oiseau-Lyre  F35L-50120

コメント: 英語圏の国でクリスマスの時期に演奏される回数が多いのはなんと言ってもこのヘンデルのメサイアだろう。50曲ほどからなる全編を演奏すると3時間近くかかる大曲、ところがトランペットの出番はたったの5曲しかない。しかも3部構成の1部の途中に1曲、2部の最後にハレルヤコーラス、そして3部にまとめて3曲があるという、トランペット吹きにとっては待ち時間が長くて最後まで気の抜けない曲でもある。

もちろんハレルヤコーラスは有名だし目立つところもあるが、ラッパ吹きにとってこの曲の最大の難所はバスのアリアTrumpet shall soundだろう。A-B-Aの構成のダカーポアリアで、所要時間9分ほどのこの曲はメサイアの中でも最も長く、トランペットはその中間部を除いてずっと吹き詰め。スタミナも要求されるが、繰り返しのときの演奏(装飾を含め)をどうするかも悩むところだ。聴き手にとってはそこが聴き所とも言える。

さて、このCDは抜粋版なので最初の1曲は含まれていない。トランペットの音は非常にかっちりとしていてハレルヤなどでは1stがすごく立っている。トランペットシャルサウンドも癖のない演奏。ただ反面あっさりと流れて印象に残らないきらいもある。 終曲ではアーティキュレーションが合唱と一致しないところ(8分音符の均等さとか)があってそれがやや気になった。でも録音年度を考慮に入れれば70年代でこの演奏は立派。思い起こせばモーツァルトの交響曲などでこのホグウッド/AAMのコンビが新盤をリリースするたびにセンセーションを起こしていた絶頂期だもんね、活きがいいのは当然かもしれない。

お奨め度: 

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2012/12/10

メサイア演奏会 終了

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熊谷でヘンデルのメサイアを演奏してきた。幸いバロックトランペットはお客様にも合唱団員の方にも好評だったようだ。そういう感想をいただくと演奏後の充実感に加えてお手伝いさせてもらって良かったなと感謝の念が強まる。

メサイアの女声三部合唱版というのは初めて。なんか常に重心が上の方にあるみたいで最初は落ち着かなかったけれど、段々慣れてきて、これはこれでありだなと思った。

指揮は今回のコンサートに参加している女声コーラス三団体の指導をなさっているアルトのOさん。以前から何度かご一緒して歌のうまさは存じ上げていたけれど、人望もあり指導力も卓越してると推察されたし、それになにより一緒に歌いながらの指揮が的確で素晴らしかった。加えてご自身で歌われたアルトのソロも感動的だった。
先日のみずほ合唱団を指揮されたテナーの方といい、歌の人の指揮は(上手な人に限るけど)なにをどう表現したいかっていうのが演奏者にダイレクトに伝わってきていいよね。

今回は小ぶりなオケもこないだのヘンデルと同じ「これしかない」メンバーだったのでホーム感覚で演奏でき満足満足。ダメもとで年末のクリオラ通唱会に誘ったら快く引き受けてくれることに。素晴らしい!頼んでみるもんだね。

こんな感じで毎年メサイアとロ短調ミサとクリスマスオラトリオと147番とモツレクと第九の演奏会があるといいなあ。その意味では今シーズンはモツレクがなかったのがちょっと残念かも。

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CDその51 J.S.Bach / Cantata BWV110

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach /  Cantata ”Unser Mund sei voll Lachens” BWV 110

曲について:バッハのカンタータ第110番「笑いはわれらの口に満ち」は第63番と同じく降誕祭第一日目のための曲。初演は1725年12月25日、バッハがライプチヒでの3年目の年に当たる。トランペットの出番は3曲あり、1曲目の合唱では3本、6曲目のバスのアリアと7曲目のコラールではトランペット1本が使われている。1曲目は管弦楽組曲第4番からの転用(パロディ)で、華やかなフランス風序曲と合唱も加わるテンポの速い中間部から成る。演奏する立場から言うと出だしの3和音のコードが(音が高いだけに)綺麗に決まるかどうかがドキドキの曲でもある。6曲目はバスソロにからむオブリガートの役割だが音符こそは細かいけれど高い音も頻出せず(上昇音形でハイDが一回あるのみ)、演奏効果も高くてラッパ吹きにとってはおいしい曲。7曲目はコラールのソプラノとのユニゾンでおそらくトロンバ・ダ・ティラルシ(スライドトランペット)の使用を想定していたと思われる。

これも録音年月の古い順から紹介しよう。

Bwv110harnoncourt

演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

録音年月: 1978. 2

レーベル: Teldec 825646718535 

コメント: 75年の63番の演奏に比べるとかなり楽器に慣れてきたなと感じさせる。クリアな録音でオーボエもトランペットも若干尖っていて刺激的。6曲目は全体的にマルカートな演奏で5小節目から始まる16分音符のメリスマは全部均等タンギング。これも今ではありえないスタイルで時代を偲ばせるものだ。

お奨め度: 

Bwv110herreweghe

演奏団体: Philippe Herreweghe / Collegium Vocale

Trumpet: Susan Williams, Maarten Van Weverwijk, Leif Bengtsson

録音年月: 1995.12

レーベル: Harmonia Mundi  HMX 2908138 

コメント: 私事だが2007年にブレーメンでスーザン・ウィリアムズのクラスに参加させてもらったときの素材がこの序曲(正確には管組4番)だった。出だしの高音をいかに緊張しないで決めるかということについてとても貴重なアドヴァイスをもらったのもこの曲。これを聴くとそのときのことを思い出す。

さて、ウィリアムズの演奏はくせがなく模範的。6曲目など無理なく自然に歌っている。

お奨め度: 

Bwv110gardiner

演奏団体: John Eliot Gardiner / English Baroque Soloists

Trumpet:Gabriele Cassone, Paul Sharp, Mauro Bernasconi

録音年月: 2000.12

レーベル: SDG 113 

コメント: 1曲目が派手に始まったと思うと6曲目では逆にちょっと控え目になった。録音のせいだとは思うがこのバランスが逆だったら良かったかも。6曲目は技も鮮やかでダカーポ後には細かな装飾も入っている。ライブで興が乗るとそういうアドリブをやりたくなるものなんだよね。

お奨め度: 

Bwv110koopman

演奏団体: Ton Koopman / The Amsterdam Baroque Orchestra

Trumpet: Stephen Keavy, Jonathan Impett, James Ghigi

録音年月: 2001.11

レーベル: Antoine Marchand  CC72215 

コメント: キーヴィのソロはちょっと前のめり。それが弦と打ち消し合ってあまり線が浮かび上がって来ないのが残念。

お奨め度: 


Bwv110fasolis

演奏団体: Diego Fasolis / I Barocchisti

Trumpet: Markus Würsch, Thomas Wigger, Roland Klaus

録音年月: 2003.11

レーベル: Arts  47717-8 

コメント: 出だしから先鋭的なバッハ。16分音符のアウフタクトがやけに厳しくて耳に痛いくらい。これは指揮者の好みなのかな。ところが一転して6曲目はゆったりめのテンポで表情豊かな歌い方。これはバスソロのメルテンスの影響が大きいかもしれない。この曲に関してはこのCDの演奏も捨て難い。

お奨め度: 


Bwv110suzuki

演奏団体: Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan

録音年月: 2008. 7

レーベル: BIS 1761 

コメント: 会場の響きのおかげかとても堂々とした演奏。1つだけ気になる点は6曲目の出だしの中低音域の音色。五線の真ん中のソの音色が妙にくぐもっていてもったいない気がする。ドより上の音はきらびやかなのにね。これはこの録音に限らなくて他のBCJのCDでもそういう傾向があるのだけれどなぜなんだろう。

お奨め度: 

Bwv110netherland

演奏団体: Jos van Veldhoven / The Netherlands Bach Society

Trumpet: Robert Vanryne, Andreas Bengtsson, Leif Bengtsson

録音年月: 2009.12

レーベル: Channel Classics  CCS SA 32010 

コメント: 明るい音色がこの曲想に合っていると思う。 ヴァンレインはやはり自作の楽器なんだろうか。 6曲目は低音から高音までムラのない柔らかめの音色でしっとりと聴かせる。現時点でのベストCDはこれかな。

お奨め度: 推薦盤


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2012/12/09

CDその50 J.S.Bach / Cantata BWV63

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach /  Cantata “Christen, ätzet diesen Tag” BWV 63

曲について:バッハのカンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」の初演は1714年のクリスマス、12月25日。バッハのワイマール時代のことだ。トランペットは珍しく4本の大編成。バッハのカンタータでトランペットを4つ使うのはこの曲と1923年にライプチヒに移って間もなく作られた119番の2曲のみだ。どちらも華やかで明るい気分に満ちた曲で、C調であることもあってか、吹いていて気持ちがいい曲である。1曲目と終曲の7曲目の2つの合唱曲にトランペットは起用されている。

これも録音年月の古い順から紹介しよう。


Bwv63harnoncourt

演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

録音年月: 1975.11

レーベル: Teldec 825646718634 

コメント: さすがに時代がかった演奏。トランペットはぎこちなくて音もデコボコしている。ピッチは上ずり気味だし音を均等に吹こうとするモダンの癖がまだ抜けていない。といってもこの時代はピリオド楽器で演奏するだけで一大事だったんだろうけどね。

お奨め度: 


Bwv63koopman

演奏団体: Ton Koopman / Amsterdam Baroque Orchestra

録音年月: 1995.9

レーベル: Challenge Classic  CC72203 

コメント: トランペットのバランス良し。出るところは出て、引っ込むところは引っ込む、そのデュナーミクも適切。そうじゃないとただでさえラッパ4本はうるさくなるからね。7曲目の早いパッセージ(32分音符)はキーヴィはスラーで吹いているけれど、他の楽器と同じくアーティキュレートした方がいいような。それから最高音のCはもっと明るく出てきて欲しいところ。

お奨め度: 


Bwv63pickett

演奏団体: Philip Pickett / New London Consort

録音年月: 1995.10

レーベル: Decca 476 7863 

コメント: 室内楽的な節度ある演奏。ラッパが頑張り過ぎてなくて高音もきれい。加えて終曲で3番4番がプリンシパルで下のGの音を連打するところなども小気味良く聴こえてきてなかなか良い感じ。

お奨め度: 推薦盤


Bwv63suzuki

演奏団体: Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan

録音年月: 1997.7

レーベル: BIS CD881

コメント: 広がりのある録音。フレーズの取り方とかが一番歌詞や曲に合っていると思う。模範的な演奏。 

お奨め度: 


Bwv63gardiner1998a   Bwv63gardiner1998b

演奏団体: John Eliot Gardiner / The English Baroque Soloists

録音年月: 1998.12

レーベル: Archiv  463589 

コメント: このラッパは元気がいい。リハーサル風景を撮ったDVDも出ているが、トップはマーク・ベネットだったっけか。気になったのは終曲の出だし、16分音符と8分音符がマルカート過ぎて合唱のモチーフと合っていないところ。他の楽器は合唱と揃えているので余計にちぐはぐさが目立つ感じがする。

お奨め度: 


Bwv63gardinersdg

演奏団体: John Eliot Gardiner / The English Baroque Soloists

Trumpet:Niklas Eklund
     Marc Ulrich

     Frode Jakobsen

     Ulrik Hoglund

録音年月: 1999.12

レーベル: SDG 174  

コメント: トランペットは非常になめらかで余裕の演奏。時折装飾を入れたりしているのもカッコイイ。ただライブ演奏のためか、ちょっとアンサンブルが乱れたところもあってそれが残念。

お奨め度: 


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2012/12/08

CDその49 The King's Christmas

222a  222b   222c

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: The King’s Christmas

演奏団体: Barocktrompeten Ensemble Berlin

Trumpet: Johann Plietzsch

      Fruzsina Hara

      Christian Ahrens

      David Rodeschini

共 演 : Carl-Philipp Kaptain, Hans-Dieter Gilessen, Uwe Gebel, Volkmar Jager (posaune), Heiner Herzog (Timpani)

Instrument: David Staff (2010), Robert Vanryne (2004), Rainer Egger (2004/2005), Zugtrompete: E. Meinl (1996)

収録曲目: Sussex Carol (Anonymus)

      Suite aus The Fairy Queen (Henry Purcell)

      Galliard - I smile to see, (Anonymus)

      His rest (Giles Farnaby)

      La Volta (William Byrd)

      Suite aus King Arthur (Henry Purcell)

      Veni, veni Emmanuel (15Jr. Antiphon)

      Gloria in exelsis Deo (Anonymus)

録音年月: 2012. 4

レーベル: Raum Klang RK3202

 

コメント: 前に手に入れたこの団体のスペインもののCDがすごく楽しい出来だったのでこれも期待値が高まる一枚。アンサンブルのレベルの高さやリュートなども入った編成は文句なしに楽しめる。が、今回のCDはサックバットアンサンブルをより多用しており、トランペットの入った曲でもトロンボーン隊が伴奏を務めるといったアレンジになっている。それはヘンリー・パーセルの曲においても同じ流儀で、つまり分かり易く言うとピリオド楽器を使ったモダンブラスアンサンブルのCDになっちゃっているのだ。上手だしそつないし美しい、でもこの路線はなんか自分が聴きたいものとはちょっと違うような気がするんだなあ。

お奨め度: 


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2012/12/07

CDその48 Schütz / Christmas Story

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カテゴリ: German Music

タイトル: Schütz / Christmas Story

演奏団体: Andrew Parrott / Taverner Consort

Trumpet: Michael Laird

      Crispian Steele-Perkins

      Mark Bennett

      Richard Cheetham

      Paul Nieman

      Stephen Saunders

共 演 : Robert Howes (Timpani)

収録曲目: Intermedium VI: Herodes (Heinrich Schütz)

      In dulci jubilo (Michael Praetorius)

録音年月: 1985.11, 1986.1

レーベル: EMI  7243 5 61353 2 1

 

コメント: シュッツのクリスマス物語はうたと器楽の演奏にエヴァンゲリストの語りを挟みながらイエスキリストの生誕のお話を紡いでいくという趣向。器楽のキャスティングが贅沢で、ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオール、リコーダー、トランペット、トロンボーンが各2名にファゴットというふうにいろんな楽器を使う。しかも全員が同時に演奏することはなくて、うたと同族楽器2つと通奏低音という組み合わせになっているのでバラエティあふれる室内楽的作りになっている。トランペットは間奏曲6曲目のヘロデ王のソロに使われており、勇壮(残虐?)な王の威厳を象徴している。 シュッツの楽器の使用法は独特で、2つのトランペットが(1st, 2nd の違いは多少あるが)ほとんど掛け合いのように使われており、どちらも重要な役割を果たしている。その意味ではパーセルと似通った部分があるかもしれない。 このパートはコルネットで代用されることも多く(その方が前奏曲と終曲でもコルネットを重ねることができるからだと思うが)、指定通りトランペットで演奏しているものは意外と少ない。ちなみに僕の手元にある6種類のCDのうちトランペットはこのパロット盤のみだった。

アルバムの最後に収められたプレトリウスの In dulci jubilo(甘き喜びのうちに)は6本のトランペットとティンパニのアンサンブル。プレトリウスの曲に続いてベンディネッリのソナタを演奏しているが、にぎやかなことこの上なく、特にティンパニの炸裂具合がものすごいことになってる。改めてメンツを見てみるとバロック・ブラス・オブ・ロンドンだね。ハウズだし、納得。

お奨め度: 

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2012/12/06

CDその47 Praetorius / Polyhymnia Caduceatrix

Praetorius_wilson

カテゴリ: German Music

タイトル: Praetorius / Polyhymnia Caduceatrix & Panegyryria

演奏団体: Roland Wilson / Musica Fiata

Trumpet: Arno Paduch

      Hans-Peter Westerman

      Francois Petit-Laurent

      Hannes Kothe

      Almut Rux

共 演 : Frank Hiesler (Timpani)

収録曲目: “In dulci jubilo” from Polyhymnia caduceatrix (Michael Praetorius)

録音年月: 1996.11

レーベル: Sony Classical  S2K 62929

コメント: こちらも教会での録音だがトランペットアンサンブルが何をやっているのか、分かる程度にはクリアだ。ま、でも賑やかしのための存在にしか過ぎないことには変わりはないのだが。

お奨め度: 


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2012/12/05

CDその46 Praetorius / Christmette

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カテゴリ: German Music

タイトル: Praetorius / Christmette

演奏団体: Paul McCreesh / Gabrieli Consort & Players

Trumpet: David Staff

      David Hendry

      Johnathan Impett

      Robert Vanryane

      Tom Lees

      Adrian France

共 演 : Marie-Ange Petit (Timpani)

収録曲目: “In dulci jubilo” from Polyhymnia caduceatrix (Michael Praetorius)

録音年月: 1993.10

レーベル: Archiv 439 931-2

コメント: タール教授の本によるとこのプレトリウスの曲はトランペットが芸術音楽に組み込まれた最初期の例だという。プレトリウスはこの非常にポピュラーなクリスマスキャロルを4つのグループに分かれる大編成のものにアレンジし、それに6本のトランペットアンサンブルとドラムを追加している。トランペット隊は曲の繰り返し部分に何度も登場し、祝典的気分を盛り上げるべく効果的に使われている。

このマクリーシュ盤はデンマークのRoskilde大聖堂で収録されているが、おそらく当時と同じように遠く距離を置いて配置されたトランペット隊の音は、残響と距離のせいではっきり言って何をどう演奏しているのかさっぱり判別しがたい。が、雰囲気を感じるにはこれで充分なのかもしれない。

お奨め度: 


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2012/12/04

CDその45 Weihnachtskonzert Festliches Barock

12a  12b

カテゴリ: OmnibusTrumpet Ensemble

タイトル: Weihnachtskonzert  Festliches Barock

演奏団体: Trompeten Consort Friedemann Immer

Trumpet: Friedemann Immer

      Ute Hübner

      Thibaud Robinne

      Ute Hartwich

      Christoph Müller-Stosch

      Klaus Hannes Osterich

      Hans-Jörg Packeiser

共 演 : Leonore von Falkenhausen, Claudia Schneck (Soprano) 

 

収録曲目: “Das Kindl-Woegen auf Weihnacht” (Bartholomäus Riedl)

      Sonata Natalis (Pavel Josef Vejvanovski)

      Kantate “Der Himmel steht uns wieder offen” (Christian August Jacobi)

      Ciaccona a7 (Philipp Jakob Rittler)Ciaccona a7 (Philipp Jakob Rittler)

      Duett aus Moravian Brass Duet Book

      Kantate “Göttlichs Kind, laß mit Entzücken” (G.F.Telemann)

      Konzert C-dur (Antonio Vivaldi)

      Sonata in C (Pavel Josef Vejvanovski)

      Cantus a10 (Anonymus)

      Sonata Natalis (Johann Heinrich Schmelzer)

録音年月: 1999. 1  Hannover

レーベル: Balance München BAL-9518-1 

コメント: これは楽しいアルバム。クリスマスにちなんだ曲を集めたもの。トランペットアンサンブルばかりでなく、ソプラノの入ったアンサンブル曲や弦楽器だけのコレッリのコンチェルトグロッソなども間に挟まっていてプログラムが多彩なのもクリスマスの気分を盛り上げるのに一役買っている。局部的な話で恐縮だがMoravian Duet Bookからの冒頭だとかテレマンのカンタータの最後とかのインマーの高音は本当に美しくて惚れ惚れとしてしまう。

お奨め度: 推薦盤

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2012/12/03

CDその44 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Various)

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248


以下6つの演奏はCDは持ってないけれどナクソス・ミュージックライブラリーで聴くことのできた音源です。録音年代の古い順にご紹介します。

Otto

演奏団体: Ralf Otto / Concerto Köln

録音年月: 1991

レーベル: Capriccio  C60025-2  

コメント: バロック時代のトランペットの扱いは上部音域を担当するクラリーノパート、低音域を担当するプリンシパルとはっきり分かれているのが普通なのだが、バッハはときどきこの風習を破って、時に3番パートに1番よりも上の音を吹かせることがある。クリスマスオラトリオの冒頭はその典型で、ティンパニに続くトランペット3本はカノン形式で順々に下のドの音から上のソの音まで駆け上がっていく。ロ短調ミサにも一部にそういう場所があって、プリンシパルパートの奏者の意欲を静かに掻き立てているに違いない。こういう使い方をするあたりバッハはやはり別格っていう感じが改めてするのだ。

このオットー盤はその冒頭のバランスがとても良くて聴いていて小気味いい。

お奨め度: 

Ericson

演奏団体: Eric Ericson / Drottningholm Baroque Ensemble

録音年月: 1993.12

レーベル: Proprius  PRCD2012-13 

コメント: ライブ録音。そのハンデもあってかトランペットもティンパニも硬質な音になっている。しかしながらライブでこのとりこぼしのなさは見事。というのもクリスマスオラトリオは8曲目にしろ終曲にしろトランペットの1番にはハイDまでの跳躍が何度も出てきて難所がいっぱいの曲だからね。

お奨め度: 

Koopman

演奏団体: Ton Koopman / Amsterdam Baroque Orchestra

録音年月: 1996.4

レーベル: Erato  706301463567 

コメント: コープマン/ABOだから多分ラッパの1番はステファン・キーヴィのはず。同じキーヴィでもヘレヴェッへ盤だと8曲目のバスのアリアで上からかけていたトリルをここではその音からかけている。キーヴィじゃないのかな。でもこの真面目な吹き方はキーヴィそのものだし。9曲目のコラールでは鳴りもの隊(特にティンパニ)のダイナミクスはかなり控え目。だけれど最後のコードがピアニシモでとても美しい。静謐なクリスマスって感じ。こういう終わり方もありだな~。

お奨め度: 

Suzuki

演奏団体: Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan

録音年月: 1998. 1

レーベル: BIS CD941-42 

お奨め度: 

Vriend

演奏団体: Jan Willem de Vriend / Combattimento Consort Amsterdam

録音年月: 2006. 9

レーベル: Challenge Classics  CC76607 

コメント: モダン楽器かと聴き間違えるかのようなアグレッシブで刺激的な音色。出だしのティンパニも硬質。オーケストラと共にあるというよりはオケを支配するぞという感じ。うーん、なんだかなあ。8曲目のソロも滑らかだが音色は1曲目と同じ。3部も6部も最後までその点が気になってしかたがなかった。終曲もテクニックはあって上手なんだが吹き過ぎで一部音が割れてしまうところすらある。そこまで頑張らなくてもねえ。

お奨め度: 

Dijkstra

演奏団体: Peter Dijkstra / Berlin Akademie fur Alte Musik

録音年月: 2010.12

レーベル: BR-Klassik  900902  

コメント: 冒頭ワクワク感いっぱい。結局自分にとってはこの曲の良し悪しの判断基準はこの気持ちがウキウキするかどうかにかかっているんだなと思う。1曲目も終曲にも1stには32分音符の細かい動きがあるんだが、ここではリズムを引っ掛け気味に処理していてそれも程よい感じ。ただこの人、フレーズの最後に入る音をテヌート気味に吹く癖があってそれが少し気になる。あと難点を挙げれば8曲目のギャップトリルのところ、トリルなしにしているのはいささかつまらない。それに2ndの人が控え目過ぎてよく聴こえないのもちょっとばかり残念だ。

お奨め度: 

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2012/12/02

CDその43 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Jacobs)

194a  194b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: René Jacobs / Akademie für Alte Musik Berlin

Trumpet: Friedemann Immer

      Hans-Martin Kothe

      Ute Hartwich

Timpani: Heiner Herzog 

Horn:    Christian-Friedrich Dallmann

      Oliver Kersken

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 1997.1

レーベル: Harmonia Mundi France  HMX 2901630.31

 

コメント: トランペットはやはり熟練のインマー氏、貫禄の演奏でそつがない。ティンパニ、冒頭ややワイルド。ダカーポしてからはアドリブも入れたりしてかなりアグレッシブ。9曲目のコラールでのダイナミックスの付け方(途中ピアニシモまで落ちてそこから大胆なクレッシェンド)がとても印象的だがこれはヤーコプスの狙いなんだろう。

第6部になってからは2ndトランペットがとても積極的、というか1stより目立っている部分が多々ある。実演を聴いてもインマー氏はそれほどボリュームを出す方ではないから力余って思わず逆転しちゃったんだろうね。

それからこれは演奏とは関係ないが、このCD、100ページを超すちょっとした本になっていて、ブックレットにはオールカラーの美しい挿絵がいっぱい。見ているだけでクリスマスらしい気分に浸れる。

お奨め度: 推薦盤


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2012/12/01

CDその42 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Herreweghe)

189a  189b

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachts-Oratorium BWV 248

演奏団体: Philippe Herreweghe / Collegium Vocale

Trumpet: Stephen Keavy

      Mark Bennet

      Leon Petré

Timpani: Jean Chamboux 

Horn:    Claude Maury

      Piet Dombrecht

収録曲目: Weihnachtsoratorium BWV 248 (J. S. Bach)

録音年月: 1989. 1

レーベル: Virgin Classics  0777 7 59530 2 2

 

コメント: 8曲目、何度も出て来るギャップのある中低音域でのトリルがちょっと中途半端。なぜかなあと考えていたら、ここでのキーヴィはトリルを上の音からかけて(他の盤はその音から)いて、かつ始めの音を定石通りたっぷり吹くからギャップをより強調する結果となっているんだね。ラッパとティンパニは出しゃばり過ぎず、かといって引っ込んでいるわけでもなく、弦や合唱との音量的なバランスはちょうど良い感じ。

お奨め度: 


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