CDその99 Biber / Sonatae tam aris, quam aulis servientes (Williams)
カテゴリ: Austro-Bohemian Music
タイトル: Biber / Sonatae Tam Aris Quam Aulis Servientes
演奏団体: Combattimento Consort Amsterdam
Trumpet: Susan Williams
Frank Anepool
収録曲目: Sonata No.1 in C
Sonata No.4 in C
Sonata No.7 in C
Sonata No.10 in G minor
Sonata No.12 in C
録音年月: 1999. 7
レーベル: Challenge Classic CC72129
コメント: ビーバーなどのボヘミアの作曲家による音楽を特長づけるものはその陰影の深さなんじゃないかと思う。室内楽ではそれが楽器編成にも端的に現れていて、例えばこの4番のソナタなどはソロのトランペットと通奏低音の他にはヴァイオリンが1にヴィオラが2、というふうに中音域を充実させて彫りの深い音楽になるように配してある。これがアルプスを南に下ったイタリアあたりだと、コレッリやスカルラッティのソナタのように弦はヴァイオリン2本のみ、などとなっていて音が明るいことこの上ない。おそらくそれぞれの地の気候が音楽に与える影響が大きいということだろう。
さて、このオランダの団体はそういう光と影の部分を上手く表現しながら魅力的な演奏を展開している。スーザン・ウィリアムズのトランペットも多彩なニュアンスを使い分けて雄弁な語り口の演奏となっている。2ndはあまり見かけない名前の人だけどウィリアムズと遜色なくてとても上手だ。
お奨め度: 特選盤
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