CDその126 Scarlatti • Hasse / Salve Regina・Cantatas & Motets
カテゴリ: Italian Music
タイトル: Scarlatti • Hasse / Salve Regina・Cantatas & Motets
演奏団体: Robert King / The King’s Consort
Trumpet: Crispian Steele-Perkins
共 演 : Deborah York (Soprano)
収録曲目: Cantata “Su le sponde del Tebro” (Alessandro Scarlatti)
録音年月: 1996. 2
レーベル: Hyperion CDA 66875
コメント: カンタータというとついJ.S.バッハの教会カンタータのようなものを連想してしまいがちだが、このスカルラッティなどイタリアの作品は室内カンタータとも呼ばれ、宮廷やサロンで貴族など高貴な方々のために演奏される小規模な音楽劇的なものだった。従って内容も恋のさやあてや失恋物語など他愛のないものが多い。まあ、言ってみれば現代の歌謡曲あたりの位置づけになるんだろうか。この「テブロ川の岸辺で」も羊飼いアミンタの失恋の心のうちを吐露したモノローグがその内容となっている。
曲の規模もこじんまりとしており、ソプラノ、ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、トランペットと通奏低音という編成である。トランペットパートはソプラノとの掛け合いやからみに起用されており、室内楽的なアンサンブル力と表現力が要求される曲でもある。
楽譜についてはいくつかのエディションがあるが、初期に流布したものには誤植と思われる音の間違いや繰り返し部分などの間違いがあって演奏する際にはそれらに気をつけないといけない。このキングス・コンソート盤はそれらが校正されてなくてちょっと残念。
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