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2013/09/21

CDその212 Johann Sebastian Bach / Orchestral Suites

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Orchestral Suite No.3 & No.4

曲について:J.S.Bachの管弦楽組曲は全部で4つある(BWV1066からBWV1069まで)が、そのうち第3番と第4番にトランペットが含まれている。編成はトランペット3本にティンパニで調整はいずれもin D。曲は以下の通り。

Orchestral Suite No.3 (BWV1068)

  Ouverture

  Air(トランペットは休み)

  Gavotte I

  Gavotte II

  Bourree

  Gigue

Orchestral Suite No.4 (BWV1069)

  Ouverture

  Bourree I

  Bourree II(トランペットは休み)

  Gavotte

  Menuet I(トランペットは休み)

  Menuet II(トランペットは休み)

  Rejouissance

ご覧の通り序曲(いわゆるフランス序曲と呼ばれるもので、ゆっくりとした開始部のあとに4拍子の快活なアレグロ部分が続いて最後に冒頭のテンポに戻る)といくつかの舞曲からなっている。ガボットやブレーのように I と II があるものは I - II - I のパターンで続けて演奏される。

第3組曲、第4組曲ともに原曲が1710年代にケーテンで作曲されたときにはトランペット・ティンパニは含まず、後日1730年代にライプチヒで完成されたときにこれらのパートが追加されたとの説もある。

第3組曲の2曲目のエアは一般に「G線上のアリア」と呼ばれる有名な弦楽アンサンブルの曲。また、第4組曲の序曲は1725年にカンタータ110番の合唱曲に転用されている。

以下の5つのCDを聴き比べたがどれも甲乙つけがたい名盤だった。

Bwv1068_69_savall  Bwv1068_69_savallb

演奏団体: Jordi Savall / Le Concert des Nations

Trumpet: Guy Ferber (Ewald Meinl 1987)

      Jean-Pierre Canihac (Claude Piquemal)

      Graham Nicholson (Reiner Eggar)

共 演 : Pedro Estevan (Timpani)

録音年月: 1990. 5

レーベル: Alia Vox AVSA 9890A/B

お奨め度: 推薦盤

味わい深い演奏。優雅にイネガルをつけるところなど他盤の追従を許さないものがある。

Bwv1068_69_manze  Bwv1068_69_manzeb

演奏団体: Andrew Manze / La Stravaganza Köln

Trumpet: Susan Williams

      Maarten v. Weverwijk

      Siegried Höfner

共 演 : Maarten v.d. Valk (Timpani)

録音年月: 1994

レーベル: Brilliant Classics  93145/4

お奨め度: 

トランペット・ティンパニを含む演奏は第3組曲のみで、第4組曲は弦と木管のみの演奏。


Bwv1068_69_fasolis  Bwv1068fasolisb

演奏団体: Diego Fasolis / I Barocchisti

Trumpet: Andreas Lackner

      Martin Patscheider

      Herbert Walser

共 演 : Dieter Seiler (Timpani)

録音年月: 2001. 5

レーベル: Arts  47649-8

お奨め度: 


ラックナーの演奏は手堅くそつない。廉価盤にもなっているしこのCDが一番お買い得かも。

 

Bwv1068_zimmermann  Bwv1068_zimmermannb  Bwv1069_zimmermann  Bwv1069_zimmermannb

演奏団体: Café Zimmermann

Trumpet: Hannes Rux

      Helen Barsby

      Ute Rothkirch

共 演 : Daniele Schaebe (Timpani)

録音年月: 2004. 2

レーベル: Alpha 811

お奨め度: 推薦盤

達者な演奏でトランペットはエッジが効いていて歯切れがいい。ややモダンに近い音色ではあるが聴いていて気持ち良くなる名演。

Bwv1068_69_kuijukena  Bwv1068_69_kuijukenb

演奏団体: Sigiswald Kuijken / La Petite Bande

Trumpet: Jean-François Madeuf

      Jérome Princé

      Graham Nicholson

共 演 : Koen Plaetinck (Timpani)

録音年月: 2012. 9

レーベル: ACCENT  ACC24279

お奨め度: 

孔なしの完全ナチュラルトランペットでの演奏はこのCDのみ。見事な演奏、かつ他の楽器との音色の溶け具合がほかのCDでは味わえない独特の魅力だ。

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