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2013年9月

2013/09/30

しばらく休会

四年前から続けていた平日朝のジム通いを今月末で休むことにした。今年の始めあたりから痛みのあった、かかと上の炎症が治らず、走ったり自転車漕いだりの運動はしばらく控えた方が良さそうというのがその理由。 足を使う運動じゃなければヨガのプログラムとかあって参加してみたいものの残念ながら時間が合わない。 ジムのカウンターで相談したら退会しなくとも休会という制度があっていつでもまた入会金なしで復帰できるようなので痛みが引くまでしばらくお休み。 次に桜の咲く頃までには皇居ランができるくらいに快復するといいんだけど。

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2013/09/28

次回「これしかない」

しばらくお休みをいただいていた「これしかない」シリーズですが、次回は趣向を変えてレクチャー付きコンサートにすることにしました。

編成はこじんまりと、しかし濃い内容でお届けしたいと思います。
ご案内のチラシを作成したのでお披露目。
Vol4

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2013/09/27

見合うのか、見合わないのか

さて、今日はオペラの本番の日。

ラモーのレ・パラダンは全3幕、時間にして3時間弱もかかる大作である。

オペラに参加させてもらうといつも感心するのが歌手の人たちのすごさ。

しかも言葉はフランス語!

今回のオペラだとアリアやレチタティーボを歌う歌手の方々は6人。

常に出ずっぱりというわけでもないし、今回は舞曲も多いので3時間まるまる歌っているわけではないが、それでもその少人数で物語の進行を分担して行くわけだ。

アリアはまだしも語りのレチを母国語以外で振り付けをしながら歌うっていうのはどんなに至難のことだろう。

(余談:単にマイナー言語のオペラと言えばチャイコフスキーとかヤナーチェクがあるけど、日本人にはとんでもないよね)

練習の合間にバリトンの春日さん(元老議員アンセルム役)に

「どうやってこれだけの歌詞と曲を憶えるの?」

と訊いたところ、返ってきた答えは

「暗記パンに歌詞を書いて、それをむしゃむしゃ食べるのさ」

とはぐらかされたけど。

それはそれは皆さん大変な努力をして憶えておられるのだと思う。

それだけで凄いのに、それをみじんも感じさせることなく見事に歌っているから本当に尊敬する。

しかもプロの方々なので、この公演ばかりでなく、他のコンサートやオペラのスケジュールの合間に、というところがまた凄い。

年を追うごとに物を忘れる能力にかけてはますます磨きをかけている自分としては、想像もつかない世界だ。

今回のオペラは日本初演。つまりめったに舞台に上がる演目でもないから、おそらく再演の可能性というのは極めて少ないと思われる。努力して憶えた歌詞もフレーズも次に活かせる機会はおそらくないだろう。そう考えるとなんだか一期一会の崇高な営みのような感すらある。

下世話な話をすると、公演に向けて費やしたエネルギーと支払われるギャラとは引き合ってないように思われる(いくらかは知らないけれど)。それでも引き受けるのは、単に「仕事だから」というのを超えた理由があるからに違いない。「勉強のため」とか「この役をものにするのが自信になるから」とか「様々な役にチャレンジしたいから」あるいは「この役を自分がやらなくて誰がやる?」とか単に「オペラが好きだからね」などなど。いずれにせよ外からは推し量るしかない。

カーテンコールのときにはパフォーマンスの素晴らしさに対してだけでなく、見えない部分に対しても敬意を表して、オケピットから思いっきり拍手をしたいと思う。

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演奏会のお知らせ(9/29)

今週末のコンサートです。

Soli Deo Gloria<賛美と祈りの夕べ> vol.292
http://www.musicapoetica.jp/schedule.php

日時:2013年9月29日(日) 午後6時
場所:本郷教会礼拝堂(東京・上荻)
曲目:J.S.バッハ カンタータ第96番 <主キリスト、神の独り子>
   J.S.バッハ カンタータ第130番 <主なる神よ、我らこぞりて汝を頌め>
演奏:ハインリヒ・シュッツ合唱団
   アンサンブル・ユビキタス・バッハ
指揮:淡野太郎
   
入場無料

96番にはコルノダカッチャが使われます(演奏は上倉さん)。リコーダー大活躍の曲です。
130番はトランペット3本がとてもカッコ良い曲ですが、それだけに演奏も大変。聴き所は超絶メリスマかな。

お気軽にお越し下さい。

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2013/09/26

人前でホルンを吹くこと

考えてみればまだ数えることができるくらいしか経験してない。

確か最初は大学4年のときのサマーコンサート(杉並公会堂)。デヴィッド・ハウエルさんの指揮で彼がアレンジした映画音楽特集。誰のどの楽器を借りたか憶えてないけどオケの中でバリバリ吹いて気持ち良かった。

2回目が自分の結婚披露宴のときでモーツァルトのホルンクインテットの第1楽章をN氏から借りたパックスマンのBシングルで。ま、これは余興だし聴いていたのも親戚・友人だったから気楽なものだった。

それから約30年経ち、ひょんなことからターフェルムジーク鎌倉でバッハのカンタータBWV100のセカンドを吹くことになった。楽器はS氏から借りたアレキの107。なんと言っても音が高いし、編成が小さいから隠れるわけにもいかず。1stはO氏で僕は2ndを担当。けっこうさらった。

でもそれで調子に乗ったか、昨年のヘンデル「パルテノペ」でナチュラルホルンを使って2曲ほど吹かせてもらった。楽器はこれまた借り物でO氏の自作(ニッカンを改造したもの)。メンバーは前回と同じくO氏とのペアで。いやあ、勉強になるわ。

でもこのときはまだ出番がちょっとだからまだ良かった。
今回のラモー「レ・パラダン」は出番は多いし、クルークの持ち替えも多い(下からC、D、F、G管)ので大変。なんといっても音がとれない。A=392Hzのヴェルサイユピッチとかいうのも影響しているのか、自分が吹く前に何の音なのか予感ができなくて焦る。絶対音感がないのはいろんなピッチに対応しなくちゃいけない古楽演奏には便利だけれど、こんなときに困るね。
とりあえずイメトレしてソルフェージュをしっかりととる。
1stのO氏に迷惑をかけず、かつまた人前で演奏して恥ずかしくないようにさらっておかないと。(と今ごろ言っているくらい泥縄なんだが)

Naturalhorn

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2013/09/25

演奏会のお知らせ(9/27)

さて、これからしばらく本番が続きます。
まずはこの演奏会(オペラ)から。

~ジョイ・バレエストゥーディオ プロデュース~
   【フレンチバロック・オペラ vol.2】
    ジャン=フィリップ・ラモー
     レ・パラダン 遍歴騎士
     フランス語上演 日本初演

日時:2013年9月27日(金)午後6時半開演
場所:練馬文化センター大ホール
曲目:ジャン=フィリップ・ラモー「レ・パラダン(遍歴騎士)」

音楽監督・指揮:武久源造
芸術監督・演出:錦織佳子
独唱:小野和歌子・堀万里絵・青木洋也・小林優・春日保人
演奏:古楽アンサンブルNunc Stans
   (コンサートマスター 天野寿彦)
バレエ:ジョイ・バレエストゥーディオ

多分この機会を逃すと日本でライブで観ることは当面難しいだろうと思われる珍しい公演です。そうした企画にチャレンジしているこのバレエスタジオはすごい!
考えてみるとラモーは初めて演奏(小品を除く)するけれど、これがまたとんでもなく大変な音楽。どんなに大変かは説明が難しいけれど、もうバロックの枠を超えてます!

そんな大変な曲にホルンで参加します。楽器は大貫さんお手製のバロックホルンをお借りしています。


全体のリハーサルが昨日から始まりました。ソリスト、バレエ、オケで一体となって取り組んでいます。きっと見逃せない公演になると思いますので是非多数お越しください。

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2013/09/23

CDその213 Johann Sebastian Bach / Mass in B minor BWV 232

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Mass in B minor BWV 232

曲について:J. S. バッハの最高傑作と言っても過言ではないロ短調ミサ曲。バロックトランペットのレパートリーとしても特殊な位置を占める重要な曲だ。編成はトランペット3本にティンパニ。金管楽器は他にホルンが1本、11曲目のQuoniamのバスソロのオブリガードに起用されている。

トランペットの調性はin Dで全27曲のうち以下の曲に出番がある。

   4. Gloria (Coro)

   5. Et in terra pax (Coro)

   7. Gratias agimus tibi (Coro)

  12. Cum Sancto Spriritu (Coro)

  14. Patrem omnipotentem (Coro)

  18. Et resurrexit (Coro)

  21. Et expecto (Coro)

  22. Sanctus (Coro)

  23. Osanna in excelsis (Coro)

  25. Osanna repetatur

  27. Dona nobis pacem (Coro)

ご覧の通り出番はすべて合唱曲(このうち7と27、23と25は譜面上同じ楽曲)。1stトランペットはハイDの頻発で高音も要求されるし(最高音はハイE)、アレグロでの16分音符の連続など早いパッセージも吹きこなさなきゃいけない。加えて要所を締めるトランペット3本の和音をきちんと決めなくてはいけないという大変な曲。でも演奏しがいも聴きがいもある素晴らしい名曲である。

名曲だけにレコーディングの数も多くピリオド楽器による名演奏もたくさんある。手元にあるCDとナクソス・ミュージックライブラリーで聴くことのできたものを録音年代順に紹介したい。

Bwv232harnoncourt

演奏団体: Nikolaus Harnoncourt / Concentus Musicus Wien

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

 

録音年月: 1968. 4

レーベル: Teldec 825646626441

 

おそらく古楽器による初の全曲レコーディングだと思われる。貴重な演奏。その当時にこのレベルの演奏が実現している事自体がすごいことだ。

お奨め度: 

Bwv232rifkin

演奏団体: Joshua Rifkin / The Bach Ensemble

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1981. 12

レーベル: Nonesuch 603497120567

 

リフキンの提唱する1パート1人(OVPP)による演奏。トランペットはFred Holmgrenか?音色がおとなしめ。

お奨め度: 

Bwv232parrott

演奏団体: Andrew Parrott / Taverner Consort & Players

 Trumpet: 

 Timpani:

 Horn: 

録音年月: 1984. 9

レーベル: Virgin Classics  7243 5 61998 2 8

お奨め度: 

Bwv232leonhardt

演奏団体: Gustav Leonhardt / La Petite Bande

 Trumpet: Friedemann Immer (Meinl & Lauber 1976)

       Klaus Osterloh (Meinl & Lauber 1976)

       Kay Immer (Josef Monke 1980)

 Timpani: Pierre Deboeck 

 Horn: Claude Maury (Thierry Bantuelle 1985)

録音年月: 1985.2

レーベル: Deutsche Harmonia Mundi  BVCD-1836-37

 

87年にレコードアカデミー賞をとっている。長らくレコ芸でリヒターと並んで名盤として君臨していた演奏(ちなみに調べてみたらアカデミー賞をとったロ短調ミサはこれとBCJの2枚だけだった)。今改めて聴くとベストとは言い難くなってはしまったが色あせない魅力がある。インマーって上手いなあと思ったのもこのCDだった。

お奨め度: 

Bwv232gardiner

演奏団体: John Eliot Gardiner / The English Baroque Soloists

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1985. 2

レーベル: Archiv

 

トランペットの演奏はバランスといい音の処理の仕方といい、ちょっと暴れ過ぎのような気がする。

お奨め度: 

Bwv232herreweghe1988

演奏団体: Philippe Herreweghe / Collegium Vocale Gent

 Trumpet: 

 Timpani:  

 Horn: 

録音年月: 1988. 4

レーベル: Virgin Classics

 

ヘレヴェッへ1回目の録音。

お奨め度: 

Bwv232bruggen1989

演奏団体: Frans Brüggen / Orchestra of the 18th Century

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

 

録音年月: 1989. 5

レーベル: Decca  480 0098

ユトレヒトでのライブレコーディング。デヴィッド・スタッフ(?)やや張り切り過ぎ?

お奨め度: 

Bwv232hickox

演奏団体: Richard Hickox / Collegium Musicum 90

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn:  

録音年月: 1992. 6

レーベル: Chandos Chaconne 533/4

お奨め度: 

Bwv232jacobs

演奏団体: Rene Jacobs / Akademie für Alte Musik Berlin

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1992. 9

レーベル: Berlin Classics 0010632bc

お奨め度: 

Bwv232ericson

演奏団体: Eric Ericson / Drottningholm Baroque Ensemble

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1992. 11

レーベル: Vanguard Classics

お奨め度: 

Bwv232christophers

演奏団体: Harry Christophers / The Sixteen

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1994. 4

レーベル: Coro COR16044

お奨め度: 

Bwv232koopman

演奏団体: Ton Koopman / The Amsterdam Baroque Orchestra

 Trumpet: Stephen Keavy

       Jonathan Impett

       James Ghigi

 Timpani: Luuk Nagtegaal

 Horn: Sue Dent

録音年月: 1994. 5

レーベル: Erato  4509-98478-2

お奨め度: 

Bwv232radu

演奏団体: Valentin Radu / Ama Deus Ensemble

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 1995. 9

レーベル: Vox 2-7524

お奨め度: 

Bwv232herreweghe1996

演奏団体: Philippe Herreweghe / Collegium Vocale

 Trumpet: Per Olov Lindeke

       Susan Williams

       Leif Bengtsson

 Timpani: Marie-Ange Petit

 Horn: Claude Maury

録音年月: 1996. 7

レーベル: Harmonia Mundi France  901614.15 

 

ヘレヴェッへ2回目の録音。

お奨め度: 

Bwv232hengelbrock

演奏団体: Thomas Hengelbrock / Freiburger Barockorchester

 Trumpet: Friedemann Immer

       Hannes Kothe

       Francois Petit-Laurent

 Timpani: Alan Emslie

 Horn: Thomas Müller

録音年月: 1996.10

レーベル: Deutche Harmonia Mundi  15472 77380 2

 

技術的には上手くて申し分ないのだが、いかんせんテンポ設定が早くて味わいに欠ける

お奨め度: 

Bwv232fasolis

演奏団体: Diego Fasolis / Sonatori de la Gioiosa Marca

 Trumpet: Andreas Lackner

       Herbert Welser

       Martin Rabl

 Timpani: Karl Fisher

 Horn: Glenn Borling

録音年月: 1997. 6

レーベル: Brillant  94359

お奨め度: 

Bwv232kujiiken2000

演奏団体: Sigiswald Kuijken / La Petite Bande

 Trumpet: Graham Nicholson

       Thibaud Robinne

       Gilles Rapin

 Timpani: Norbert Pflanzer

 Horn: Claude Maury

収録曲目: Cum Sancto Spiritu

      Et resurrexit

      Ossana

録音年月: 2000.10 (Live in Mexico)

レーベル: Urtext  JBCC 050

 

ラ・プティット・バンドのメキシコでのライブ演奏(8曲のみの抜粋版)。どうやら流出ものっぽいCDで(多分)演奏にムラがあるから全曲盤じゃなかったんじゃないかと邪念される出来。トランペットは孔なしナチュラルでのチャレンジで健闘している。が。

お奨め度: 

Bwv232junghanel

演奏団体: Konrad Junghänel / Cantus Cölln

 Trumpet: Ute Hartwich

       Jaroslav Roucek

       Ute Rothkirch

 Timpani: Martin Piechotta 

 Horn: Ulrich Hübner 

録音年月: 2003. 2

レーベル: Harmonia Mundi France  HMC 801813.14

 

ユングヘーネルのロ短調はややあっさりしているように聴こえた。テンポ設定も早め。

お奨め度: 

Bwv232bernius

演奏団体: Frieder Bernius / Barockorchester Stuttgart

 Trumpet: Robet Farley

       John Hutchins

       Christopher Pigram

 Timpani: Norbert Schmitt-Lauxmann

 Horn: Thomas Müller

録音年月: 2004. 3

レーベル: Carus  83.211

お奨め度: 

Bwv232veldhoven

演奏団体: Jos van Veldhoven / The Netherlands Bach Society

 Trumpet: P O Lindeke

       Leif Bengtsson

       Andreas Bengtsson

 Timpani: Peppie Wiersma

 Horn: Teunis van der Zwart

録音年月: 2006. 12

レーベル: Channel Classics CCS SA 25007

お奨め度: 推薦盤

Bwv232suzuki

演奏団体: Masaaki Suzuki / Bach Collegium Japan

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 2007. 3

レーベル: BIS SACD 1701-02

お奨め度: 

Bwv232kujiiken2008

演奏団体: Sigiswald Kuijken / La Petite Bande

 Trumpet: Jean-François Madeaf

       Philippe Genestier

       Graham Nicholson

 Timpani: Koen Plaetinck

 Horn: Olivier Picon

録音年月: 2008. 3

レーベル: Challenge Classics  CC72316

 

孔なしナチュラルトランペットによるロ短調ミサの全曲演奏はこれが唯一のCDではなかろうか。そうした楽器の違いとかを抜きにしても第一級の素晴らしい出来。

お奨め度: 特選盤

Bwv232minkowski

演奏団体: Marc Minkowski / Les Musiciens du Louvre-Grenoble

 Trumpet: Thibaud Robinne

       Serge Tizac

       Jean-Baptiste Lapierre

 Timpani: Marin Piechotta

 Horn: Johannes Hinterholzer

録音年月: 2008. 7

レーベル: Naive V 5145

 

声楽パートはそれぞれ2名による少人数での演奏(2VPP)。ミンコフスキの解釈が性急すぎてなんだか感心しなかった。

お奨め度: 

Bwv232budday

演奏団体: Jürgen Budday / Hanoverian Court Orchestra

 Trumpet: Friedemann Immer

       Christoph Draeger

       Thomas Kiess

 Timpani: Frithjof Koch

 Horn: Wilhelm Bruns

録音年月: 2008. 9 (Live)

レーベル: KuK 43

お奨め度: 

Bwv232bruggen2009

演奏団体: Frans Brüggen / Orchestra of the 18th Century

 Trumpet: 

 Timpani: 

 Horn: 

録音年月: 2009. 3

レーベル: 

お奨め度: 

Bwv232savall

演奏団体: Jordi Savall / Le Concert des Nations

 Trumpet: Guy Ferber

       Rene Maze

       Emmanuel Alemany

 Timpani: Pedro Estevan

 Horn: Thomas Müller

録音年月: 2011.  7 Narbonne (Live)

レーベル: Alia VoxAVDVD 9896

フランスの音楽祭でのライブ演奏。うれしいことにCDに加えて全曲演奏とサヴァール等のインタビューを録画したDVDが2枚セットになっている。ライブ演奏ながら完成度は高い。

お奨め度: 特選盤

Bwv232luks

演奏団体: Vaclav Luks / Collegium 1704

 Trumpet: Hans-Martin Rux

       Almut Rux

       Jaroslav Roucek

 Timpani: Daniel Schäbe

 Horn: Erwin Wieringa

録音年月: 2013. 1  Prague

レーベル: ACCENT  ACC24283

コレギウム1704は鍵盤奏者のヴァツラフ・ルクスが2005年に創設したプラハのバロックオーケストラだそうだ。トランペットのRuxはドイツ人だが最近いろんな団体で活躍しているようで、ラターのコンチェルトやツィマーマンオケでのブランデンブルグで聴かせてくれた見事な演奏をここでも披露している。

お奨め度: 

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2013/09/21

CDその212 Johann Sebastian Bach / Orchestral Suites

カテゴリ: J. S. Bach

タイトル: Johann Sebastian Bach / Orchestral Suite No.3 & No.4

曲について:J.S.Bachの管弦楽組曲は全部で4つある(BWV1066からBWV1069まで)が、そのうち第3番と第4番にトランペットが含まれている。編成はトランペット3本にティンパニで調整はいずれもin D。曲は以下の通り。

Orchestral Suite No.3 (BWV1068)

  Ouverture

  Air(トランペットは休み)

  Gavotte I

  Gavotte II

  Bourree

  Gigue

Orchestral Suite No.4 (BWV1069)

  Ouverture

  Bourree I

  Bourree II(トランペットは休み)

  Gavotte

  Menuet I(トランペットは休み)

  Menuet II(トランペットは休み)

  Rejouissance

ご覧の通り序曲(いわゆるフランス序曲と呼ばれるもので、ゆっくりとした開始部のあとに4拍子の快活なアレグロ部分が続いて最後に冒頭のテンポに戻る)といくつかの舞曲からなっている。ガボットやブレーのように I と II があるものは I - II - I のパターンで続けて演奏される。

第3組曲、第4組曲ともに原曲が1710年代にケーテンで作曲されたときにはトランペット・ティンパニは含まず、後日1730年代にライプチヒで完成されたときにこれらのパートが追加されたとの説もある。

第3組曲の2曲目のエアは一般に「G線上のアリア」と呼ばれる有名な弦楽アンサンブルの曲。また、第4組曲の序曲は1725年にカンタータ110番の合唱曲に転用されている。

以下の5つのCDを聴き比べたがどれも甲乙つけがたい名盤だった。

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演奏団体: Jordi Savall / Le Concert des Nations

Trumpet: Guy Ferber (Ewald Meinl 1987)

      Jean-Pierre Canihac (Claude Piquemal)

      Graham Nicholson (Reiner Eggar)

共 演 : Pedro Estevan (Timpani)

録音年月: 1990. 5

レーベル: Alia Vox AVSA 9890A/B

お奨め度: 推薦盤

味わい深い演奏。優雅にイネガルをつけるところなど他盤の追従を許さないものがある。

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演奏団体: Andrew Manze / La Stravaganza Köln

Trumpet: Susan Williams

      Maarten v. Weverwijk

      Siegried Höfner

共 演 : Maarten v.d. Valk (Timpani)

録音年月: 1994

レーベル: Brilliant Classics  93145/4

お奨め度: 

トランペット・ティンパニを含む演奏は第3組曲のみで、第4組曲は弦と木管のみの演奏。


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演奏団体: Diego Fasolis / I Barocchisti

Trumpet: Andreas Lackner

      Martin Patscheider

      Herbert Walser

共 演 : Dieter Seiler (Timpani)

録音年月: 2001. 5

レーベル: Arts  47649-8

お奨め度: 


ラックナーの演奏は手堅くそつない。廉価盤にもなっているしこのCDが一番お買い得かも。

 

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演奏団体: Café Zimmermann

Trumpet: Hannes Rux

      Helen Barsby

      Ute Rothkirch

共 演 : Daniele Schaebe (Timpani)

録音年月: 2004. 2

レーベル: Alpha 811

お奨め度: 推薦盤

達者な演奏でトランペットはエッジが効いていて歯切れがいい。ややモダンに近い音色ではあるが聴いていて気持ち良くなる名演。

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演奏団体: Sigiswald Kuijken / La Petite Bande

Trumpet: Jean-François Madeuf

      Jérome Princé

      Graham Nicholson

共 演 : Koen Plaetinck (Timpani)

録音年月: 2012. 9

レーベル: ACCENT  ACC24279

お奨め度: 

孔なしの完全ナチュラルトランペットでの演奏はこのCDのみ。見事な演奏、かつ他の楽器との音色の溶け具合がほかのCDでは味わえない独特の魅力だ。

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2013/09/19

CDその211 Ad modum tubae

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カテゴリ: Mideaval

タイトル: Ad modum tubae

演奏団体: LES HAULZ ET LES BAS

Trumpet (Busine):David Yacus (David Yacus)

Trumpet (Busine):Christian Braun (Christian Bosch)

収録曲目: Introitus de tuba (David Yacus)

      Gloria ad modum Tubae (Guillaume De Fay)

      Navre je suis - Puis fortuna - Se la face ay pale (Guullaume De Fay)

      Trotto (Anonymus, c.1400)

      Deuce Dame Jolie (Guillaume Machaut)

      La Manfredina (Anonymus, c.1400)

      La danse de cieves (Anonymus, late 15c.)

      Pastorella (traditional Italian)

      Naslenkino Horo (traditional Bulgarian)

      Neva cheng-i-harbi (Ali Ufki)

 

録音年月: 2009. 6 (Live)

レーベル: Talanton TAL 90007

コメント: Les haulz et les bas は金管楽器のメンバーが定着しないようで、この最新のアルバムではまた二人ともメンバー交代になってた。このCDではスライドトランペットよりもさらに古いストレートトランペットを使用、それこそ自然倍音のいくつかの音だけで音楽に参加しているのだが、その原始的響きに身を委ねているだけでだんだんトランス状態になってくるから不思議だ。ライブならではの盛り上がり方もすごい。聴き所はギョーム・ド・マショーのDouce Dame Jolieの途中からブラスが加わってくるところかな、わくわくゾクゾクする。

YouTubeに動画があるので紹介しておこう。

お奨め度: 


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2013/09/17

CDその210 Renaissance Winds

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カテゴリ: Renaissance

タイトル: Renaissance Winds

      - Music for alta capella around 1500 -

演奏団体: LES HAULZ ET LES BAS

Slide Trumpet & Trombone: Sergei Yemelyanenkov (Rainer Egger)

Trombone:Cas Gevers (Rainer Egger and Geert Jan van der Heide)

収録曲目: Vil liber zit uff diser erde (Anonym)

      Fortuna Desperata (Antoine Busnois)

      Vive le roy (Josquin DesPrez)

      Au travail suis (Loyset Compere)

      D’un autre amer (Joh. Ockeghem)

      Une mousque de Biscaye (Josquin DesPrez)

      Hor Oirez (Hoh. Stockem)

      Pavane Mille Regretz (Anonym)

      Hoftanz Le petit rouen (Anonym)

      Dit le bourgignon - Konigs Tanz - Basse danse (Anonym)

      Tandernaken (Petrus Alamire)

      Desilde al cavallero (Nicholas Gombert)

      Verleih uns frieden (Martin Luther)

      Oasse et medio (Anonym)

      Il est bel et bon (Pierre Passereau)

 

録音年月: 2003. 4

レーベル: Christophorus CHR 77291

コメント: Les haulz et les bas のこのアルバムではショーム3本、金管がスライドトランペットとトロンボーンと以前の3名から5名に増員している。時代が100年下ったことでそれだけの声部が必要になったということか。またこの間にスライドトランペットのメンバーも交代となったようだ。音楽は聴き知っているなじみのあるメロディーが増えているのはうれしいのだが、アルタ全盛の中世の時代の曲の方がとんがっていて面白かったかも。

お奨め度: 


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2013/09/15

CDその209 Alta Danza

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カテゴリ: Medieval

タイトル: Alta danza

      - Dance Music from 15th century Italy -

演奏団体: LES HAULZ ET LES BAS

Trumpet: Félix Stricker (Geert Jan van der Heide)

収録曲目: Gratioso (Guglielmo Ebreo da Pesaro)

      Colonnese (Guglielmo Ebreo da Pesaro)

      Leoncello (Domenico)

      Prisonera (Domenico)

      Marchesana (Domenico)

      Bassadanza (Riquardus)

      La fia guielmina (Domenico da Piacenza)

      Amoroso (Anonymus)

      Gelosia (Domenico da Piacenza)

      Voltati in ca rosina (Anonymus)

      Castelana (Guglielmo Ebro da Pesaro)

      La vita di colino (Guglielmo Ebro da Pesaro)

      Bassadanza (John Dunstable)

      Saltarello (Ian Harrison)

 

録音年月: 1997.12

レーベル: Christophorus CHR 77208

コメント: Les haulz et les bas の3枚目のアルバム。ストリッカーのスライドトランペットの腕に一段と磨きがかかっている。いや、素直にすごいとしかいいようがない(とは言ってもこの楽器を吹いたことのない人にはわからない感覚かもしれないが)。

さすがにダンスミュージックを集めたアルバムだけあってノリの良い曲が揃っている。ただそればかり続くと耳が疲れるものだけれど、その中にときおり挟んであるフィデルとリュートの音がホッと一息つけさせてくれるのも巧妙な塩梅である。

お奨め度: 推薦盤


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2013/09/13

CDその208 Gothic Winds

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カテゴリ: Medieval

タイトル: Gothic Winds

演奏団体: LES HAULZ ET LES BAS

Trumpet: Félix Stricker (Geert Jan van der Heide)

収録曲目: Virgo dulcis (Heinrich de libero Castro, 14c.)

      Das haizt dy trumpet und ist gut zu blasen (Monch von Salzburg 14c.)

      A l’arme (Magister Grimace, mid14c.)

      Chose Loyset (Loyset, 13c.)

      Ballaam (Anonymus 13c.)

      Saltarello (Anonymus, ca.1400)

      Regina gloriosa (Johannes Ciconia, 14c.)

      Ach Vlaendere vrie (Thomas Fabri, 15c.)

      Bobik blazen (Anonymus, 15c.)

      Auxci bonjoure delabonnestrenne (Anonymus, 15c.)

      Trois filliez (Johannes Japart, end 15c.)

      Qui latult in virgine (Guillaume Dufay, 15c.)

      Le hault et le bas (Anonymus end 15c.)

      Anello (Comenico da Piacenza, mid 15c.)

      Quene note (GGrankes, mid 15c.)

録音年月: 1995. 8

レーベル: Christophorus CHR 77193

 

コメント: Les haulz et les bas は1993年に結成されたアンサンブル。 これがこのグループのデビューアルバムだと思う。 ショーム2本とスライドトランペット1本という正統的アルタ・カペラだ。14世紀のある記述によると「最近は祭りなどで大きい音の出るショームとトランペットのカペラは地味なヴァオリンたちをすっかり駆逐した。若い女の子たちはまるで牛のようにおしりをふりながら狂ったように踊っている」とあり、その時代では人気のロックバンドだったというわけだ。うーん、600年のへだたりは大きいねえ。

それはともかく、このストリッカーの操るスライドトランペットは見事な腕前だ。アルタカペラのアンサンブルではトランペットというよりはむしろトロンボーン的に低音部分を担当するのだが、音程を決めるのが難しいこの楽器にあってこのスライドワークと安定感はすばらしいものがある。

お奨め度: 

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2013/09/10

第7倍音めっけ

以前(2008年)に聴きに行ったニケ/コンセール・スピリチュアルのコンサートでいたく印象に残ったダンドリューの曲の動画があった。

コンサートの感想はこちら

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