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2013/10/20

演奏会の案内です

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ハイドンとフンメルのコンチェルトについて、それが作曲されたピリオド楽器(キイ・トランペットー写真参照)を使って解説を交えながら演奏します。

ハイドンのコンチェルトはトランペットの協奏曲として最も有名でかつ演奏される機会も多い曲です。しかしながらハイドンが作曲する際にもともと念頭にあった楽器(下記注参照)を使って演奏してみると、作曲者が狙いとしていたことや巧みに仕組まれた曲の構造などがあらためて分かってきました。また、フンメルのコンチェルトではオリジナル手稿譜を参考に演奏法の検討点や改訂された版などについても触れてみたいと思います。
クレメンティはハイドンと同時代の作曲家・ピアニストです。ここではやはりピリオド楽器のフォルテピアノ(1795年のブロードウッドのグランドのレプリカ)を使用して演奏いたします。

非常に興味深い内容になると思いますので是非多数ご来場ください。

注)キイ・トランペットとは
ナチュラルトランペットに孔をいくつか明け、その開閉をキイで操作することによってナチュラルトランペットでは出すことのできなかった音階を得る仕組みの楽器。18世紀末期に開発されたものの、その後に普及したバルブトランペットに駆逐され19世紀半ばには廃れてほとんど使われなくなった。
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