Trumpets in Museum (Leipzig: Grassi Museum)
GRASSI Museum für Musikinstrumente der Universität Leipzig
建物も立派。楽器博物館の中は ルネサンス→バロック→クラシカル→ロマンティック→19世紀末→20世紀 と時代順に展示されていた。従って写真も時代順に紹介しよう。
Langtrompete
Johann Wilhelm Haas, Nürnberg, end 17c
Trompeten
Johann Wilhelm Haas, Nürnberg um 1715
上下2本とも同じ時の作品らしい。
上のトランペットの細部はこちら
下のトランペットの細部
次のトランペットはエーエの製作だそうだ。同じものが2本あった。
Trompete
Johann Leonhard Ehe, Nürnberg um 1735, from Schwidnits Church
少し時代が下ります
Langtrompeten in D
J. H. Sterner, Nürnberg um 1820
ベルのリムのところに星があるのは作者の名前にちなんでのことらしい。きちんと写真に納めてなくてすみません。
Klappentrompete in G
Carl August Müller, Mainz um 1830
見ての通り6つキイ、左手操作のタイプ。
この頃になるとトランペット作りもニュルンベルクだけではなくなってきたようだ。
Langtrompete
Johann Gottfried Korsten, Dresden um 1855
それとともに装飾なども簡素になって気品さが失われてきている気がする。トランペットのステータスの降下と無縁ではあるまい。
Langtrompete
August Eshenbach, Dresden um 1870
展示も他の楽器といっしょくただし(笑)
というわけで見応えのある博物館だった。
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