CD聴き比べの新方法
この数年、廉価盤BOX化のおかげでずいぶんと自分のCD棚のクラシックが増大してしまった。
コレクションが増えてくるとやりたくなるのが同曲の指揮者別聴き比べ。ただしシンフォニー全部を聴き比べるほど時間が有り余っているわけではないので、最近は1つの楽章にしぼって(例えばチャイコフスキー5番の2楽章だけとか)聴き比べてみたりしていた。
ただこのやり方も問題があって、段々その楽章に飽きてくるし、いいかげん次の楽章に進みたくなってしまう。そこで思いついたのが楽章ごとに指揮者/オケを変えるというやり方。
これはいいかも。1度に聴けるCDの数は楽章の数に限定されるけど、同じ持ち時間でもいろんな曲を聴くことができるので死蔵CDを減らすことができる。聴けなかったCDは次回の聴き比べに回すという楽しみもあるし。
しかし聴き方はどうであれ、消費文化の賜物とは言うものの、これは贅沢な聴き方だなあと思う。なにしろ最高のマエストロたちが入れ替わり立ち代わりベルリンやウィーンやロンドン他の一流のオーケストラで演奏してくれるわけだから。しかもプログラムをどう組み合わせるかは自分の好み次第。生ではできない楽しみ方だね。
というわけでさっきの聴き比べはこんな感じ
Mahler Symphony No.2 in C minor "Resurrection"
1st mov. Zubin Mehta / Wiener Philharmoniker
2nd mov. Claudio Abbado / Lucerne Festival Orchestra
3rd mov. Valery Gergiev / London Symphony Orchestra
4th mov. Klaus Tenstedt / London Philharmonic Orchestra
5th mov. David Zinman / Tonhalle Orchestra Zurich
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