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2016/02/16

「これしかない」で使った楽器とマウスピース

今更の話題の気もするけど、きちんと記録しといた方がいいかと思いアップしとこう。

1/31のこれしかないファイナルで使った楽器たち

Img_7663
上から

1. Natural trumpet (18c Haas copy, M. Raquet作)
  1部のエドモンズベリーのファンファーレと3部のサムソン終曲に使用
2. Modern trumpet in B♭(V.Bach)
  1部のアーノルドのクインテットに使用
3. cornetto (17c copy, T. Kuwahara作)
  2部の初期バロックに使用
4. Baroque trumpet (18c Ehe copy, R. Egger作)
  3部のサムソン終曲を除くすべて
5. Keyed trumpet (19c Meindle copy, G.J.v.d. Heide作)
  4部のハイドンとフンメルのコンチェルトで使用

一方マウスピースは
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左から

1. V. Bach 1C(1部、modern trumpet用)
2. T. Nakagawa (2部、cornetto用)
3. Egger BL3(1部と3部、natural/baroque trumpet用)
4. Egger SI7(4部、keyed trumpet用)

1つの演奏会で持ち替えが多かったので楽器とマウスピースの組み合わせはなるべくシンプルにしたつもり。

マウスピースの写真で見て取れる通り、楽器によってマウスピースのサイズが大きく異なる。今回のコンサートでは、カップの大きさの推移は小→極小→大→中という具合だった。自分の場合、小さいマウスピースから大きいのに移行するのはアンブシュアを崩す原因になって問題があるのだが、第2部の極小のコルネットに関しては自分は唇の端で吹く(サイド・アンブシュア)ので、そのセッションが都合良く緩衝剤になって3部の大きいカップに持ち替えた時に違和感なく吹奏することができた。もしアーノルドの直後にヘンデルだったとすると、いわゆるナチュラルトランペットのクラリーノ演奏ができずに苦しんでいたかもしれない。

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