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2016/06/26

演奏会のお知らせ(6/29)

<<モーツァルト・アカデミー・トウキョウ 結成10周年記念コンサート>>

日時: 2016年6月29日(水) 19:30開演 (19:00開場)

会場: 三鷹市芸術文化センター 風のホール

曲目: ヨハン・ミヒャエル・ハイドン
     聖十字架のミサ MH56 (1762)
     昇階唱:キリストは従われた MH38 (1760)
     レクイエム ハ短調 MH155 (1771)

演奏: モーツァルト・アカデミー・トウキョウ
指揮: 坂本 徹

料金:全席自由 前売り4,000円 当日券4,500円

ご案内が直前になってしまいました。
坂本徹氏率いるモーツァルト・アカデミー・トウキョウ(MAT)は毎年モーツァルトの命日である12月5日頃にモーツァルトのレクイエムを演奏し好評を博しています。また、それ以外にも自主公演や合唱団の演奏会のお手伝いなどの活動をしています。先日もオケは上杉清仁門下生特別発表会でロ短調ミサを演奏いたしました。あ、今年はモツレクのCDもリリースしました!

そんなMATは2006年創設、今年で10年目になりました。流行りの言葉で云えば1/2成人ですね。 結成10周年のこの演奏会では、モーツァルト作品のルーツとも言える、ミヒャエル・ハイドン(交響曲の父、ヨーゼフ・ハイドンの弟)の作品を取り上げます。

ミヒャエル・ハイドンはウィーンのシュテファン教会で合唱隊に参加したのち、1762年からはザルツブルグの大司教の楽長を務めた作曲家で、今回演奏するレクイエムも大司教シギスムントの死を悼んで作られた(実際はその年の初めに1歳で亡くなった自分の娘を悼んで作曲したらしいですが)曲です。1772年1月の初演時にはモーツァルト父子も参加しており、当時15歳だったウォルフガングに影響を及ぼし、20年後に彼が作曲したレクイエムのモデルになった曲とも言われています。

こちらのHP
ではミヒャエル・ハイドンとアマデウス・モーツァルトの両レクイエムの類似性が比較してあって面白かったです。

三鷹の風のホールは駅からちょっと遠いのが難点ですが、音響が素晴らしく、トランペットが4本も入ったこの華やかな雰囲気のレクイエムが荘厳に響くには絶好のロケーションです。もちろん、ソリスト含めた合唱(今回は21人と普段より大充実です)とりっちゃん率いるオーケストラ(今回はヴィオラパートがないのでヴィオラのメンバーもヴァイオリンに持ち替えでVnが充実しているのもうれしい!)も聴きごたえ充分で、お楽しみいただけると思います。

モツレク演奏のプロフェッショナルであるMATがその源泉となったMハイドンのレクイエムの神髄にどう迫るのか、聴き逃すのはもったいないコンサートです。
みなさま多数のご来場をお待ちしております。

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