再生
今日白内障の手術を受けてきた(左目だけ、右目は来週)
眼科に限らないけど外科手術の技術ってすごいよね。
どうしてこんなことが可能なのか、不思議なのと同時に感動する。
白内障手術は濁った水晶体を入れ替える作業だ。
手術に要した時間は10分くらいだっただろうか。
局部麻酔で、点眼麻酔をうたれるだけ。術中の意識は当然あるし、耳も聴こえ、目も見える。目玉を動かすことすらできる。
術中は目の前にある明るい光をずっと見続けている。
くたびれた水晶体の中を取り出すとその光がぼんやりとする。一時ちょっと暗くなる。「あ、目が見えなくなるわけではないんだな」と改めて思う。
混沌とした世界にいる感じ。
なんだか創世記の最初の文を思い出してしまった。
「初めに、神が天と地を創造した。
地は茫漠として何もなかった。
やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。」
先生がレンズを入れますよ、という。
するとまた明るい光源がじわじわと形を取り戻し
最後にはくっきりとその像を結ぶ。
すごいな。
「神は仰せられた。『光があれ』すると光があった。
神は光を見て良しとされた。神は光とやみとを区別された」
泊まりも選択できるのだが、日帰り手術としたので今日は左目に眼帯をして片目でうちに帰る。今日は安静にしてよう。明日眼帯を外すときが楽しみだ。
なんだか敬虔な気持ちになったので、こんな日はうちでくつろぎながら音楽でも聴こう。
ちょっと古いがスティービー・ワンダーのKey of Life をかけて歌詞をしみじみと味わう。1曲目の「ある愛の伝説 (Love's in Need of Love Today) 」ってこんな良い曲だったんだね。
== Love's in Need of Love Today (Stevie Wonder) ==
Good morn or evening friends
Here's your friendly announcer
I have serious news to pass on to every body
What I'm about to say
Could mean the world' disaster
Could change your joy and laughter to tears and pain
おはよう、またはこんばんは
こちらは庶民の味方のアナウンサー
みなさんにお伝えすべき深刻なニュースがあります
私が今からお話することは
世界の惨事を意味するかもしれません
みなさんの喜びや笑いを、涙や苦痛にしかねないのです
It's that
Love's in need of love today
Don't delay
Send yours in right away
Hate's goin' round
Breaking may berates
Stop it please
Before it's gone too far
それは、、
今日、愛が愛を必要としています
遅れないで
あなたの愛を今すぐに送ってください
憎しみがそこら中に蔓延し
多くの胸を傷めています
それをくい止めなくては
手遅れにならないうちに
The force of evil plans
To make you its possession
And it will if we let it
Destroy everybody
We all must take
Precautionary measures
If love and peace you treasure
Then you'll hear me when I say
邪悪な力は
あなたを悪の所有物にと企てています
このままだとみなさんを破壊して
本当にそうなってしまいます
私たちは
予防策を講じる必要があります
あなたが愛と平和を宝にしているなら
これが私の言葉です
(以下略)
訳:小倉ゆう子
Youtubeを一つ貼っておきます。
冒頭のスティービー・ワンダーのスピーチも心に沁みる。
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