CDその231 Giuseppe Torelli / Complete works for 1, 2, 4 Trumpets (Orchestra della Cappella Musicale di San Petronio)
タイトル:Giuseppe Torelli / L'Opera completa per 1, 2, 4 Trombe e Orchestra
演奏団体:Orchestra della Cappella Musicale di San Petronio
Sergio Vartolo (director)
Trumpet : Per-Olov Lindeke (solo at G1/2, G6, G9)
David Staff (solo at G4, G7, G10)
Edward Tarr (solo at G1/2, G5, G11)
Gabriele Cassone (solo at G3, G8, G13)
Steven Keavy
Robert Farly
収録曲目: Sinfonia, Sonata, Concerto (Giuseppe Torelli) 全30曲
Trumpet solo - G1/2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 13
Trumpet duo - G15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 26, 27, 29, 30, 31, 32
Trumpet quartet - G25, 33
録音年月: 1993.Sep-Oct, at Basilica di San Petronio in Bologna
レーベル:Bongiovanni GB5523-5525
コメント:トレルリ(1658-1709)はヴェローナ生まれのヴィオリニスト/作曲家で、26歳の時からボローニャのアカデミア・フィラルモニカの会員になると同時に同地の聖ペトローニオ大聖堂のオーケストラに加わったとの記録がある。同大聖堂のアーカイブに眠っていたトランペットを含む室内器楽曲を掘り起こしたのが音楽学者でもありトランペット奏者でもあったエドワード・タールだった。その全曲をバロックトランペットでまさにその大聖堂で演奏したのがこのCDである。トランペットソロの曲が12曲、2本の曲が16曲、4本の曲が2曲の合計30曲。いずれもいわゆる教会ソナタ形式で、緩ー急ー緩の3楽章か、急ー緩ー急ー緩の4楽章のスタイルでミサの始まる前やサービスの合間に演奏された。当時のボローニャの金管楽器奏者のレベルはイタリア随一だったので、どの曲も小品とはいえクラリーノ奏法を駆使した魅力的な作風だ。
このCDの魅力はその全作品を俯瞰できるということに加え、異なる4人のバロックトランペットの名手が、曲により交代でソリストを務めているところにもある。デュエットの組み合わせも同様にいろんなパターンになっている。多分録音時の負担を軽減するのが目的だったのだろうが、メンバー表を見ながら聴き比べをするのも面白い。
この聖ペトローニオ大聖堂のオケによるCDは以前に1枚紹介したことがあったが、そのCDでもリンデケがトップを努めていてとても素晴らしいサウンドだったので改めて参照しておこう。
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