東海道を歩く XVIII(桑名から四日市まで)
熱田からJRを乗り継いで桑名まで移動した。距離が捗って電車のありがたみを痛感する。
桑名駅から渡し場まで行ってそこから東海道のスタートとなる。
桑名もゆっくりと見て歩きたい街だった。
桑名から歩いて近鉄の伊勢朝日駅で一旦終了。四日市のホテルに一泊してまた翌日朝から再開することとした。
さて、2日目。四日市に入る。マンホールに描かれているのは市の花のサルビアだろうか。
なかなか風情のある造り酒屋があったのだが日曜ということでお休み、残念。
今回に限らずこの旅で気になっていることがいくつかある。一つは街を離れると表を歩いている人がほとんどいないということだ。移動手段はもっぱら車。戸建ての家にも複数台の駐車スペースがある。高齢になっても車を運転せざるを得ない生活環境を生で感じる。
もう一つは昔ながらの木造建築物の老朽化が目立つこと。廃屋も目につく。これも今後どんどん姿を消して行くことになるのだろうか。
その一方で玄関先や前庭を花や草木で丹精込めて綺麗に飾ってある家もたくさんあって、これは近年戸建てがすごい勢いでマンションに建て替わっている東京では徐々に消えつつある風景だなと思う。
四日市に手弁当で観光案内をしているスポットがあった。
旧東海道がアーケードのついた商店街になっているところを通り過ぎる。
2日も続けて歩くと疲労もたまる。四日市あすなろう鉄道の泊駅を今回の着地点とし、桑名まで戻って名物焼きハマグリをいただいてから帰京した。焼きハマグリ2コで1600円だって!貴重なんだね。
今回は2日間かけたおかげでずいぶんはかどった。この先は鈴鹿峠越えも控えている。交通手段や宿も含めて慎重にスケジュールを組まないといけなさそうだ。
| 固定リンク
« 東海道を歩く XVII(池鯉鮒から宮まで) | トップページ | CDその231 Giuseppe Torelli / Complete works for 1, 2, 4 Trumpets (Orchestra della Cappella Musicale di San Petronio) »
「東海道五十三次」カテゴリの記事
- 東海道を歩く XX(亀山から関まで)(2023.01.08)
- 東海道を歩く XIX(石薬師から亀山まで)(2023.01.07)
- 東海道を歩く XVIII(桑名から四日市まで)(2020.01.12)
- 東海道を歩く XVII(池鯉鮒から宮まで)(2020.01.11)
- 東海道を歩く XVI(岡崎から池鯉鮒まで)(2019.05.11)
コメント