COVID-19について検証(その2)
COVID-19に関して。
マスコミの報道では感染者や死者数の絶対値ばかりを知らさせるので、どうしてもその数字自体にビビってしまい、どう変化しているのかについては意外と見落とされているのではないかと思う。
3/14にこのブログで取り上げたジョンズ・ホプキンス大学の数値を日々追っていて、ある程度日数も経過したので、変化という観点からちょっと気づいた点を拾い上げてみたい。
その時にも書いたように、自分としてはアクティブ患者数の増減と快復者の比率の2点について注目しているので、その数値が1週間前からどう変化したか比較してみたい。
Country アクティブ患者数 快復者比率
3/19 3/26 増減 3/19 3/26
Total 122,849 325,702 +202,853 40.4% 25.9%
China 8,106 4,603 -3,503 89.6% 94.1%
Korea 6,789 5,281 -1,508 18.5% 41.4%
Japan 716 952 +236 16.7% 24.6%
Iran 10,837 15,315 +4,478 33.2% 38.6%
Italy 28,710 57,521 +28,811 12.3% 14.0%
Spain 12,206 38,799 +26,593 8.1% 12.2%
France 8,892 20,351 +20,351 0.1% 16.1%
Germany 12,194 33,570 +21,376 0.9% 9.6%
UK 2,503 7,791 +5,288 2.6% 1.8%
USA 7,545 61,618 +54,073 1.4% 0.6%
Australia 539 2,237 +1,698 4.1% 5.1%
この表からわかるのは次のようなことだろうか。
① 世界全体ではまだまだ患者数が増加していてピークが見えないこと。
② しかしながら東アジア圏では減少傾向にあり、快復者比率も高い(数値の正確性はここでは問わない)
③ 欧州諸国は一番患者数が増えたが、一方快復者比率も上がってきており明るい兆しもあること
④ 今患者数の増加が著しいのは米国であり、しかもまだ初期段階のように見えること
流れとしては、感染の中心が中国語圏からラテン系の国に移り、そして今英語圏の国に到達したようにも見える。
その中で日本はどの立ち位置にあるんだろうか。これから爆発的に感染が広がるのかどうか、とても気になるところだ。
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