CDその236 J.S.Bach / Christomas Oratorio BWV248 (Musica Fiorita)
カテゴリ: J.S.Bach
タイトル: Johann Sebastian Bach / Weihnachtsoratorium BWV 248
演奏団体: Daniela Dolci / Musica Fiorita
Trumpet: Jean-François Madeuf
Henry Moderlak
Julian Zimmermann
Timpani: Hiram Santos
Horn: Jean-François Madeuf
Oliver Picon
収録曲目: Weihnachtsoraorium BWV 248 (J.S.Bach)
録音年月:2017.12 Basel (Switzerland)
レーベル: Pan Classics PC 10393
マドゥフ氏によるクリスマスオラトリオのCDは先にクイケン/ラ・プティットバンドによるものが出ていたが、あちらは2013年12月の録音。こちらはそのちょうど4年後の録音ということになる。また、マドゥフ氏以外のメンバーは総入れ替えになっている。この二つの演奏を比較して見ると、基本的なアプローチは同じだが、前回自分がやや違和感を持った第1曲目の32分音符のアーティキュレーションについてはそれほど後寄りでもないしスラーも(ついてはいるものの)目立たない、つまり聴いていて自然な流れになっているように感じた。また、録音についてだが、クイケン盤はヴォーカルがそれぞれ一人というせいもあるのかもしれないが、バランス的にトランペットが大きめでしかもオンに聞こえる(マドゥフ氏自身はこのバランスが正しくていいと僕に語ってくれていたし、僕もそう思う)のに対し、今回はやや控えめで全体に自然なエコーがかかっている。これも聴きやすくしている要因かもしれない。まあ、これらは些細なことで、いずれにせよどちらも素晴らしい演奏であることは間違いない。
ただし、今回の録音に関しては重大なミスがあるのを発見してしまった。それは編集時に発生したものと思われるが、時折不自然なカットが見られるのだ。今回気づいたのは2つあって、No.42(第4部の終曲)の最後から4小節目が丸々カットになっていることと、No.54(第6部の1曲目)の18小節目の3拍目だけが落ちている(つまりこの小節だけ二拍子になっている)ことだ。トランペット、ホルンが入っている曲(全64曲のうち9曲)だけでこれだけ見つかったから、他にも同様の編集ミスがありそう。優れた演奏だけに大変残念なことだ。
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