COVID-19について(その5)
継続して数字を追っかけていると直近の傾向がわかってくる。
国によって収束過程にあるのか拡大過程にあるのかが一目瞭然だ。
僕が注目しているのは一貫して変わっておらず、快復者の比率とアクティブ患者数の増減の2点だ。
仮に収束過程にあるかどうかの判断基準を、快復者比率が50%以上かつ3週続けてアクティブ患者数が減少していることとしよう。
そうすると以下の国が該当する。
(数字は快復者比率、および現在のアクティブ患者数を前日、1週間前、2週間前、3週間前と比較して不等記号付きで並べたもの。具体的な数字を中国に例にとると、4/21現在の総感染者数83,853人に対して死者が4,636人、快復者が77,799人なので、現在のアクティブ患者数は1,418人となっている。同様の方法で算出した過去のアクティブ患者数は、前日の4/20が 1,436人、1週間前の4/14が 1,772人、2週間前の4/7が 1,973人、3週間前の3/31が 2,763人だったので、これらの数字から4/21対比のパーセンテージを割り出してある)
中国(98.2%、98%>80%>72%>51%)
韓国(78.6%、96%>80%>65%>53%)
スイス(73.0%、91%>65%>57%>50%)
これらに準じるのがドイツなど
ドイツ(66.5%、95%>79%>69%<88%)
イラン(76.7%、96%>84%>59%<69%)
3週間前の数値を持っていないのだが、以下の国もこの範疇に入るだろう
ニュージーランド(70.3%、94%>66%>46%)
オーストリア(76.3%、92%>55%>41%)
逆にまだ拡大期にあると思われる国。該当する国は多いので代表的なところを挙げると、
米国(9.7%、104%<131%<197%<397%)
英国(0.6%、103%<136%<227%<477%)
スペイン(45.1%、102%<114%<120%<147%)
ロシア(7.4%、112%<252%<697%)
インド(17.8%、103%<155%<319%<1220%)
そして我が国はというと、日本も残念ながらこのカテゴリーだ。
日本(11.4%、103%<140%<299%<554%)
日本の収束への道のりはまだまだ長いと覚悟しなくてはいけない。STAY HOME
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