ベートーヴェンイヤーのCD全集
今や音楽はサブスクが主流、CDが売れなくなって久しいが、そんな逆境にあっても今年はベートーヴェン生誕250周年にちなんだ全集がいくつか出ている。(リンクはいずれもタワーレコード)
4 ナクソス90枚組
1のDGだけ枚数が多いのは、交響曲やピアノソナタそれに弦楽四重奏などで同じ曲に複数の演奏者のものが収録されていることに加え、DVDやブルーレイオーディオも含んでいるためだ。だからベートーヴェンの全作品を聴くにはCDが80枚から90枚あれば十分ということらしい。
実はベートーヴェンの作品集CDということで言えば数年前に買った50枚組のもの(DG)がある。
だが、全集もどれか一つくらい買ってレファレンス用に持っておこうと思ったのが今年の初めの頃のこと。
一番演奏が充実していそうな1のDG盤は、お高いし、あいにくもう既に持っているCDとかなり被るので見送り。4のナクソスは作品のカバー率は高そうだけれどアーティストに知らない人が多くて結局満足できなさそうでパス。それで店頭に出回るのも早くしかも安かった3のブリリアント盤を購入した。その時はワーナー盤が出ていることを知らなかったのだ。あとで2のワーナーを追加購入して、聴き比べの上ブリリアントのは手放すことにした。
というわけで今は気が向けばワーナーの全集から適当にCDをつまみ出しては無作為に聴いている。メジャーじゃない曲にもいい曲がたくさんあって、やっぱりベートーヴェンは偉大な作曲家だなと改めて思っている今日この頃なのだ。
| 固定リンク
「コンサート・CDなどの感想」カテゴリの記事
- コンサート余波(2022.09.04)
- プロムジカ使節団 第3回定期公演「文明開花vol.2 協奏曲の精華」(2022.08.02)
- 「斎藤秀範バロック・トランペット コンサート」(2022.04.07)
- エベーヌ四重奏団のベートーヴェン(2020.04.26)
- ベートーヴェンイヤーのCD全集(2020.04.13)
コメント