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2020/04/14

COVID-19について(その4)

今流布している仮説の一つにBCGワクチン(しかも日本株)の接種が新型コロナに対しても免疫力があるのでは、というのがあるが、それに加えて人種としてモンゴロイドは免疫力が高いのではという仮説について稚拙ながら検討してみた。

人口対比の死亡者数を国ごとに比較すると、なぜかBCGを接種していた国としていなかった国との違いが有意に明らかと言われている。具体的に数字で比較すると、ポルトガル5.2対スペイン38、アイルランド7.6対イギリス16.9、クロアチア0.6対イタリア33.8、など。(各数字は4/13現在の人口10万人あたりの死亡者数、前者は接種が義務の国あるいは最近まで義務だった国、後者は一定期間しか義務にしてなかった国。ちなみに米国は今まで義務だったことはなく、死亡者数は7.2人となっている)

でもそれだけでは、中国、韓国、日本など東アジアでの感染拡大のペースがスローなこと(一部集団感染した例を除く)の説明にはならない。ひょっとするとこれらの黄色人種は免疫性が高いのか?
とりあえず、人口10万人あたりの感染者数を見てみよう。欧州では一番高いスペインの364人を筆頭に、スイス302、イタリア263、フランス212、ドイツ157、イギリス134と軒並み100人以上であるのに比して、韓国20.6、日本6.0、中国5.8、台湾1.7と一桁台に収まっている。でもまあ、この数字はあてにならない。では死亡者数はどうか。同じく人口10万人あたり、スペイン38、ベルギー34、イタリア34、フランス23、イギリス17の欧州勢に対し、東アジアは中国0.2、韓国0.4、日本0.1、台湾0.03、とこれも桁が違う。我々の起源であるモンゴルに至っては感染者0.5人、死亡者0.0、つまりまだ新型コロナウィルスによる死亡は報告されていないのである。モンゴル最強!

面白いことにモンゴルから西に移住したフィンランドも死亡者数は少ない(スウェーデン9.2人に対してフィンランド1.0人)ハンガリー人も元はモンゴルだがここも1.1人だ。

別の観点から見てみよう。
BCG仮説の広がりとなったJ Satoさんの記事にもあったが、今最も困難な状況にあるNYで日本人の重篤化例や死亡例の話が聞かれないのも確かに不思議な話だ。
NYに住む日本人は52,000人、人口の0.3%だそうだ。一方NYにおける死亡者数はNYCの7,349人に郡部を加えるとNY州で9,967人(4/13現在)。住民数に比例して計算すると、NY州の死亡者の0.3%、つまり30人くらいは日本人であってもおかしくないのだが、そういうニュースは今のところあまり日本に届いていない。COVID-19に家族揃って感染したというNY在住の日本人の話(リアルでとても参考になった)は聞いたが、幸い自宅療養で無事に快復されたそうだ。
どこに住んでいるか、というよりも自分が何者かということの方が明暗を分けるのかも。

以上のことから短絡的に考えると、モンゴリアンかつBCG日本株を接種している我々は免疫力最高ということだろうか。
もちろんだからと言って気を緩めちゃいけないが。

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