ロマン派のレパートリー(その7 ショパン)
Frédéric Chopin (1810-1849)
ポーランドの作曲家、ショパンのオーケストラ曲もナチュラルトランペットで演奏が可能だ。オケの曲とは言ってもピアノ協奏曲(及びピアノとオーケストラの曲)だけではあるが。
・ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(1830)C/E
・ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.21(1829)B
・ポーランド民謡による大幻想曲イ長調 Op.13(1828)D
・ロンド「クラコーヴィヤク」へ長調 Op.14(1828)C
いずれの曲も2管編成でトランペットの譜面も古典派と同様の扱いだ。コンチェルトの1番の終楽章はE管で上のソの音(第12倍音)が頻繁に出てくるから音域的に少し高めだけれど、それ以外はいたって平凡。まあ、なんと言ってもどの曲もピアノが主役ですから。
ショパンの管弦楽曲を調べていてちょっとユニークだなと思ったのは、オーケストラの中にバストロンボーンを1本だけ入れてあるところ。これは2曲のコンチェルトもそうだし、「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22」という曲ではホルン2本とトロンボーン1本、ティンパニという組み合わせ(トランペットは含まれていない)だった。なぜにトロンボーン1本だけ?きっと佐伯さんだったらご存知なんだろうなあ。
譜例:ピアノ協奏曲第2番冒頭(スコア)
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