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2022年2月

2022/02/25

【Vn製作】第18回目 バスバー その6

・バスバーの仕上げ

前回、バスバーを接着してクランプを外した形がこちら。

Img_5483

位置決めに使っていた3つのコマを外し、ノミやミニカンナで成型をしていく。

モダンの場合、高いところで10-11mm、低いところで5mmなのだが、バロックの場合は高いところが7-8mm、低いところを3.5mmくらいまで削っていく。

Img_5484 Img_5485

出来上がったバスバーの最終形がこちら。

Img_5486

バスバーの上下の端も綺麗に切り落としておく。

Img_5489 Img_5490

これでようやくバスバーの完成だ! 

バスバーのところを持って表板だけのタッピングをすると「どーん」と深い音がする。
なかなかいい感じ。

(タップトーンについてはいろんな議論があるみたい。とりあえずこちらを参考までにリンクしておこう)

 

 

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2022/02/22

【Vn製作】第17回目 バスバー その5他 

・バスバーの接着

ようやく接着面が仕上がったのでバスバーを表板へ接着する。(クランプたくさん)

この写真では見えないが、クランプを組む際に表板の表面を傷つけないように、厚めの紙をクランプのあたる部分に噛ませている。

Img_5480 Img_5481

ついでに裏板と側板も膠付けしてクランプで固定。一晩置いておく。

Img_5482

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2022/02/18

【Vn製作】第16回目 バスバー その4

・引き続きバスバーの整形

チョークをつけては削り、つけては削り。
だんだん進んでいるのか、後退しているのかわからなくなったりする。
バスバーの傾きとかも考慮したりしていると、前には密着していたところが隙間ができたりしてなかなか厄介だ。

Img_5478

この写真で見ると左側(ネックに近い方)は概ねOKだけれど、右側の方が浮いている。

Img_5479

反対サイドから見ても、ネック側は問題なく、下側に隙間があるのがわかる。

実は、この隙間に関しては、バスバーにある程度のスプリングのような働きをさせて表板にテンションを持たせるために、意図的に端の方に隙間ができるように作るという話もある(モダンの場合は1-2mm、バロックの場合はそれより少なく)。というわけで、あまりぴったりするのも良くないのだ。

さじ加減が難しいが、これも全ていい音が出るようにするための工夫だから頑張らないと。

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2022/02/14

【Vn製作】第15回目 バスバー その3他

・引き続きバスバーの製作

だいぶいい感じになってきたけれど、もっと密着度を上げるため、小さなコマ3つで場所を固定する。
今後はここに置いて引き続きチョークで接着面を確かめつつ整形していく。

Img_5470 Img_5471

・ネックをつけるためのネジ穴開け

バロックヴァイオリンはネックと本体とを膠付けしたとにネジで補強することになっている。
そのためのネジ穴を先に開けておく。

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場所を確定して錐やネジ開けで作業。

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ずっとバスバーばかりやっていると根つめてくるのでこうした作業は気分転換になる。

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2022/02/08

【Vn製作】第14回目 バスバー その2

・引き続きバスバーの製作

表板との接着面がピタッとなるように削りこんでいく。
ちゃんと密着しているかどうかはチョークで確かめ、チョークがついていない部分をスクレーパーやミニカンナで慎重に削る。
Img_5469

バスバーを表板に当てて前後に1-2mm動かしてチョークがつくかどうかを確かめるのだが、表板は薄くてちょっとでも力を入れると歪んで本来密着していないところにもチョークがつく恐れがあるので、写真にあるように金属の枠で表板を固定して作業をしている。

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2022/02/04

【Vn製作】第13回目 バスバー その1

裏板、表板に一定の目処がついたので、今日からはバスバー(表板の裏側につける補強材)の作業に移る。
「バスバーは難しいんだよ」と師匠に脅され、ちょっと緊張するとともに時間がかかることもあらかじめ覚悟する。

バスバーの材質は表板と同じスプルース(トウヒ)、長さ25.5cmで、幅は厚いところで5mm、薄いところで4.5mm、高さは表板に接着した後に削って調整することになる。

Img_5463_20220323191401
表板の裏側の低弦(G線)の側、上から4cmのところに、やや斜め(表板の上部の中央部分からf字孔そば2mmくらい離した放射線の延長線状になるよう厳密に測る)にバスバーを置く場所を確定する。

Img_5468

今回製作するヴァイオリンはモダン仕様ではなくバロック仕様にするつもりなので、このバスバーはモダン楽器よりは2cmほど短く、高さも低く作らなければならない。

最初の表板の曲面に合わせてバスバーの側が隙間なくぴったりと着くようにバスバーを削ることから始まる(そしてこれがなかなか難しい)。

案の定1日では出来ず、次回以降への持ち越しとなった。

 

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2022/02/01

【Vn製作】第12回目 表板の仕上げなど

・表板の仕上げ

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細かい作業だけれど、ネックと接着する側板の部分を大きめのカンナで平らにしておく(台形)

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側板と裏板の仮接着(膠付け)。
これは後の作業で一旦剥がして本格付けするのであくまで仮止め。

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表板がいい感じに乗っかるかどうか試してみる。
ずれていたら悲劇だもんね。

Img_5465 

というわけで載せてみたところ。OKのようだ。一安心。

 

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