【Vn製作】第37回目 コマ
モダン用のコマとバロック用のコマとは微妙にデザインが違う。
上がモダン用、下が今回使用するバロック用。
でも上方のカーブなどは同じみたいだ。
これを成形するのだが、まずは足の部分がヴァイオリンとぴったりと接触するように削る。これが大事だけれどまた難しい部分でもある。
上には弦のための溝を掘る。溝の間隔はG線からE線までで34mm(ちなみにナッツは16.5mmだった)で、その間をコンパスを使って均等に3等分する。
コマができたらもうペグも作ったし、いよいよ弦を張ることができる。
この白木の状態で音を出してみた。
・・・ドキドキ・・・
思ったより豊かな音がする。ちょっと引っかかったのはA線の音がぼんやりしていること。
これはニスを塗ったらまた変わるんだよ、と師匠は言う。
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