思いつき話
「ナチュラルトランペットって難しそうだけど、なんで?」
と聞かれた時に、こんな答えだと弦楽器の人にはわかってもらえそうな気がする。
A:あのね、普通の(モダンの)トランペットは、例えて言えば、弦が5本くらい張ってあって、それを弓で弾くんだけど、開放弦以外の音を出すときはフレット付きの指板を押さえるわけ。
それに対して、ナチュラルトランペットは、指板は使わず全部開放弦で弾くんだけど、弦が12本くらい張ってあるのね。それで狙った弦を弓で弾くんだけど、弦がたくさんあるから間隔も狭いし、意地悪なことにそのうちの何本かの弦は調弦が狂っていて、それを正しい音程で弾くには弓を寝かせたりとか緩ませ気味にしたりとか、都度工夫しないといけないわけ。
それで比較したら、どっちが弾きやすい楽器かわかるよね。
こんな解説で如何でしょうか?