プロムジカ使節団 第3回定期公演「文明開花vol.2 協奏曲の精華」
連日の猛暑日の中、古楽アンサンブルの昼公演を聴きに池袋のとしま区民センターに行く。
駅から数分歩くだけで汗が噴き出すが、新しいホールの中は冷房も効いていて席に着くと公演前の静謐な感じにホッと一息つく。
コンサートの副題にある通り、プログラムはコンチェルトばかり4つで構成されていた。
・ヴィヴァルディ チェロ協奏曲 ハ短調 RV401(ソロ:山本徹)
・ヴィヴァルディ 「四季」より「夏」RV315(ソロ:池田梨枝子)
・アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ長調Op9-2(ソロ:新井豪)
・J.S.バッハ(圓谷俊貴編)イタリア協奏曲 BWV971(ソロ:圓谷俊貴)
どの曲もビビットで緊張感があり、緩急やダイナミクスも自在にうまくコミニュケーションがとれていてスリリングな演奏だった。
とりわけ真夏の最中に気だるい雰囲気たっぷりの「夏」の緩徐楽章はぴったり。
ぎゅっと凝縮した時間、いいもの聴かせてもらいました。
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