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2022年12月

2022/12/30

2022年の私的出来事

今年、自分にとって大きな出来事はなんだったろうかと振り返ってみた。

心情的に自分にとってインパクトの大きかった順に並べると、

1. バロックヴァイオリンを作った。
  昨年の12月から始めて7月に完成。富士見ヶ丘の工房に通ったのは40回を超えた。

2. ヴァイオリンのレッスンに通った。
  ヴァイオリンを作るだけではもったいないと思い、趣味として少しは弾けた方がいいかなと、4月から都立大学駅近くのヴァイオリン教室に通う。篠崎の教本第2巻の途中まで進んだところでヴァイオリンが完成、レンタルしていたモダンの楽器を返却するタイミングで教室自体は退会してしまったけれど。

3. 翻訳の仕事頑張った。
  月に平均すると70時間くらいは翻訳していた。コンスタントに仕事をいただけるのがありがたい。

4. 2ndに降りる。
  前の年に請け負っていた12月のクリスマス・オラトリオの演奏会。今までバロックトランペットを始めてから、ずっと1番を吹いていた(初体験のロ短調ミサの時は例外)が、自宅でさらっていてこれは体力的に無理だと判断し(今年前半の演奏の出来も不満足だったため)、1stを別の方にお願いし、自分は2ndに降りた。ずっと重圧に感じていたので、これが精神的にも良かったし、本番の出来も満足できるものだった。今後は無理せず演奏活動するのがいいなと思った演奏会だった。

5. 新型コロナウイルスに感染した。
  11月初旬に感染(第7波?)。ワクチンも4回打っていたし症状は軽くて助かった。

こんなところだろうか。

コロナの影響もあり、今年は5月にTGTの軽井沢合宿に参加した以外は全く東京を離れることもなかった。来年は遠出が増えそう(北も南も)なので楽しみ。


  

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2022/12/18

画期的な福音


この間ファミレスでゆるゆると本を読みながら、ふとこんなことを考えていた。

あると当たり前になってそのありがたみに気がつかなくなってしまうものだが、自分の人生で最も画期的だったことの一つに、数年前に受けた白内障の手術があるのではなかろうかと思った。何しろ小学校の低学年の時から視力は0.2以下。人生のほとんどの期間を0.01で過ごしてきて、メガネやコンタクトレンズが手放せない生活だった。

視力を回復させようと思って眼科医にレーシックの相談に行ったら、メガネ以上に視力を出すことができない(運転免許取得の0.7ギリギリ)と言われ、がっかりしていたら、「白内障も少しあるようだし、白内障手術なら視力回復できますよ」とのこと。
勧められるままに手術を受け、しかも(今は無理になったようだが)複焦点も保険適用可能ということで、以来、メガネの類のお世話になることなく快適な生活を送ることができている。

何かが失われると、そのことにずっと心痛むのだが、何かを与えられても、ありがたみを感じるのは一瞬であとはすんなりと忘れてしまう。
例えそれが画期的なことであっても。

視力に限らず、自分が今持っているいろんなことに感謝をしつつ生きていったほうがいいのでは、とコーヒーを飲みつつぼんやり思ったことだった。

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