カテゴリー「ヴァイオリン製作日記」の24件の記事

2022/04/05

【Vn製作】第23回目 表板の接着、テールピースの作成

前回作ったラベルも膠で貼り付けたので、いよいよ表板を接着してヴァイオリンのボディを作る。

表板の接着は、まず6ヶ所あるブロックの部分に膠付けし、それからその合間に膠を染み込ませていく。

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全部膠付けしたら余分な膠を拭き取り、しっかりとクランプで固定して一晩おいておく。

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今日はテールピースの作成も手がけた。ネックと同じ木材から大まかに切り出し、カンナで成形する。

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2022/03/29

【Vn製作】第22回目 指板の製作

キットについていた指板はモダン用なのでこれを使うわけにはいかず、バロック用の指板を作成することになった。

大まかな切り出しは師匠がやってくれたので、この表面に黒檀(突板、薄い板状のもの)を2枚貼り付ける作業から。

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突板を大まかに切ってボンドで接着してクランプで固定する。

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今日はそれ以外の作業としてネックのネジ止め補強と、ヴァイオリンの中に貼るラベルの作成をした。

ラッパのマークのシールが貼ってあるヴァイオリンも珍しいのでは。

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2022/03/15

【Vn製作】第21回目 ネックの接着

・ネックをボディに膠で接着する。(のちにネジで補強する)

膠付けする部分は木の小口(横断面)にあたるので、水分の吸収が良く、膠も2度塗りしたりしてたっぷりとつけてあげる。

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膠付けしたらクランプで固定して一晩おく。

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2022/03/08

【Vn製作】第20回目 ネックの角度調整

バロックヴァイオリンとモダンヴァイオリンとの違いはいくつかあるけれど、本体とネックの角度が違う(よりテンションを得るため、モダンの方が傾斜がきつい)のもその1つだ。

今回はその調整のため、ネックの本体との接着部分を多少角度をつけてカットする必要がある。
(写真の鉛筆で引いた線の部分。またこれに応じて底の面も角度調整しなければならない)

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この広い部分をカンナで平らにするのは結構難しかった。

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2022/03/04

【Vn製作】第19回目 ネックの成型

バスバーという大きな山を越えたので、気分も新たに別作業に取り組む。

・ネックの成型

今回は安直キットなのでネックも最初から切り出す必要はなくて、大まかな成型がなされているのを仕上げるだけだ。

キットに入っていたネックはこちら。

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主にヤスリを使って面取りしたり、スクレーパーで綺麗な曲線に仕上げたりする。

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黄金比率に従って渦巻きをいかに美しく作り上げるかは、きっと昔の(今も)名工の腕の見せ所だったんだろうと思う。
自分で木材を一から切り出したら不恰好になるに違いないが、今回は「なんちゃってキット」で申し訳ない。

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2022/02/25

【Vn製作】第18回目 バスバー その6

・バスバーの仕上げ

前回、バスバーを接着してクランプを外した形がこちら。

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位置決めに使っていた3つのコマを外し、ノミやミニカンナで成型をしていく。

モダンの場合、高いところで10-11mm、低いところで5mmなのだが、バロックの場合は高いところが7-8mm、低いところを3.5mmくらいまで削っていく。

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出来上がったバスバーの最終形がこちら。

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バスバーの上下の端も綺麗に切り落としておく。

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これでようやくバスバーの完成だ! 

バスバーのところを持って表板だけのタッピングをすると「どーん」と深い音がする。
なかなかいい感じ。

(タップトーンについてはいろんな議論があるみたい。とりあえずこちらを参考までにリンクしておこう)

 

 

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2022/02/22

【Vn製作】第17回目 バスバー その5他 

・バスバーの接着

ようやく接着面が仕上がったのでバスバーを表板へ接着する。(クランプたくさん)

この写真では見えないが、クランプを組む際に表板の表面を傷つけないように、厚めの紙をクランプのあたる部分に噛ませている。

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ついでに裏板と側板も膠付けしてクランプで固定。一晩置いておく。

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2022/02/18

【Vn製作】第16回目 バスバー その4

・引き続きバスバーの整形

チョークをつけては削り、つけては削り。
だんだん進んでいるのか、後退しているのかわからなくなったりする。
バスバーの傾きとかも考慮したりしていると、前には密着していたところが隙間ができたりしてなかなか厄介だ。

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この写真で見ると左側(ネックに近い方)は概ねOKだけれど、右側の方が浮いている。

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反対サイドから見ても、ネック側は問題なく、下側に隙間があるのがわかる。

実は、この隙間に関しては、バスバーにある程度のスプリングのような働きをさせて表板にテンションを持たせるために、意図的に端の方に隙間ができるように作るという話もある(モダンの場合は1-2mm、バロックの場合はそれより少なく)。というわけで、あまりぴったりするのも良くないのだ。

さじ加減が難しいが、これも全ていい音が出るようにするための工夫だから頑張らないと。

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2022/02/14

【Vn製作】第15回目 バスバー その3他

・引き続きバスバーの製作

だいぶいい感じになってきたけれど、もっと密着度を上げるため、小さなコマ3つで場所を固定する。
今後はここに置いて引き続きチョークで接着面を確かめつつ整形していく。

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・ネックをつけるためのネジ穴開け

バロックヴァイオリンはネックと本体とを膠付けしたとにネジで補強することになっている。
そのためのネジ穴を先に開けておく。

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場所を確定して錐やネジ開けで作業。

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ずっとバスバーばかりやっていると根つめてくるのでこうした作業は気分転換になる。

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2022/02/08

【Vn製作】第14回目 バスバー その2

・引き続きバスバーの製作

表板との接着面がピタッとなるように削りこんでいく。
ちゃんと密着しているかどうかはチョークで確かめ、チョークがついていない部分をスクレーパーやミニカンナで慎重に削る。
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バスバーを表板に当てて前後に1-2mm動かしてチョークがつくかどうかを確かめるのだが、表板は薄くてちょっとでも力を入れると歪んで本来密着していないところにもチョークがつく恐れがあるので、写真にあるように金属の枠で表板を固定して作業をしている。

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