カテゴリー「ヴァイオリン製作日記」の46件の記事

2022/07/22

【Vn製作】第44回目 完成!

前回着けた指板とネックの接着部分をヤスリなどで滑らかにし、油を塗って作業はおしまい。

コマを立て弦を張って完成したのがこちらの姿。

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白木のときに若干気になったA線のぼんやりとした音もちゃんと引き締まった。

週2回工房に通うこと44回、7ヶ月半で無事に完成!

色々苦労したところもあったけれど、いろんな発見や楽しさもあり、充実した体験となった。

完成を祝して師匠とビールで乾杯。

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2022/07/19

【Vn製作】第43回目 指板の取り付け

本体のネックを除く部分にニスを塗り終わったので、別々にしていた指板を再度取り付ける。

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今回は作業も少ないので早々とビール。

これがきちんと着いたら、ネックを仕上げて後は指板とネックのところに油を塗るだけだ。

次回で完成ということになる。

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2022/07/08

【Vn製作】ニス塗り

ヴァイオリンを工房から持ち帰って自宅でニス塗りをする。

これが結構難しい。

次の写真は3回目くらいかな。

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さらに次の日

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どうしても塗りむらができてしまう。薄いところは小さな刷毛で細かくニスを塗っていくのだが、それもピンポイントではなかなか思うようにいかない。濃すぎるところはエタノールで拭いたりして調整する。

結局全体としては7回くらいニスを塗ったが、最終的にかなり濃い目のヴァイオリンになってしまった。

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2022/07/01

【Vn製作】第42回目 ニス塗り

いよいよ本体にニスを塗る作業となった。もう最終段階だ。

まずは側板から

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木目に合わせて裏板は横に、表板は縦に塗る。

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これを毎回乾かしつつ5〜10回やるのだそうだ。

家でもできる作業なので、ニスの材料とともに自宅に持ち帰ってニス塗りを続けることとした。

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2022/06/21

【Vn製作】第41回目 塗装

コーヒーの次はウコンを塗るのだそうだ。これは1回のみ

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2022/06/17

【Vn製作】第40回目

指板の形を最終的に仕上げ。

鋭角や直線部分はキリッと仕上げないといけないんだと師匠に言われる。

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本体側はニス塗りの下準備として、まずコーヒーで着色する。
表板、裏板、渦巻きなど 全てに4回ほど塗る。

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2022/06/14

【Vn製作】第39回目

ニス塗りに備えて一旦指板を外す。

それぞれの接着面には板で養生をしておく。

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その後は本体の表面の仕上げやエッジのヤスリがけとか。

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2022/06/10

【Vn製作】第38回目

作成ノートには「ペグBoxの成形」って書いてあるんだけど、写真も撮ってなかったし、この日は一体なんの作業をしたのか、さっぱり思い出せず。

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2022/06/07

【Vn製作】第37回目 コマ

モダン用のコマとバロック用のコマとは微妙にデザインが違う。
上がモダン用、下が今回使用するバロック用。

でも上方のカーブなどは同じみたいだ。

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これを成形するのだが、まずは足の部分がヴァイオリンとぴったりと接触するように削る。これが大事だけれどまた難しい部分でもある。

上には弦のための溝を掘る。溝の間隔はG線からE線までで34mm(ちなみにナッツは16.5mmだった)で、その間をコンパスを使って均等に3等分する。

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コマができたらもうペグも作ったし、いよいよ弦を張ることができる。

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この白木の状態で音を出してみた。

・・・ドキドキ・・・


思ったより豊かな音がする。ちょっと引っかかったのはA線の音がぼんやりしていること。
これはニスを塗ったらまた変わるんだよ、と師匠は言う。

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2022/06/03

【Vn製作】第36回目 ナッツなど

だんだん細かいパーツの作業が増えてきて、そろそろヴァイオリン作りも大詰めの感が出てきた。

テールピースに弦を通す細い穴を4つ開け、反対側にはヴァイオリン本体と結びつけるエンドガット用の穴を2つ開けて太いガットを通して輪っかにする。

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指板とペグボックスの間にナッツと呼ぶ黒檀でできた小さなパーツをつけてヤスリで成形し、4本の弦のための溝を細い丸ヤスリで彫る。
この幅は一番低いG線と高いE線の間が16.5mm、そしてその間を3等分してD線とA線の位置を決める。

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前回作ったペグには弦を通すことができるように細い穴を開けてある。

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